元気ですか〜！？
どうも、ろけねおです。
今回読んだ本はこちらでございます。
督促OL 修行日記
ボクが勤めている会社には、カスタマーサポートがありまして、日々ウチの会社のサービスを利用した人からの電話やメールが来ます。
中には頓珍漢な問い合わせやクレームがあり担当の人が気の毒に思えることもよくあります。
電話でのやり取りの難しさというのをほんのりと知っている状態でこの本を読みました。
貸したほうが鬼
お金の貸し借りにおいて、借りてるほうが返さないから督促をしなければならなくなっているのに、督促する相手に怒ったり、キレたり、攻撃しようとしたりする借りた人がいるんですから、一体どうなってんのかな〜と思います。
金貸しを主人公にした物語を観ますと、お金を貸してるほうが悪い人のように描かれることが多いんですが、考えてみれば、鬼と言われる人がお金を貸してなかったら、借りてる人はもっとヒドい目にあってたわけですから、鬼どころか神なんですけどね。
鬼と言われるのは、取り立て方がエグいというのもあるんでしょうけども、鬼にならねばお金を返さない人がいるということでもあるので、やっぱり借りた人が悪いと思うんですがね。
ずいぶん脱線してしまいましたが、今回の本はそういう借金返済の督促をお仕事にしてらっしゃる女性のお話です。
コミュニケーションの肝
これは全ての接客業に当てはまる話ではないかと思いました。
ボクも仕事でお客様と話す機会がありますが、こういうことをもって早くから学べていたなら、お客様との距離感や信頼感は全然違ったものになっていただろうと思います。
督促というのは特殊な状態なのかもしれませんが、人と人の接し方の参考にもなります。
時には友達であっても言いにくいことを言わねばならないという、シチュエーションはあります。
相手のことを思いやる気持ちというのを、常に持てる人になりたいと思わされました。
ボクのようにコミュニケーションを若干苦手にしている人にはとっても参考になる本ではないかと思いました。
文章も読みやすいし、ところどころに笑いが入っていますし、楽しく学べる素晴らしい本です。
それではまた。
ありがとう！