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【読書感想文】『国語算数理科しごと』岩谷誠治

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

国語算数理科しごと

小飼弾さんが勧める本というのをこれまで何冊か読んでみましたけども、自分のアホさ加減をこってり思い知らされることが多いのです。

だから、ここのところしばらくそこには触れないようにしてきたのですが、そろそろ大丈夫かなと、そこまで自分のアホを思い知ることもないだろうと思ったら、そうでもなかったです。

会計の基本について学べます

会計についてはよくわかってなくて、もうちょっと知れたら良いな〜といくつか読んでみたのですがどうにもピンと来ませんでした。

自分にはさっぱりわからないのかもしれないと諦めかけていたところで、この本に出会ったのでした。

小5の子供に会計の基本的な考え方を教えていく体になっているので、これ以上に優しく会計を解説している本はなかろうと仕上がりになっています。

イラストたっぷりでとても大人が読む本という感じではないのですが、その内容は凄まじく大人でした。

それだけにこれでイマイチ理解ができなかったら、自分が本物のアホだということを証明してしまうような気がして、ドキドキしながら読んでいました。

仕事は金を稼ぐためだけではない?

会計について解説するというよりも、タイトルからも推察できるかもしれませんが、【仕事】とは何であるかを教えるのに会計の知識を用いて説明しているという感じです。

その中で仕事というのはお金を稼ぐためだけにやっているのではないということを、子供に伝えたいという思いで、仕事について子供にキチンと説明していくという始まります。

これはすべてのサラリーマンがそういう気持ちで働いていますよね?という風に同意を求められるのですが、個人的にはボクの働いている理由は食うためだけです。

つまり、お金を稼ぐためだけにやっているのです。

それ以上に何も意味はありません。

読むのが苦しい

自分がしたいと思っていた【仕事】は出来なかったので、このままで食べていけないから、たまたま雇ってもらえたところで雇ってもらっているだけなのです。

そんなボクなので【仕事】については、ちびっこに語れませんね。

大半の人はお金を稼ぐためだけに仕事をしているものだと思っていたのですが、どうも世間はそうじゃないっぽいということを知り、ちょっと本を読むのに気が重くなりました。

そして、金だけじゃないと言い切れるところに、この主人公が金銭的に余裕のある暮らしをしてるんだろうな〜というのを感じてしまい、悔しいな〜という気持ちにもさせられました。

毎日ウチに帰って娘と【仕事】について語り合えるのもかなり余裕のある暮らしっぷりに感じて、読み進める度にどこか卑屈になっていく自分がいました。

内容が素晴らしいのに、会計についてこれほどわかりやすく解説している本はないと思うのに、感情がそれを拒否するのでした。

こんなに苦しい思いをした本はありません。

しかもその全ては自分の生き様のせいなのだから、どうにも出来ない、この思いをどうして良いのかわからない、モヤモヤっとしてしまったのでした。

小5がわかることがわからないアホさ加減

そういう精神状態ですから、読後、会計のことがやっぱりフワッとしか理解できてない自分がいました。

本当の小5の女の子がこれを読んで理解できるものなのかは知りませんが、理解できるだろうと思われるほど平易に書かれているはずです。

それがフワッとしか理解できないのです。

精神的にキツくなった上に、自分のアホさ加減を思い知ることになり、読後かなりしんどかったです。

それではまた。

ありがとう!

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