元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
おなじみ『最強レスラー数珠つなぎ』の読書感想文です。
でも、今回はプロレスラーではないので、ごくカンタンになります。
佐山さんの話
今回はプロレスラーではなく、キックボクサーの藤原敏男という方です。ボクはキックボクシングには何の興味もないので全く知りませんでした。
武勇伝が数しれないほどあるそうですが、昔のキックボクサーとか、ボクサーにはそういう人多いでしょ?
知らないおじさんの武勇伝なんて興味ないです。
冒頭、佐山サトルさんについてお聞きなっている著者さん。せめて「強さ」について聞いて欲しいところです。それがテーマなんだから。
佐山サトル本が作りたいなら、最初からそうすれば良いのだが、もういろいろ出てるし、よっぽど面白い話が引っ張り出せないとしんどいですぞ。
佐山女子会やるくらいだから、聞きたくなるのは仕方がないとして、それは本に載せなかったら良いのに、と思いました。
1日10時間の練習
藤原さんがどんな選手だったのかはさっぱりわからないのですが、1日10時間練習していたそうです。その理由が面白い。
サラリーマンは8時間、もしくは残業して、9、10時間働くでしょ。プロはお客さんからお金をもらって、一流の技、試合の醍醐味を見せるんだから、サラリーマン以上にやるのがプロ。
格闘技を仕事にしているということは、労働基準法に則って1日10時間練習するのは当たり前という感覚なのです。2時間多いけど。
どのような練習をしていたかというと基礎体力を何時間もやってから、うまくなるための稽古をして、強くなるための稽古をして、夜になったら、スパーリングでその日練習した技術の確認をするということをしていたそうです。
一流の方というのは、基礎をおろそかにしないんだな〜と感激しました。
また大事なことはイメージトレーニングだと仰ってます。
頭の中で自分が最高にカッコいい勝ち方をするところをイメージする。そういうイメージが浮かんでこなきゃだめだと思う。(中略)考えることが大事なんだよ。(中略)イメージしたものに対して、少しでも近付けるような努力をすること。
まるで自己啓発書のような言葉です。なりたい自分になるためにはどうすると良いのかの、完璧な答えです。
藤原喜明さんの知り合いで良かった
最後に藤原さんに最強だと思う人は誰ですか?と聞くと藤原さんは空気を読んだのか、
藤原喜明。
と答えたのでした。良かった。
このままキックボクサーばかり続くことだってあったし、もしそうなればボクはここで読むのをやめていました。
藤原喜明さんとお知り合いのようで、本当に良かった。
プロレスラーにおいて強さとはどういう意味を持つのかを、寝ても覚めても考えてきたとおっしゃる著者さん。とてもそう思えない脱線ぶりでしたが、本当に安心しました。
それではまた。
ありがとう!