好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【読書感想文】『ハンチバック』市川沙央

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

ハンチバック

正直なところ、ボクは障がい者との関わりを避けてます。

分からないからと避けないで、障害者のことを知っていただく取り組み

こういった取り組みをなさっている方々には申し訳ないんですが、どう接すれば良いのかわからないので避けてしまいます。

何もそれは障がい者に限ったことではないんですけど、余計にこじれるような気がしてしまい、なるべく距離を取りたいです。

単純にどう頑張っても障がいのある方の気持ちにはなり様がないというのがあるからです。

だから、24時間テレビをこれまで一切見てこなかったのも、それが最大の理由です。

どうしても、ただただ気の毒だと思ってしまうからで、そう思われるのも障がい者には嫌なことなんじゃないかと思ってますし、かといってそんな気の毒に思えてるなら助けるのは当然だと思われるのも違う気がするしで、距離を取ってしまうのです。

そんな中、今年の芥川賞の話でこんな記事を目にしました。

「怒りだけで書きました」芥川賞・市川沙央が贈呈式で語ったこと【全文掲載】

特に芥川賞や直木賞に興味があるわけではないので、今までほとんど読んだことないんですけど、この記事を読んでこの市川という人の書いたものは読まないようにしようと思いました。

それなのに読んでしまったのは、会社の同僚に勧められたからです

なんの本だったか忘れましたが、誰かに何かを勧められたら乗ったほうがいい、それで自分の世界が広がる、というようなことを読みました。

そうでもしないとおっさんになると好奇心が薄れてくるというのでどんどん世界が狭くなるな〜と思い、勧められてしまったので、気は進まなかったけども読んでみたい次第です。

前置き長くてすみません。

ただモヤモヤした

変な書き方になってしまうけど、自分は一体何を読まされているんだろう?という気持ちになりました。

これを読んで、ボクにどうしろと言うんだ?という、ただただモヤモヤとして、困り果てるというような感じになりました。

読んだところで、ボクのスタンスは変わりませんし。

基本的にはボクは読書で気持ちよくなりたいので、怖い話とか、悲しい話とか避けるタイプなので、しんどいな〜と思ってしまいました。

この本を勧めてくれた同僚は、心のキレイな人で接してると癒やされるんですけど、こういう人だとこのややこしく思える障がい者との距離感もきちんと整理がつくんだろうなと思えました。

でも、ボクはそこまで心に余裕がありません。

だから、読んだ後に同僚にもそのことを素直にお伝えしました。

同僚は「そうか〜」と少々残念そうでありながらも、理解を示してくれました。

心のキレイさを測られて、合格点には満たなかった感じですかね。

芥川賞

そもそも芥川賞というのがどういう作品を選んでいるのかを知らないというのも、この本を読むにあたってはまずかったのかな〜と思ったりしています。

いまさら聞きにくい…芥川賞・直木賞の違いって?~小中学生、高校生が応募できる文学賞も合わせてご紹介~

芥川賞(正式名称は芥川龍之介賞)は、1935年に芥川龍之介を記念して創設された文学賞のことで、新人作家による純文学の短編~中編作品のなかから選ばれます。

だそうです。

新人賞みたいなものだったんですね。

さらに純文学って何?となってしまいましたら、さらに同じサイトでこう書かれています。

「主に文章の美しさや表現方法の多彩さ(芸術性)に重きをおいた小説」

なるほど。

そもそもボクが好んでいるの純文学でなく、大衆文学のほう(直木賞)だったのか〜とここで初めて知りました。

単純に好みが違うんだから、仕方がないと行ったところでしょうか。

また、この本に「文章の美しさ」は感じなかったんで、上の贈呈式の記事によると「純文学じゃない」という批判があったそうですけど、それも分からなくないかな〜と思ってしまいました。

でも、表現方法の多彩さは感じましたね。

芸術性があるかどうかはちょっと疑問ですけど、新しいな〜とは思いました。

固有名詞が多くて読みにくい

ただでさえ、やや拒絶しながらの読書であった上に、初めて読む固有名詞が結構ありました。

それで話もあんまり頭に入ってこないのが苦痛でした。

気になるなら調べたらええやんってところなんでしょうけども、わざわざググってまでは知りたくないと思っちゃいました。

良くないですね。

せっかく読んだのだから、しっかり味わい尽くせば良かったかな、と反省しております。

Xでこの本のタイトルを検索すると、ボクのような気持ちになっている人がぜんぜん居ませんで、自分の心の狭さを痛感しました。

最初から最後まで、ボクにとってはただただしんどいものでした。

すみません。

それではまた。

ありがとう!

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