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週プロを読んでから試合を観たら違ってた:5.31 NOAH"NEW HOPE"Day2 観戦記2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

最近、ABEMAでNOAHの試合を観る機会が増えてます。

ABEMA(アベマ)

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posted with ポチレバ

今回もそのABEMAで観た試合の感想を書きますが、気になるのはWrestle Universeのコマーシャルです。

 

NOAHとDDTと東京女子とガンバレプロレスとまっするの5つが観られると教えてくれるわけですが、まず並びを見るとNOAHが真ん中にあるんです。

 

そもそもDDTUniverseだったものもNOAHが加わることでWrestle Universeに変わったんですよね?

 

これ、NOAHは優遇されてますよね?昨日、拳王選手にのれないという話を書きましたが、

www.loca-neo.com

高木大社長に噛み付くなら「まっする」より端っこにされたときなんじゃないですかね?

 

そうなってないところに、拳王選手の勇み足が見えたような気がします。

 

それと「まっする」ですけど、どういう団体なのか全く知りませんが、5つが横並びに映し出されたとき、他の団体は明らかにプロレスしているんですが「まっする」だけ漫才してるように見えます。

 

これを面白がれるか面白がれないかが、Wrestle Universeをお金を払うか払わないかの分かれ道のように思いました。

 

ボクはアレをプロレスと言われるとモウレツに違和感があります。

 

コマーシャルで映し出す場面はそれぞれの団体の代表的なシーンでしょう。女子はすぐ女子だとわかるので別として、新日しかほぼ知らないボクにとってはパッと見てそれぞれの違いがわからないと5つ見れるからってなんやねん?となります。

 

そこでピックアップされたのが漫才です。なんで素人の漫才なんか観なアカンねん?まさか芸人がプロレスやってんの?いずれにしても、ボクはあんなのをプロレスの括りにされるのは癪に障ります。パッと見ただけですけどね。

 

拳王選手の高木大社長に対する、またDDTに対する嫌悪感と同じものをボクも感じているので、このサービスにお金を払う気になれません。だから、今の拳王選手には全くのれないんだけども、拳王選手には頑張ってほしいという気持ちがあるのです。

 

前置きが長くなってしまいました。

 

今回観ましたのは、NOAH”NEW HOPE”Day2のメインイベントの清宮海斗 vs 稲村愛輝の試合です。

 

稲村選手の名前って「よしき」と読むわけですが漢字がなんかホストみたいですね。

稲村愛輝

出典:プロレスリングNOAH公式ウェブサイト

なのに、このルックスですからたまりません。

 

ホントに頑張って欲しいです。いずれ清宮 vs 稲村がNOAHの黄金カードになって欲しいです。ちなみに今回のほうがこの写真よりもはっきりとモヒカンになっているので、更にインパクト絶大です。

週プロのレポートを読んでから試合を観た

実はこの試合、あんまり興味がわかなかったので当初観るつもりはなかったんです。ところが今週の週刊プロレスで

試合レポートを読みまして、これは今後のNOAHを占うような試合になるかも知れないな〜と感じまして観ることにしました。

 

実は表紙に

清宮海斗がレインメーカーとの闘いを熱望する理由激白!

とあったので、清宮選手のインタビュー記事でもあるもんだと思って今日はそのことを書くつもりだったんですが、ボクの読んでる電子書籍版にはないんです。

 

それで試合レポートの中に書いてあるのかと読んだんですが、やっぱりないんです。紙版も電子版も内容は同じだろうと思っていたのですが、サブスクリプションで読むと多少違うのかな?

 

それともDマガジンだったら読めたのかな?

 

それはさておき、そんな経緯で試合レポートを読んでしまいましたので、この試合に興味が湧いたのです。

 

まずはこのレポートの見出しですが

清宮海斗 vs 稲村愛輝

出典:週刊プロレス

稲村選手はキャリア2年位でしたかね?だから、新日で言えばヤングライオンの辻陽太選手や上村優也選手と同期みたいなもんです。

 

それが団体のエース?ホープ?とメインで戦うわけですから大抜擢でしょう。そんなヤングライオンみたいな選手がなんと足攻めを見せたと書いてあるわけです。

 

トップレスラーが必ずやると言っても過言ではない、一点集中攻撃のことです。こってりと足に攻撃を集中させて清宮選手をそこそこ追い詰めたのかな?と想像しました。

 

この見出しが踊っている写真は稲村選手の豪快なマフラーホールドが炸裂してまして、ここまで積み重ねてきた足攻めがこのマフラーホールドに集約されているんだろうと思っていたのです。

 

ところが、実際の試合を観るとたしかに足は攻めていましたが、足攻めと呼べるほど足を攻撃させてもらっているようには見えませんでした。清宮選手がほぼ何もさせなかったんです。

 

試合のほとんどは清宮選手の腕攻めでした。

 

足を攻撃するもの何も攻撃そのものがほとんどさせてもらえませんでした。受けを信条とする全日系で育った選手とは思えぬ一方的な試合展開でした。

 

記事を書いているのはこの試合の解説をしていた井上さんという方なんですが、こんなに見る人で試合の印象が違うんだなと驚きました。

 

それからちょっと気になったのは、こちら。

清宮海斗のアームドラッグ

出典:週刊プロレス

キャプションに「NOAHと言えば、アームドラッグ。」と書いてあるんですけど、そうなの?って思いました。

 

この技って新日でもよく観ますよね?ルチャ系の試合ではまず間違いなく出てきます。この辺にもこの記者さんとボクには大きな隔たりがあることを感じました。

 

さらにこちら。

清宮海斗のリバースDDT?

