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【読書感想文】 『間抜けの構造』 ビートたけし

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読ませていただきました本はこちらでございます。

間抜けの構造

ビートたけしという芸人さんも、北野武という映画監督も好きです。

だから、彼が生み出すものには興味が惹かれてしまいます。

いつもいつも楽しめているわけではありません。

むしろ、ボク的にはスベっているもののほうが多かったかも知れません。

それでもやっぱり好きである気持ちに揺るぎなく、また彼の作品を味わおうとするのでした。

そして今回はついに著書を手に取ったのでした。

期待し過ぎずに読もうとした

実はツービートの漫才は好きではありませんでした。

でも、タケちゃんマンは好きでした。

『その男、凶暴につき』を観て、たけしさんの映画が好きになってしまいました。

なのに、ここまでたけしさんの本をほとんど読んだことがありませんでした。

少し前に神保町の大きい本屋さんで、たけしさんの本を立ち読みしたことがあったような気がします。

なんて本だったかは忘れてしまいましたけど、それを読んだ時の印象が悪かったのです。

テレビで喋っている時の切れ味に比べると(近年のことではありません。近年はお喋りのほうも衰えがエグいです)本の面白さはずいぶん劣るな〜という印象でした。

それからいくつかの本が発売されて目には飛び込んでくるけど、手に取ることはありませんでした。

それでも今回読んでみようと思ったのは、期待し過ぎなければ問題ないだろうと考えてしまったからです。

「間」の大事さがわかる

「間」というのはあまりにも大きなテーマだったのかな〜と思いました。

なんだか薄味でした。

こうなるのなら、漫才の「間」とか映画の「間」とか、たけしさんが一流であると認知されている分野の「間」について、もっと濃厚な話が読みたかったです。

そして強く感じたのは、やっぱりたけしさんのお話は、文字で読むより喋りで聞いたほうが面白いということです。

同じ話でも喋りで聞いた時より面白味が半減してます。

そこで気が付きます。

たけしさんのお話が面白いのは、「間」の取り方の巧いからなのではないか、と。

文章では喋りのように「間」を活かすというのはかなり難しいことなんでしょう。

「行間を読む」と言うけど、文章の「間」は読み手に委ねられてるのかな。

ということは、面白くないのは、ボクのせい?

やっぱりたけしさんの著書から距離を置こうと決めました。

それではまた。

ありがとう!

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