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【NJPW】新日の未来は明るい:辻陽太 vs 上村優也 3連戦 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

先日『Road to レスリングどんたく』の開幕戦の第1試合を観て、涙ぐんでしまいました。 

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Road to レスリングどんたく

ここのところ、歳のせいか、やたらと涙もろいのですが、感動の涙というのはストレス発散になりまして、たいへん気持ちが良いわけです。

先日の試合は悔し泣きでしたが・・・。

また泣きたいと思い、ワールドで群馬大会と山梨大会が観られるようになっておりましたので、取り急ぎ第1試合だけを観ました。

辻陽太と上村優也

1年間決着つかずの状態できて、1年経ったところでまず辻選手が勝ちました。

辻陽太 vs 上村優也
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

※こちらは開幕戦の結果です。

やっぱり体のデカいほうが優遇されるのかと、上村選手が技術で魅せていたので、たいへん悔しい気持ちになりました。

気になってスペックを見てますと、

辻陽太
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こちらが辻選手。182センチの91キロということですが、見た感じ、体重に関しては今ではもっとありそうですね。

上村優也
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

そして、こちらが上村選手ですが、180センチの82キロということで、身長では2センチしか違わないんですね。もっと差があるように見えてました。

辻選手が開幕戦後に

辻「上村! お前と俺の闘いは今日で終わりじゃない。今日は俺が勝った。俺が先に勝ったことは事実だ。でも、まだ終わりじゃない。何年後、何十年後かもしれない。何年かかるかわからなけど、俺とお前で新日本を盛り上げていく。ドームのメインイベントのリングに2人で上がろうぜ」

このようなコメントを残しているのですが、上村選手とは体格差があり過ぎだし、上村選手は将来ジュニアだろうと思っていたので、これはしんどい夢だな、と思ってしまってました。

でも、スペックではわずかに2センチしか身長が違わないんだったら、今後もっと身体がゴツくなったらヘビーでも充分行けそうな気がしてきて、ドームのメインも夢じゃないかも、と思えるようになってきました。

そうなると、2人の応援にも力が入ります。

4.14群馬大会観戦記

さて、群馬大会。たった1勝されど1勝でした。辻選手にかなりの余裕が見て取れました。序盤は上村選手のレスリングテクニックにコロンと転がされている感じでしたが、それもコントロールされてしまっているというより、後で全部ひっくり返してやるから、どんどんと攻めてこいと、懐の深さを示しているような気がしました。

しかもフィニッシュが逆エビ固めと決まってるからなのか、辻選手は腰への一点集中攻撃をスタートします。

辻陽太のキャメルクラッチ
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

まるでチャンピオンの戦い方じゃないか。このキャメルクラッチを皮切りに、ショルダースルーに、腰へのエルボーと腰にダメージを蓄積させていきます。ショルダースルーに腰へのエルボーなんて、かつて全日本プロレスで菊地毅選手をいじめる時のジャンボ鶴田選手の戦法ですよ。

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リングの中央にどんと構える姿とか、そうか、辻選手は新日のヤングライオンでありながらジャンボ鶴田的なんだな、と思わせました。そうそうキャメルクラッチに入る時もしっかりリング中央に移動してからやりました。ガムシャラに戦っているのではなくちゃんと周りが見えているのがわかりました。

かたや上村選手もやられっぱなしではなく

上村優也のドロップキック
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

見事なドロップキックを決めてました。高いです。ウエートが重くなってもこの高さを維持して欲しいです。ただ体格差でそう見えるだけかも知れませんが、上村選手のほうが余裕がないように見えます。ヤングライオンだから今はそれで良いんですけど、辻選手が先に1勝を上げたのは周りがちゃんと見えているかどうかが理由だったのかなと。

結局、この試合は上村選手が勝ちまして対戦成績はイーブンとなりました。

上村優也の逆エビ固め
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

このときの逆エビ固めは普通に決めてから、一旦立ち上がって相手の腰にヒザを当ててシャチホコ固めみたいに極めてから、再び逆エビ固めに入るという工夫がありました。上村選手もいろいろ考えてリングに上っているんだな〜と思えて、良かったです。

勝った瞬間、ホロッとしてしまいました。

4.15山梨大会観戦記

続きまして、山梨大会。開幕戦と同じくリストの取り合いからスタートしたのですが、ここでも辻選手の試合運びの上手さが光ります。

辻陽太のトーホールド
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この試合では足を中心とした攻撃をします。トーホールドからリングに叩きつけるニークラッシャー、片逆エビ固めで足を極めにいったりと、丁寧に足に的を絞ります。

さらに体を活かした攻撃は、パワーファイターにありがちな、よく言うとワイルドな、悪く言えば雑な攻撃ではなく、丁寧に的確に決めていました。

辻陽太のアバランシュ・ホールド
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

そしてなんと言っても表情が素晴らしいですね。上のトーホールドを極めてる写真をご覧ください。いい顔です。

良いギターリストはよく顔で弾くと言われますが、良いレスラーも顔で試合すると思ってます。そういう意味では辻選手は、良いレスラーの素養があるということでしょうか。意識してやっているなら、なお良しです。

試合運び、技のチョイス、表情と揃ってれば、上村選手より先を走ってしまうのも仕方がありません。このシリーズでの対戦成績はおそらくイーブンで落ち着くでしょうが、現時点では僕が観たところ、辻選手のほうが上です。悔しいですが。

上村選手も黙って負けちゃったわけではありません。テクニックで応戦します。

上村優也の後方回転エビ固め
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この後方回転エビ固めは上手に決められませんでしたが、こういうチャレンジはドンドンして勝ちパターンを増やすことで辻選手に並んで欲しいです。

ヤングライオンがこれほど質が高いということは新日本プロレスの未来は明るいということです。これからもこの2人の戦いを見守っていきます。

それではまた。

ありがとう!


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