出典:週刊プロレス

これはこの試合のフィニッシュになった技ですが、キャプションでは「垂直落下式のリバースDDT」と表記されていて、写真を見てもそう見えます。

 

でも、実際の試合を観ると、ブレーンバスターのように相手に組み付いて、相手の股に腕を入れて持ち上げる女子プロ式ボディスラムように持ち上げてから、ノーザンライト・ボムの形が崩れて最終的にリバースDDTみたいになってました。

 

形が崩れて、と書きましたがたぶんあえてそういう落とし方をしたと思います。

 

だからリバースDDTでは清宮選手のオリジナル技なんじゃないかと思います。普通、リバースDDTと言いますと、スタートは立ってのドラゴンスリーパーです。ここで派手に持ち上げると垂直落下式ということになります。

 

あれをリバースDDTと言い切ってしまうのが凄いなと思いました。

 

実況の人にも1つ気になることがありまして、稲村選手がカウンターでフロント・スープレックスを出したんです。それを実況の人がスロイダーと呼んだんです。

 

ボクの認識では正面から組み付いて片腕をホールドした状態で後ろに反り投げるのがスロイダーだと思っていたので、モウレツに違和感がありました。

 

片腕をホールドしていてもフロント・スープレックスと実況するパターンならまだわかるんですが、ウンター・グルフではなくスロイダーと呼んだところに、この実況の人知ったかぶりか?と思ってしまいましたが、

フロント・スープレックス – Wikipedia

フロント・スープレックスおよびその派生技・類似技を総称してスロイダーと呼ぶこともある。

ボクの認識が違っていたみたいです。勉強になりました。

受け下手な稲村

稲村選手には期待しかないんですが、現状では清宮選手と試合をするとその差が歴然でした。

 

攻めも受けも、比べるのもなんですが辻選手や上村選手にも劣っていました。

 

まず攻めですが、テンポよく攻撃が出ないんです。次に何をしようか、といちいち考えているように見えました。だから変な間が空いてしまうので、すぐに清宮選手に反撃されてしまいました。

 

エルボーではなくフォアアームで清宮選手の胸をぶっ叩くのは、キャラクターに合ってていいな〜と思ったのですが、眼を見張るのはそれだけでした。これでメインとはちょっとキツいです。

 

もっとマズかったのは受けです。

 

上に書いたとおり、試合のほとんどは清宮選手の腕攻めだったんですが、せっかく清宮選手があらゆるバリエーションの腕殺しを見せているのに、稲村選手がそれを手伝っているように見える受け方をしていました。

 

実際、そういうものなのかも知れません。でも、それは清宮選手の攻撃によって稲村選手がコントロールされているという状態でないと観てる側は冷めるんです。

 

試合前の打ち合わせで、こういう腕攻めをするからこういう風に動いてねという指示を必死に思い出しながら実行してるみたいな感じでした。ここでもやっぱり少し間が空いて動いているように見えました。

 

本当のところはどうなのかわかりませんよ。

 

清宮選手としてはチャンピオンらしい闘い方を見せるために一点集中攻撃を選んだんだと思いますが、これを成立させるには稲村選手のキャリアではまだ早かったんでしょう。

 

グラウンドでの腕攻めではなく、ロープ使ってしぼったり、蹴ったり、腕を踏んだりというようなリアクションの取りやすい技をチョイスしたほうが良かったかも知れませんね。

もっと上から目線で良い

稲村選手はやれることを必死にやっていたという感じだったので少々ぎこちなくても、キャリアから考えると仕方ないかなぁとは思います。

 

ここは団体トップのベルトを巻いたことがある清宮選手が、もうちょっと試合を上手に作っていかなければダメだったんじゃないでしょうか。

 

稲村選手の良いところをもっと引き出してあげたら良かったんですがね。20分しか試合時間がないのに、じっくりと腕攻めというプランが立ったので、最初から腕を攻めまくるしかなかったのかも知れません。

 

でも、ここはタックルやらフォアアームやら(見たところそれくらいしかまだ技がないんですけどね)をバンバン受けるほうが盛り上がったと思いますし、未来のエースとしての器のデカさも見せられたでしょう。

 

最後の5分くらいで、ドンドンド〜ンと技を畳み掛けて勝っても問題なかったと思うので、上にも書きましたが受けが信条の全日系の選手があんなに受けないのは如何なものかと思います。

 

こんな展開にするなら、序盤から腕極めまくって早々にギブアップを奪うとかでも良かったと思います。ちょっと中途半端でした。

 

お前とは格が違うと、レベルが違うと、上から目線で相対してもよかったと思います。というか若いエースはもっと生意気でいいんです。稲村選手にもっと悔しがらせたら良いんです。

 

最後に元Wrestle-1の稲葉大樹選手が清宮選手の前に現れました。

清宮海斗と稲葉大樹

出典:週刊プロレス

あんまり良く知らないんですが、週プロには元Wrestle-1のエースと書いてありますから、清宮選手と似たような扱いの選手だったのではないかと思います。

 

たしか中嶋勝彦選手に負けてベルトを取られたんじゃなかったかな?

proresu-today.com

だったら、相手が違うんじゃないの?と思いましたが、マイクでな〜んにも喋らなかったので何をしに来たのかもわかりません。

 

芦野祥太郎選手が全日で頑張ってるんだから、稲葉選手にも頑張って欲しいです。

 

それではまた。

ありがとう!


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