元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
ヤングライオン杯の優勝者がついに決定しました。全勝優勝で北村克哉選手ということになりました。
まさか全勝優勝なんてことになるとは思ってませんでした。
やっぱり年齢ですかね。北村選手は32歳になったばかり。ところが、現在新日本プロレスのトップにいるオカダ・カズチカ選手が30歳になったところです。早く上にあがるに越したことはないのです。
6人はそれぞれ個性的です
今のヤングライオンは本当に粒ぞろい。今の第3世代がヤングライオンの時の充実ぶりを思い出させます。ただ、その第3世代はプロレスを暗黒時代を呼び寄せてしまったんで、良いのか悪いのかよくわかりませんが、誰が誰かわからないということになるよりは良いんじゃないかと。
第1試合 八木哲大 vs 成田蓮
ボクが今のヤングライオンの中で一番注目しているのは成田選手です。彼が仮面ライダーが好きということで、ボクと話が合うかも知れないな〜ということだけではなく、センスの良さというかプロレス頭があるんじゃないかという動きをこれまで何度も見せているからです。
具体的にどこ?って言われても思いつかないんですが、普通の新人とは全然違う特別な何かを持っている気がします。
そんな成田選手でも15分フルタイムドローを上手く組み立てることは出来ませんでしたね。終盤のグダグダ感はキツかったです。でも、ベテランでもフルタイムドローをキチンとやれる選手なかなかいないので、気にしなくても良いです。
それは八木選手も同じなんですが、こちらはインディアン・デスロックからの鎌固めを見せたのに感激しました。あの技は実に新日本を感じさせますから、オジサンは単純に嬉しかったです。
第2試合 川人拓来 vs 海野翔太
海野選手は観るたびにたくましく精悍になっている気がしまして、良いですね。ヒザが良くないのは残念です。スピードが遅かったりやドロップキックの高さが低かったように思います。それじゃ川人選手には勝てませんね。
川人選手の動きはもうヤングライオンじゃない気がします。もっといろんな技にチャレンジして欲しいですね。
第3試合 岡倫之 vs 北村克哉
事実上の決勝戦です。岡選手への声援が多かったですね。岡選手はスリムになって精悍さが増した気がします。ミドルキックを出してましたね。いろいろ考えながら日々リングに上ってるんだろな〜って気がして、実に好感が持てます。
北村選手はもうずいぶんとやることが固まりましたね。こうなるとやっぱり強いです。
ただ、リズム感が悪いというか、間のとり方がヘタというか、成田選手とは真逆なところが気になります。もっと上の選手と当たることで改善していくかも知れません。見た目と使う技の説得力とか申し分ないだけに、とっても気になるところです。
優勝後はどうなるの?
さて、気になるのは北村選手はこれでヤングライオンは卒業。通常なら海外武者修行ということになるんでしょうが、年齢が年齢ですから、武者修行に行ってる時間がもったいない気もちょっとします。
ただジェイ・ホワイト選手がわずか1年で帰ってきちゃったので、このくらいの期間なら良いかも知れませんね。
いずれにしてもここからがスタートと言って良いでしょう。とりあえずYOSHI-HASHI選手あたりをサラッと倒して、上で戦える環境を整えてほしいものです。そして、2019年の東京ドームにはベルトに挑戦して欲しいです。
ま、NEVERなら、ヤングライオン杯優勝のご褒美として挑戦しても良いんじゃないですかね。詳しくは知りませんけど、もともとNEVERって若手のベルトだったんでしょ?
2012年10月5日、若手選手育成の為に若手選手主体で興行が行われるNEVERのリニューアルが発表され、それと共に同王座の設立を発表。
若手選手の育成を目的とした新世代育成プロジェクト。
やっぱり今のライオンズゲートと一緒ですね。せっかくいい若手がいっぱいいるんだから、ベテランでベルト回さずに若手に返してあげてください。
うしろ3試合について
メインの青柳優馬選手はなかなか良かったですね。さすがプロレス大賞新人賞だけのことはあります。永田裕志選手もいつも以上に元気いっぱい戦っていたように見えました。青柳選手を座らせてのキックの連打なんか良かったです。
でも、最後のバックドロップホールドはちょっと雑でしたね。永田選手はヘソで投げる型のバックドロップのナンバーワンの使い手です。かつてのナンバーワン、ジャンボ鶴田選手はフィニッシュのバックドロップは常に美しかっただけに残念。他団体の売り出し中の若手なんですから、もうちょっとしっかりと技を使ってください。
それに引き換え小島聡選手のほうは、あいかわらずフィニッシュの剛腕ラリアットはキチンと決めておられました。アッパースイングでフルスイングという本家スタン・ハンセンさんを彷彿させる見事なラリアットでした。
もう1つのタッグマッチは、現場の空気感で観ていたら楽しめたかも知れませんが、ワールドで見てる分には早送り対象でした。
中西学選手はもう早く動けないものだとばかり思っていたのですが、最後退場する時にお客さんとハイタッチを交わしていく場面で、結構スピーディーでした。
あんなに動けるならリングでも発揮して欲しいな〜と思いましたが、キャラクターを保つためにわざとスローに動いてたの?と思わせました。
北村選手にもこの時の中西選手のように覚醒して欲しいです。このあたりまでは良い感じだったと思うんですが・・・。
それではまた。
ありがとう!