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【映画レビュー】『映画 人間椅子 バンド生活 三十年』

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回観させていただきました映画はこちらでございます。

映画 人間椅子 バンド生活 三十年

ボクの大好きなバンドである人間椅子がな、な、なんと映画になりました。

最初は何の冗談だかと思ってしまいました。

いくら少しばかり人気が出てきたとはいえ、映画が作られるなんてことがあるように思えませんでしたから。

仮に、もし作られたとしても凄く限られた土地だけだろうから、きっとボクの住んでるところからはかなり遠くに行かねばならないんだろうと半ば諦めかけていました。

ところがどっこい、割と近めのイオンで観れました。

日常に人間椅子が入り込んでも大丈夫なくらい、人間椅子はメジャーになったんだな〜と思えて、大変嬉しかったです。

ゴリゴリのヘヴィメタルバンドがここまで日常に入ってくるようなことがあるなんて、全く想像もしていなかったので、素直に喜ぶことにします。

この映画を観て、ボクには3つ感情が渦巻きました。

だから、素直に楽しかったとか、面白かったとかそういう感じではなくモヤモヤっとしてしまいました。

羨ましさ

1つ目の感情は羨ましさです。

ボクも本当はもっともっとバンドを続けていたかったのですが、他のメンバーが次々とギブアップして、結局ボクだけになってしまいました。

新たなメンバーを探してバンドを続けるという選択肢もあったのかも知れませんが、他のメンバーはさておき、ギターだけはこの人に弾いてほしいという男がいたので、彼が引退を決めた時点でボクのバンドマン人生も終わってしまいました。

しかし、人間椅子はギターの和嶋慎治さんとベースの鈴木研一さんはず〜っと人間椅子をやり続けてきました。

ボクにもただ1人でいい、一緒に音楽を作ってくれる仲間がいればそれで良かったのです。

でも、残念ながらボクに人望がなかったために、誰もバンドを続けてくれませんでした。

和嶋さんには鈴木さんがいて、鈴木さんには和嶋さんがいたのです。

お二人は音楽だけで食えない時期が長らくありましたが、そんな仲間がいたから時代に流されず、自分たちの好きな音楽を作り続けてこれたのでしょう。

それがメチャクチャ羨ましかったです。

バンドで飯を食うためには、ただ音楽が好きで、それなり音楽を勉強して、楽器の腕を磨いて、ライブを重ねてということよりも、一緒に音楽を作れる仲間を失望させない音楽的センスを磨き、良好な人間関係を築くことに注力すべきだったと反省しました。

悔しさ

2つ目の感情は悔しさです。

羨ましさと理由はほぼ同じで、和嶋さんが鈴木さんと出会ったように、一緒にずっと戦ってくれる仲間を見つけられなかったことが悔しくなりました。

そして、ボクと同じ夢を観ることに魅力を感じてもらえなかったことが悔しかったです。

ボクと一緒に音楽を作ったのでは明るい未来が見えません、という感じだったんでしょう。

KENSOの「僕は自分の明るい未来が見えません」を考察する。

仲間に夢をもっと語ればよかったかな〜とか、こういうバンドになりたいんだとか、そういう話はそんなにはしなかったように思います。

それも今となってはなぜ熱く語らなかったのかと後悔しています。

嬉しさ

そして最後は嬉しさです。

これは単純にずっと昔から素晴らしいと思っていたバンドが30年経ってようやく日の目を見たということが素直に嬉しかったです。

ハードロックやヘヴィメタルというジャンルはそもそも日本のトップのバンドですらそんなに知名度がないでしょうから、このジャンルを選んでしまった時点で有名になるのは難しいのかも知れません。

多くのバンドが音楽性を変えたり、ビジュアルを変えたり、売れるために試行錯誤するものですが、人間椅子はデビュー時から一切ぶれない姿勢で音楽と向き合ってきました。

それが30年にしてようやく花開いたのです。

物凄く売れてるバンドからしたら人間椅子の活躍など取るに足らないものなのかも知れませんが。

去年のボクにこの事を話してもきっと信じないでしょうね。

実際、ライブに行くとボクと同世代の方もいっぱいいますが、若い人が増えてきたのが本当に嬉しくなったのを覚えてます。

おっさんのロックという認識だったのですが、若い人が聴いてもカッコいいと思ってくれたというのは嬉しかったです。

この3つの複雑に入り混じったモヤモヤした気持ちを抱えたまま映画館を後にして、しゃぶしゃぶの食べ放題に行きました。

1人で、です。

パンフレットを読み返しながら、お肉を食べながら、イオンの映画館で人間椅子が観られるなんて嘘みたいだなと思ってました。

今後もますます活躍して欲しいです。

それではまた。

ありがとう!

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