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【NJPW】やっぱりまだヒロムのほうが上:2.5 THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~ 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は雪の札幌2連戦の2日目の感想を書きます。

THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~

昨日と同じく今回も終盤の3試合の感想を書いてまいりますが、その前にそれ以外の試合で起こったことを少しだけ書きます。

負けたほうが日本を去ることになる試合に出るヒクレオ選手ですが、おそらくヒクレオ選手のほうが去るんだろうな〜と思いながら観ておりました。

もっともっと観ていたいと思わせる試合をしてましたので、去ってしまうのは実に惜しいなと思っておりました。

ところが、解説のミラノコレクションA.T.さんによると、ミラノさんはかつてタイガーマスク選手と負けたほうが新日を去るというルールの試合をしたとおっしゃってまして、その試合のことは全く知らないんですが、今、どっちも新日にいますので、どっちが負けても有耶無耶にして日本にまた来るということがあるんだろうと知れてよかったです。

また、SANADA選手のスランプが本格化しました。

この日はBUSHI選手の役どころと思われたのをSANADA選手が担いました。

さて、どういうスランプ脱出が待っているのでしょうか。

やっぱりニュージャパンカップでしょうかね。

ということでタイトルマッチを振り返ってまいります。

心は凪のタイトルマッチ

まずはIWGPタッグ選手権試合の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)vs TMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)です。

面白くないわけでもないのですが、面白いわけでもなかったというような試合でしたね。

TMDKの攻撃のほうがインパクトがあって、ほとんど場面でTMDKが押していたと思うんですが、消灯が出たのでTMDKが負けた、というような内容でした。

YOSHI-HASHI選手が今が全盛期と思わせるような充実ぶりだとは思うんですが、試合に関しては戦績ほどは充実した内容を残せていないように思えてまして、それがここまでずっと歯がゆさを抱いております。

相手がTMDKだから、ここでいよいよ大爆発ってことになるんじゃないかと思っていたのですが、今回もそこまではなかったです。

さっぱりダメというわけではないところに、歯がゆさがあるのです。

さっぱりダメなら、こうしたら良かったのに、ああしたら良かったのにと書けるんですけど、そこまで悪くないので、書きようがないのです。

そして、逆に良かったら、ここが最高、あそこが素晴らしいと書きようがあるんですけども、そこまでの良さが見当たらないので、これまた書けないのです。

結果は後藤選手がその頑丈さでTMDKの猛攻を耐え抜いて、消灯で締めました。

それで良いし、それが毘沙門の持ち味だとは思うんですけど、心には躍りませんでした。

凪でした。

ボクがこうなったのは、TMDKに勝って欲しいと思っていたというのもあるでしょうし、TMDKがFTR(キャッシュ・ウィーラー&ダックス・ハーウッド)を挑戦者チームに迎えて闘うというのも良いなぁと思っていたというのもあるんでしょう。

せめて毘沙門が嫌いだったら、もう少し楽しめたのかも知れませんね。

石井爆発

次はNJPW WORLD認定TV選手権試合のザック・セイバーJr. vs 石井智宏です。

このタイトルはNEVERよりも楽しみになりましたね。

実にスリリングでしたね。

チャンピオンがザック選手で良かったな〜と思ったし、最初のチャレンジャーが石井選手で本当に良かったと思いました。

試合後に奇しくもゲストのエル・デスペラード選手がちょっと挑戦しづらい的なことをおっしゃってましたが、同業者がその内容を目の当たりにして、ワクワクよりも畏怖のほうが強いんだから、凄い試合だったということでしょう。

ここぞという時の石井選手の引き出しの多さには、毎度のことながら驚かされます。

想像を簡単に超えてくるから、石井選手の試合は楽しいんだなぁと改めて実感しました。

石井選手の体型を見ますと、丸め込みが効果的な気がしましたから、フィニッシュはヨーロピアン・クラッチかな?と考えていたのですが、相手を真正面から打ち砕くザック・ドライバーでした。

それは石井選手の心意気にザック選手が応えたような気がして、清々しかったです。

思えば、なんだかよくわからない立ち位置のベルトだったNEVERだって、石井選手が参入したことで「バチバチの試合をするベルト」の印象がついて、NEVERのタイトルマッチの格が上がった感じだったことがありました。

きっと最初の挑戦者が石井選手に選ばれたのは、これがTV王座の最初のタイトルマッチだからじゃないかと思えてきます。

次は誰が挑戦するのかはわかりませんが、今後このレベルの試合をやり続けたらUSヘビー以上の価値が出てくるんじゃないかとワクワクしました。

ま、引き分け防衛もあるでしょうから、そうは上手くいかないでしょうけど。

この日でいちばん楽しめた試合でした。

やっぱりまだヒロムのほうが上

最後はIWGPジュニアヘビー級選手権試合の高橋ヒロム vs YOHです。

壮絶な試合ではありましたが、ボク的にはこういう内容ならばヘビーで観たいと思っちゃいましたね。

ライブで観ると音ももっと迫力あるし違うんでしょうけど、ワールドで観る分にはヘビーのこういう試合に比べると迫力負けしてるかな、と思いました。

これは好き嫌いの問題です。

ジュニアのこういう試合を好む人がいても、全然変だとは思いませんが、ボクは嫌いではないけども好きでもない試合でした。

このところ、NOAHのジュニアの試合をいくつか観てしまったからなんでしょうかね?

そもそもルチャ寄りの試合は好きではないはずなのに、もっと立体的な攻防を欲していることに気が付きました。

ゲストにデスペラード選手がいまして、試合後に自分はそうは思ってないとわざわざ言って、三強と呼ばれてはいるが差はない、というようなことをおっしゃってYOH選手に賛辞を贈ってました。

でも、ボクにはまだYOH選手はヒロム選手には敵わないということが証明されたと感じました。

最後のマイク、へたり込んだままで喋っていたのでかなりキツいには違いないでしょうが、ヒザをあんなに攻められたのに軽いとは言えYOH選手をホイホイ持ち上げてましたし、終盤もスピードが落ちなかったように見えました。

YOH選手のテクニックを粉砕するだけの体力があったのです。

少しだとは思いますが、ヒロム選手とYOH選手には差があると思いました。

また、ヒロムコールは起こってましたが、YOHコールはほとんど聞こえてこなかったのも問題です。

ヒロム選手の人気が高いのもあるでしょうが、ここは新チャンピオンが観たいという空気感にならなかったということが大きいんじゃないと感じました。

ヒロム選手なんて何度もチャンピオンになってるわけですから、初防衛戦で負けるというインパクトでYOH選手を押し上げるということも出来たと思います。

でも、残念ながら札幌の皆さんはそれを望んでいなかったんでしょう。

ちなみに札幌2連戦の初日の内藤哲也選手に声援が集まったのとは違うと思ってます。

単に「王者YOH」を望んでる人が少なかっただけだと思ってます。

そして最後のヒロムちゃんボンボーを両手広げて受けに行ったのはなんなんでしょう?

あれを食らっても先に立ち上がって、スターゲイザーとかOut Of Printという足殺しなんかがあったら良かったんですが、そのまま普通にTIME BOMB Ⅱを貰ってました。

挑戦者がわざわざ王者の土俵に乗って負けてたんじゃカッコつかないと思うんですけどね。

YOH選手はあと2回ぐらいは挑戦しないとベルトを巻くことは出来ないかも知れませんね。

それぐらい三強とは差があると思いました。

それではまた。

ありがとう!

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