元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
少し更新が遅れてしまいました。すみません。
先日、威勢のいいプロレスラーのツイートを見かけました。
金髪君が全日本プロレスで何かを得る得ないは僕にとってはどうでもいい話。
とにかくよくわからん団体のよくわからんやつが全日本プロレスで修行して強くなりました!!地元をもっと盛り上げるぞ!!なんてうまくいくと思うなよ。
記録にも記憶にも残せず地元に帰ってもらいます。#ajpw#青柳亮生 https://t.co/COBDxJHcW3— 青柳亮生 (@atsuki_aoyagi) December 11, 2019
一体何があってこういう事になったのかはよくわかりませんけど、先輩のレスラーに食って掛かっているようです。
twitterで変なことを言ってしまうと、必ず良識を問う方が出てきます。話題になり過ぎると炎上します。
これはダレノガレ明美さんが最近、炎上した件ですけど、これは「認識が間違ってますよ」と教えてあげれば済むことなのに、多くの人が怒ってます。
青柳亮生選手が威勢のいいことをツイートしたら、やっぱり先輩を敬えとか、全日本プロレスのコンプライアンスがどうしたとか、言い出す人がいました。
それはそれで何も間違っていませんが、青柳選手はプロレスラーなのです。twitter上でもプロレスをしてるんですよ。プロレスをしてるのに、常識や良識を問うのはどうなんでしょう?プロレスファンだから、青柳選手のツイートに返信したはずですよね?
こんなことで必死にプロレスをしている若者の芽を摘むようなマネはやめて欲しいです。プロレスを知らない人ならまだしも、プロレスファンなら、この若者をホメてあげて下さい。
ということで、思わぬきっかけで青柳選手を知ったわけですが、
デストロイヤーの記念大会でタイチ&金丸にボコられてた若手だよね?
— 詫助 (@WabiskeTsubaki) December 12, 2019
このようなツイートをいただきまして、この選手の試合が観られるじゃないか、と知りまして観てみました。
デストロイヤーには何の思い入れもないので、メモリアル・ナイトと銘打たれた大会には全然興味がなかったのですが、観てみることにしました。
3試合ピックアップして、感想を書きます。
青柳優馬&青柳亮生 vs タイチ&金丸義信
まずは観るきっかけを作ってくれた青柳選手の試合です。
青柳という選手が全日本プロレスには2人もいたんですね。ボンヤリと頭に浮かんでいたのは優馬選手のほうでした。
先日買った週プロの選手名鑑を見てみますと、今年デビューで、まだ1年未満の選手ということに驚きました。しかも、優馬選手と兄弟だったんですね。
さて、確認してみますと、教えていただいた通り亮生選手はしっかりタイチ&金丸にボコられていました。1年未満ではどうしようもありません。特に金丸選手は若手をあしらうのが抜群に上手いですから、こうなってしまいます。
亮生選手の各種ドロップキックは身体が伸び切る前に当たってて、もったいないですね。
あんなに高く飛べるんだから、上手く当てられたら売りになるはずです。また、ハンドスプリングからのエルボーという、新日のヤングライオンでは絶対やらない技も出してました。この技は素晴らしいので、もっともっとスピーディに決められるように磨いて欲しいです。
逆にお兄さんの優馬選手ですが、もうちょっと上手いかと思っていましたが、全体的にリズム感が悪い印象を受けましたね。タイチ&金丸なら多分リズムを合わせてくれているとは思うのですが、半拍ずれてるって感じの攻防でした。
新日と全日の違いかと一瞬思ったんですが、タイチ&金丸は両者とも元全日本ですから、むしろ合わせやすいはずなんですがね。
もしかしたら弟さんのほうが将来伸びるんじゃないでしょうかね。
選手よりもレフェリーの働きの緩慢さにイライラしましたね。こんなに動けないレフェリーじゃ面白くなる試合もつまらなくなってしまいます。
諏訪魔&近藤修司 vs 鈴木みのる&太陽ケア
続きまして、この試合です。
太陽ケア選手ってまだやってたんだな〜と、今どこの選手なんだろ?とまたしても選手名鑑を見てましたら、『王道』という団体でした。たしか、曙選手の団体だったかな?
