元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
レッスルキングダム13のカードが決まりまして、大プロレス祭りはありますが、ほぼほぼ1.4まで試合がない感じで、ここからの時間はファンがああでもこうでもないと妄想をして楽しむ期間です。
ということで、今回はレッスルキングダム13のメインである、いやダブルメインの第2試合と呼ぶべきか、のケニー・オメガ vs 棚橋弘至のIWGPヘビー級選手権試合について妄想します。
イデオロギー闘争
僕は「イデオロギー闘争」という言葉を聞くとなんとなくワクワクしてしまいます。
僕は長州さん観て育ったから、イデオロギーなんて言葉聞くと、あんまり意味わからんけどワクワクしてくるのよ。だから、イデオロギー闘争はやって欲しい。
— ろけねお of プロレス (@locatedonneouni) 2018年12月18日
それはつぶやきましたけど、「イデオロギー」という言葉は長州力さんから教わったからで、「イデオロギー」はプロレス用語だとすら思っているのです。
イデオロギーなんて
極めて政治的な表現は
プロレスに似合わん
気もしてたけど理想の形って
人の数だけあると言えるでもあえて
彼らがそれを
批判し合うのもオツやなと
私は思ってました色んな意見を
実しやかに言うてた人も
感情空回りしてた人も次は1.4やで
素直に熱くなればええんや
(嫁)— タカモス&マコモス (@takamosu) 2018年12月18日
このツイートを読んで、そもそも「イデオロギー」って言葉は政治的な表現だったんか、と驚いた始末です。
「イデオロギー(ideology)」の意味を簡単にわかりやすく説明すると「思想や考え、信念や理念をまとめたもの」、つまり「概念の形態」となります。「イデオロギー」は論理的に一つにまとまった考えや思想の集まりを指し、それらの知識の集合体を意味する言葉です。
国会中継やニュースでよく聞く言葉だったんですね。
そこでケニーvs棚橋におけるイデオロギー闘争というのは、お互いのプロレス観の違いがぶつかっとると僕は理解しています。小難しいことはわかりません。どっちが正しいかはわからないけど、どっちに乗れるかで選んで、どっちかに付いて応援したり反対側に乗ったファンと議論したりが楽しいのだ、と思ってワクワクしてたのです。
だってそれがなかったら、ケニー選手が圧勝です。身体能力の高さや体力、スタミナに物を言わせるプロレスをさせたら右に出る者がいないのがケニー選手です。
かたや棚橋選手は見事に下り坂。どんなに贔屓目に見たってまともにぶつかって勝てる要素なんて皆無です。だから、イデオロギー闘争という思想と思想のぶつかり合いを提示して棚橋選手が勝てるかも?と思わせる雰囲気を作ってきたんじゃないかと思っていたのです。
つまりハイフライフローを何発も何発も発射してケニー選手を力で抑え込むのではなく、クルッと丸め込んで勝って、敗者がピンピンしてて、どっちが勝者かわからんみたいな結末になっても、これが棚橋選手のプロレスだ!と言い張れる下地を作っているんじゃないかと思っているのです。
ところが先日の後楽園ホールのメイン。
つまり、イデオロギー闘争はこの日、ケニーが新日本プロレスのリングに立ち、棚橋さん&オスプレイと死力を尽くした戦いを行ったことによりすべて解決した。
幸いなことに、1.4東京ドーム大会まで持ち込むことなく、最後の前哨戦でこの愚かな戦いを終えることができたのだ。
残されたのは、すべてを懸けて、全力で、魂で、試合をすることのみ。
デヴォンさんはこう仰っており、せやな、と思った方もたくさんおられたと思いますし、僕も思っちゃいました。
そして、イデオロギー闘争が終わって良かったと、多くの方が幸せに浸れたのでしょう。
でも、僕はこの試合の感想を凄かったけど面白くなかったと書きました。
僕はやっぱりイデオロギー闘争が観たかったのです。それが終わっちゃった気がしたから面白くないな〜となってしまったのです。イデオロギー闘争が終わったら、完全にケニー選手の土俵です。棚橋選手はケニー選手にグチャグチャにされるためだけにドームのリングに立つんかい?と思っちゃったのです。
そんなに棚橋選手が好きだというわけではないのに、一方的にやられてしまうのはどうしても許せん、という気持ちになってしまったのです。一方的にやられないかも知れませんがね。
12.15のマイクでケニー・棚橋のイデオロギー闘争が終わったみたいな雰囲気あるけど、どうかなぁ
今までの「ケニーから新日本を守る棚橋の戦い」って構図が、あの試合・マイクで崩れたワケで。
