元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回はジュニアタッグリーグ戦はお休みでした。その代わりNEVER6人タッグのタイトルマッチです。
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
BUSHI選手一人がタイトルに絡んでないということで、なりふり構わずタイトル挑戦を表明してたどり着いたタイトルマッチ。
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&石井智宏 vs 内藤哲也&SANADA&BUSHIです。
なぜか石井選手がBUSHI選手を強烈に意識しておりまして、タイトルマッチでありながらIWGPタッグの前哨戦の側面もあるというカードにおいて、石井選手はキチンと自分の立ち位置を示すのです。
さすがというより他ありません。
IWGPタッグの前哨戦ではなかった
試合を観終わってみますと、いつもの6人タッグとはちょっと違って、合体や連携が少なめだったような気がしました。
IWGPタッグでの激突が本番なので、内藤&SANADAも後藤&YOSHI-HASHIも本格的にやり合わなかったように思いました。
それだけに石井選手の出番が異常に多かったですね。
最後はYOSHI-HASHI選手がマイクをやっていたし、今回の試合でもYOSHI-HASHI選手の成長について触れていたし、矢野通選手はゲスト解説でCHAOSの3人のチームリーダーはYOSHI-HASHI選手であるともおっしゃっていたので、このNEVER6人タッグ選手権試合はYOSHI-HASHI選手が主役っぽいのですが、終盤は完全にサポート役だったので、そんなに毎回毎回YOSHI-HASHI選手を持ち上げなくてもいいのに、なんて思ってしまいました。
変わったことを強調するフェーズは終わって、それが普通になってさらに上を狙うフェーズに入ってると思います。そろそろ今回のような持ち上げ方が失礼な気もしてきました。
また、このところ後藤選手の足への攻撃を集中されていたように思っていたのですが、それはこのタイトルマッチとIWGPタッグの両方で勝つための布石だと捉えていまして、この試合でも内藤選手もSANADA選手も徹底的に狙うんだろうな〜と思っていたのですが、そういう感じはありませんでした。
とにかく、あとでIWGPタッグが控えているということで、そっちに話題が行き過ぎないように、NEVERのことだけを考えてもらえるように試合しているように感じました。
1シリーズの中で、2回タイトルマッチをこなさなければいけないというのの、難しさが出ていたと思います。
もう1つ、2つヘビー級のタッグチームがあるとこんなことにはならなかったのに、と思いました。
でもよく考えてみると、コロナ禍で試合が5試合しか組めない状態で登場人物を増やすのもまた難しいわけですから、こうしないといつまでも6人タッグの防衛戦が出来ないということにもなってしまいますから、仕方がないのかな、とも思いました。
コロナ憎しというところです。
内藤の印象とは真逆
試合後、バックステージで内藤選手がこんなコメントを残していました。
後藤、YOSHI-HASHI、石井組っていうのは、石井がいないとうまく回らないチームなんだと、俺はずーっと思ってた。今日のタイトルマッチを戦うまで、ずーっと思ってた。石井がいなきゃ、大したチームじゃないんだろ?って。でも、今日のタイトルマッチを経験して、YOSHI-HASHI&後藤組っていうのはすごく息の合ったチームなんだなって、何だかすごく考え方が、見方が変わったかな。
新日本プロレス公式サイト
石井選手を含めた3人だからV9が達成できるチームであり、石井選手がいないとタッグチームとしては大したことないと、捉えていたけども、この試合を経て、石井選手がいなくても良いタッグチームだったので、メットライフドームが楽しみというようなコメントでした。
確かに後藤&YOSHI-HASHIには合体攻撃がたくさんありますから、そう思ったのかも知れませんが、この試合においては後藤&YOSHI-HASHIが良いタッグチームであったという印象は受けませんでしたし、むしろ石井選手がいなかったら、ダメだったんじゃないと思える内容であったとボクは思いました。
内藤選手の印象とは真逆でした。
もしもIWGPタッグへの期待感を煽るのならば、後藤&YOSHI-HASHIが内藤&SANADAのどちらかを倒さないとダメでしょ?
CHAOS側の波状攻撃を受けて内藤選手やSANADA選手が負けてしまうというようなことがあってのこのコメントなら納得できるんですがね。
ボクはこの結果で後藤&YOSHI-HASHIのIWGPタッグの戴冠はなくなったと思いました。
内藤選手も3WAYになっちゃったIWGPタッグ選手権試合を盛り上げようという意思でのコメントだとは思いますが、やっぱり内藤選手とは気が合わないな〜と思いました。
BUSHIが気の毒
BUSHI選手のための試合だったように思っていました。
久しぶりにマスクの口のところから口が見えました。この瞬間に、今日は毒霧解禁だな、と構えてました。
確かNOAHではすでにグレート・ムタ選手が毒霧を吹いていたと思うので、BUSHI選手がいつ発射しても良いんじゃないかと思っていました。
でも、ここ最近はずっと口が隠れているマスクだったので、毒霧を吐くことが出来ませんでした。
今後は、もう毒霧無しで試合を組み立てていくという意志の表れであると思っていたので、今回口が見えていることでBUSHI選手のNEVER6人の戴冠もあるな〜と思いました。
終盤、ここまで揉めに揉めていた石井選手との闘いになりまして、予想通りに毒霧を発射しましたが、虚しく空振り。
毒霧込みでないと石井選手に勝つのは難しいだろうと思っていたので、かわされた瞬間にBUSHI選手が負けたな、と思ってしまいました。
しかし、ここからMX炸裂、ほとんど決まることがないテリブレまで炸裂、あとはスーパーMXまで決まったらさすがの石井選手も負けざるを得ないと思い、BUSHI選手を猛烈に応援していたのですが、あえなく垂直落下式ブレーンバスターの餌食となってしまいました。
終わってみれば、いつも通りにジュニアのBUSHI選手がやられて負けてしまうという結果に、すごくガッカリしました。
別にBUSHI選手が勝っても良いじゃないか。
NEVER6人のベルトはもう1年も防衛してるんだから、別にロスインゴに渡っても良いじゃないか。
もうすぐG1が始まることですし、YOSHI-HASHI選手を6人から開放して、次のステージに行ってもらうほうが良いじゃないか。
これらの思いが打ち砕かれたのです。
ちょっとBUSHI選手が気の毒です。
やっぱりBUSHI選手は入場曲がかかってオーバーマスクを見せるまでが仕事なんですかね。
このところのBUSHI選手はホントにいい動きをしていたと思うので、実に残念でした。
それではまた。 ありがとう!