活動休止中だったんですね。めげずに頑張って欲しいですね。
さて、試合はあんまり面白くなかったですね。ここのところ、諏訪魔選手の出てくる試合で面白かったことがないので、僕の中で諏訪魔選手の期待値はほぼほぼゼロです。よってちょっとインパクトがあると諏訪魔選手は良かったな〜と思えるはずなんですが、みのる選手の動きが良過ぎて、モタモタした悪い意味での全日的な選手に見えました。
諏訪魔選手ってスペックだけを見ると188センチの120キロとかなり身体が大きい部類の選手のはずなんですが、みのる選手と並ぶとそんなに大きい感じがしません。逆に近藤選手はスペックよりも大きく見えて、バランスが取れてるように思えます。
それと諏訪魔選手は身体の割に手足が細く見えるのも気になりました。ダブルチョップとかラリアットとかパワーファイター的な技を使ってますが、なんとなく似合わない気がします。ジャンボ鶴田さんの体つきを思い出しました。
バックドロップホールドがフィニッシュだったこともあって、鶴田さん的に見えたのかも知れませんが、諏訪魔選手のバックドロップは相手を側面からマットに叩きつけるような長州力スタイルバックドロップに見えたのが面白かったです。
鶴田さん的なバックドロップなら相手は真後ろに叩きつけられます。たまたま今回のが形が崩れただけで、いつもは真後ろに投げるものだったかも知れませんが、だとしたらフィニッシュホールド(たぶん)なんだし、もうちょっと丁寧に繰り出してほしかったようにも思います。
近藤選手の瞬発力は魅力的ですね。新日のリングで鷹木信悟選手と闘って欲しいです。
武藤敬司&獣神サンダー・ライガー&宮原健斗 vs SANADA&KAI&BUSHI
最後はメインのこの試合です。
この試合は面白かったですね。
KAI選手がいい味出してました。ロスインゴの中に1人組み込まれたら、そうなっちゃうわな、という展開でした。でも、技を繰り出したら一つ一つキレイに決めてて、あんまり良く知らないんですけど、いい選手なんじゃないかと思いました。
でも、なんと言ってもこの試合は宮原健斗選手ですね。
とにかく目立ってやろうというのが全面に出てて、かなりウザかったです。ちょっと静かにしろよっていいたくなるくらいにず〜っと声を出してて、出てきても控えに回っても、とにかくみんな俺を見ろって感じで面白かったです。
相手をトップロープに引っ掛けて、相手の背中にドロップキックをするYOSHI-HASHI選手のやるムーブをやってまして、ふと、遠くから観れば宮原選手とYOSHI-HASHI選手はちょっと似てるかも知れないな〜なんて思いました。
ただ、スゴくアグレッシブで元気で、同じことをやってもこれだけ輝けるんだから、YOSHI-HASHI選手もやり方次第で輝けるはずだと思わせました。
宮原選手は決して身体は大きくありませんし、身体能力も特別高いとも思いません。同じくらいの体つきであるSANADA選手と比べると、その動きは見劣りします。でも、目を引くのは宮原選手のほうなんです。ついつい目で追ってしまうのは宮原選手なんです。
これが団体トップのベルトを持っている選手ということなんでしょうかね。
最近、YOSHI-HASHI選手はよく声が出ているので、もしかしたら宮原選手を参考にしてるんでしょうか。ならば、YOSHI-HASHI選手が一皮むけるのは、もうすぐかも知れません。
序盤の武藤 vs SANADAは見ごたえありました。グラウンドでは負けないという武藤選手の意地を見た気がします。
終盤にSANADA選手の武藤選手的ムーブ(フワッと飛んで空中で体を伸ばすプランチャと持ち上げて一旦空中で相手を静止させてから落とすバックドロップ)を武藤選手の目の前で見せましたが、武藤選手はどんな気持ちになっていたのでしょう。
あれ、俺の技だよ、とか言ってるんじゃないかと、気になってしまいました。
最後は足四の字固めの3重奏。武藤選手が次々とドラゴンスクリューで回してからの3重奏でした。BUSHI選手だけがちゃんと回れませんでした。その前の毒霧もグズグズでした。大丈夫か、BUSHI選手。
それではまた。
ありがとう!