むしろ、ケニーの得意とする「ベストバウト」を競う戦いに、棚橋が引きずり込まれた形じゃないかと。— HIROSHI@全力※投票企画実施中! (@full_power0215) 2018年12月18日
僕もこの方のおっしゃる通りだと思います。かなり棚橋選手が不利になったと考えています。
ケニー・オメガが嫌い
この試合、どっちが嫌いかと言えばケニー選手のほうが嫌いです。より嫌いじゃないほうに勝ってほしいというのが正直なところです。しかもレッスルキングダム13を最後に、ケニー選手には新日から離れて欲しいってくらい嫌いになってます。
様々な事情があるにせよ、IWGPヘビー級チャンピオンがほぼ全戦でないシリーズが存在するというのがまずダメです。出られなかったのか、出なかったのかは知りませんが、それを許した新日本プロレスにもガッカリです。新日からすればチャンピオンがいなくてもしっかりお客さんが入ってるんだから、良いんでしょうけど、実際ケニー選手がいないということの寂しさは僕的には全然ありませんでしたし、試合内容も大変充実しておりましたから問題ないわけです。
だけど、IWGPヘビーのチャンピオンがいなくてもいいって状況、いなくても成立するという状況は、古い考えなのかも知れませんが、新日として良いことではないと思ってしまうのです。
さらには、飯伏幸太選手への過剰な愛情表現が、ちょっと気持ち悪いって思ってしまうんです。
もうすっかり男同士の恋愛が認知されておりますが、男同士がイチャイチャしてるところを見せられるゾッとしてしまいます。
たとえば男色ディーノ選手を観ても、
ゾッとしないんですがね。ケニー選手と飯伏選手がイチャイチャしているのは、なんかイヤなんです。
よくよく考えたら、これは男同士だからというわけではなく、リング上に恋愛を持ち込まれるのが苦手なんです。Cody選手とブランディさんみたいに夫婦だったら別になんとも思わないんですがね。ま、本人たちは友情なんでしょうけどね。
だから、ケニー選手にいつまでもIWGPヘビー級ベルトを持っていてほしくないと思ってしまうのです。それにゴールデン☆ラヴァーズをしっかりやってもらうほうがIWGPタッグの価値も上がりそうだから、良いと思います。
THE CLEANERの頃のケニー選手は好きだったんですが、ベストバウトマシーンになってから、苦手になってしまいました。
棚橋のTHE ELITE入り
ということで、棚橋選手が勝ってIWGP王者になるというのが理想的な展開だと思っているわけですが、問題はIWGP王者になった後でございます。
チャンピオンになったからって急に体力が増すわけじゃないので、次々と現れる挑戦者を退けるのは、毎度毎度キツいには違いありません。そこで棚橋選手には負けそうで負けないかつてのNWAのチャンピオンみたいな、こずるいチャンピオンになって欲しいのです。
そのためには正統派ではしんどいということで、以前から言っているように棚橋選手にはぜひともヒールターンをしてもらいたいのです。そして、このドームのメイン終了後でのヒールターンこそ、最後にして最大のターンチャンスです。
棚橋選手を中心にした新しいヒールユニットを作るにも、BULLET CLUBと鈴木軍という黒いをイメージカラーにしたヒールユニットが2つもあるし、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンも微妙なラインですがヒール寄り、CHAOSはもうほぼベビーですけど一応ヒールということで、ヒールは渋滞してます。
よってもう新たなユニットはいらんのです。さ、どうしよう。そう考えたら、これは棚橋選手がTHE ELITEに入ったら良いんじゃないかと考えた次第です。THE ELITEのリーダーであるケニー選手を倒して、IWGPヘビーを獲ったんだから、THE ELITEの特別顧問みたいな形で入ったら良いんじゃないでしょうか。
ゴールデン☆ラヴァーズと棚橋選手のトリオなんて結成されたら、ワクワクしませんか。
この影響で新日本隊とCHAOSは合併して、正式にオカダ・カズチカ選手が本隊のトップという形になれば良いんじゃないかと思います。オカダ&棚橋というタッグは、僕にはそんなに魅力的に映りませんでした。やっぱり相対して欲しいとタッグを組んだことで余計に思いました。そうなるとCHAOSというユニットがなくなっちゃうことになるのですが、それはまたいつか中邑真輔選手が新日に帰ってきた時に新生CHAOSを立ち上げたら良いんじゃないかと思います。
ということで、レッスルキングダム13のメインでは棚橋選手が勝ってIWGP王者になります。楽しみにしましょう。
それではまた。
ありがとう!