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【読書感想文】『パンツの脱がせ方』橘童夢

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

パンツの脱がせ方

アホなタイトルの本ですみません。

でも、読まずには居れませんでした。

タイトルはアホだけども中身はビジネス書

モテたい一心でついダウンロードしてしまいましたが、実にアホなタイトルです。

このタイトルのせいで中身もアホだと思われて損してるんじゃないかと心配になります。

この本の中にプラスのギャップを使って女性の採点方式を加点方式に変えてしまえというようなテクニックが出てきます。

タイトルの下品さもスタートはアホだな〜と思わせといて、中身は割合しっかりしてると思わせるプラスのギャップが働いて、今、コリャなかなかええ本だと思わされているのかも知れません。

にしても、とにかくアホが過ぎる気がします。

ボクは好きですけどね。

大体の内容は自己啓発系のビジネス書です。

今回は電子書籍なのでオモテで読んでてもこんなアホな表紙だとは気づかれません。

※ボクはKindleで電子書籍を読んでます。

仮にこれが紙の本だとしたら、通勤中にこの表紙の本を読むとか出来ないですね。

見た目で損しすぎてます。

奇しくもこの本の中には見た目の大事さを語っているのですが、お前の書いてる本の表紙をなんとかせえよとツッコミを入れたくなるのもまたこの本の魅力です。

恋愛ではなく人間関係の本

表紙から分かります通り、脱がせたいパンツを履いているのは基本的には女性です。

どうしたら快くパンツを脱いでくれるのかの話なのですが「パンツを脱ぐ」というのを「心の距離を縮めること」と解釈すると、これは何も恋愛のことだけなく、人間関係全てに当てはまるものなのです。

もちろん、女性特有のモノの捉え方や考え方に特化はしていますが、コミュニケーション術として使えるものが紹介されています。

たとえば外見を清潔に保つことで第一印象を良くしようとか、しっかり相手の話を聞きましょうとか。

当たり前と言ってしまえばそうなんですが、異性ならずとも良好な人間関係が構築できない人が、ましてやパンツなど脱がせられるわけがないというわけです。

アドラー心理学では悩みは人間関係からくるものだと言うておられます。

少しでも上手にコミュニケーションが取れるようになれば、多くの悩みは大体解決するそうですから、基本的なコミュニケーション術は身につけておいたほうが、生きていくのが楽になります。

つまり「パンツの脱がせ方」を読んで素直に実行すれば、女性からモテるだけでなくあらゆることが好転するのということなのです。

※残念ながらボクはまだ好転するには至ってません。

負えるリスクは全て負え

この本を読んで一番シビレた言葉が「負えるリスクは全て負え」という言葉でした。

例えば女性と知り合って、いくらか話して多少仲良くなったところで連絡先の交換という儀式が待っています。

モテないがゆえに、女性とどんなに楽しく会話出来ていても、連絡先を教えてくれるほどのことはないんじゃないかと考えてしまいがちです。

連絡先を教えてもいいと思っているくらいなら、向こうから聞いてくるだろうと思い、ただ待つだけになってしまうのです。

そして、待っても待っても連絡先を聞いてくれないから、やっぱり気に入られなかったんだな〜と勝手にショックを受けて、それ以上関係が発展することはなかったのです。

これを全くリストを負わない行為と呼ぶのです。

ハードルの高さを感じているのは何も自分だけではない、相手だってハードルの高さを感じているかも知れません。

本当は連絡先を知りたいけど断られたらどうしようという心の壁をお互いに感じている場合があるのです。

この断れるかもしれないというリスクは、男なら率先して負ってやれよ、というのがこの「負えるリスクは全て負え」の意味です。

リスクの向こうにしか幸せはないのです。

わかっていながらも、なかなかリスクが取れない自分に歯がゆさを感じながら日々を送っているボクにはガツンと来る言葉でした。

そのリスクヘッジとして、あっちこっちの女性にモーションかけとけというくだりは、なるほどというかやっぱりそういう軽さがモテるには大事なのなと関心しました。

アホなタイトルでアホな表紙ですが、わずかに55ページで大体の人はスッと読み切れてしまうのに、 内容は濃いといういい本でございました。

それではまた。

ありがとう!

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