元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
週末ですね、いかがお過ごしですか?
久しぶりに増刊号も出たそうですが、そちらは読んでおりません。
通常の週刊プロレスを読みました。
個人的には増刊号の表紙よりも通常の表紙のほうが好きです。
というか、どちらも同じような写真を表紙に使うなんて、どうなんですかね。
さて、その通常の週刊プロレスの記事に女子プロレスの新組織?が発足に至ったというのを読みました。

コロナ禍に立ち向かう女子プロ共闘組織
コロナの影響で、試合が出来なかったり、試合をしても人が入らないので実入りが少なくて、団体の存続が危ぶまれるということでみんな集めてやったらええんやないの?というのが、どうもこの組織の発足理由のようです。
頭に「コロナ禍に立ち向かう」なんてありますけども、これじゃあコロナが終息したら組織は解散のなるのかえ?と思っちゃいます。
出来ればず〜っと継続して何なら一つの団体になったほうが良いんじゃないかとも思います。
我らがスターダムも加盟しているということで、そこに取り込まれるとスターダムがなくなるということにもなってしまいかねないので、スターダムに関しては協力団体ということにしておいて欲しいです。
女子に限らず男子の団体も、たくさんあります。普通に試合ができさえすれば、なんとかやっていけるという状況だったからたくさんの団体ができたんだと思うのですが、普通に試合ができなくなりました。
しかもコロナの影響はしばらく続きそうですし、今の感じが普通のことになってくるかも知れません。そうなると、男子もまた団体存続が厳しくなるところも出てくるでしょう。
これが上手くいけば男子のほうも一致団結してこの難局を乗り越えようという雰囲気になるでしょう。
しがらみがあるとハッキリ北斗さんもおっしゃっているので、なかなか続けていくのは難しいのかも知れませんが、多くのファンも期待しているはずです。
是非とも上手くいって欲しい組織だと思いました。
対抗戦はない
インタビューの中にも少し話が出てきますが、中心人物である北斗晶さんがバリバリの現役だった頃、女子プロレスは空前のブームを迎えておりまして、東京ドームで試合をしてたりしたのです。
それまでの女子プロレスのブームと言うとビューティーペアとかクラッシュ・ギャルズとかスター選手が出現してそのスターの輝きのみで爆発したような感じでした。
ところが90年代のブームはちょっと違いまして、団体対抗戦をガンガンやりまして、夢のカードをどんどん消費することにより爆発したものでした。
だから、本来特別なことであるはずの団体対抗戦が普通になりまして、対抗戦のない通常の大会ではお客さんが入らないということが起きたそうです。
まるっきり『チーズはどこへ消えた?』状態でした。
※お読みになっていない方はぜひお読み下さい。
ここにはまだまだチーズが残っていると食いまくり、先のことを考えて他の場所へチーズを探しに行かなかったから、ついにチーズを食い尽くし路頭に迷うということが、女子プロレス界で起こったのです。
そこで各団体の提供試合で構成するということで、これはかつて週プロが主催で東京ドームで開催された『夢の架け橋』方式であるのも面白いなぁと思いました。
これは団体単位で試合をすることで、仮にある団体にコロナ感染者が出ても、その団体だけ休んでもらえれば良いので、興行自体は中止にしなくて良いというということもあるそうです。
でも、対抗戦を擦りに擦りまくって使い切ってしまった歴史が提供試合という形になったのではないかと思いました。
レベルの底上げになる
試合順とかで揉めたりするかも知れませんが、いろんな団体が横並びでお客さんに提示されるわけですから、自ずと団体間の実力差、レベルの差というものが見えてきます。
場合によってはAという団体のファンがBという団体のファンになってしまうということもあるでしょう。
そこは実力の世界ですから、そういうことも致し方ありません。
切磋琢磨して「形を変えた対抗戦」によって淘汰されることは、女子プロレス界にものすごく良いことだと思います。
それによって女子プロレスのレベルも底上げされるはずです。
少し前に久しぶりに観た女子プロレスは、顔面偏差値は上がってもプロレスのレベルは下がっているように思いました。
ほとんどの団体を観たことがないのですが、最大手と言われるスターダムがそんな感じであるということは、他はもっとレベルの低いものが提供されていることでしょう。
なので、この組織によりグッとレベルが上がれば、もっともっとお客さんを呼べるものになるのではないでしょうか。
本当に素晴らしいことだと思いました。
ちなみにこの組織のロゴのデザインは傘連判状をモチーフにしたそうですが、ボクは「傘連判状」というものを知りませんでした。
農民たちは、団結を固めるために、一揆の仲間からぬけないという誓いを立てて、傘連判状をつくりました。
連署人が平等に団結する意志を強調する場合に使う形式。円(つぶら)連判
だそうです。
それではまた。
ありがとう!