元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
いよいよ詳細が発表されましたKOPW2020ですが、どうでしょう、盛り上がってますか?
普通のトーナメントだと誰が勝つんだろう?ということが最大の関心事になるんですが、KOPWに関しては誰が勝っても大差ないような気がして、残念ながらボク自身は盛り上がっていません。
ルールがそれぞれの試合によって違うということとか、そのルールを投票によって決めるとか、そういう試みは面白いとは思いますが、前にも書きましたけど決勝が4WAYマッチと急に雑になった感じがするのが、引っかかっています。
裕次郎の勝ち以外はない
さて、ここから独断と偏見でKOPW2020の予想を書いていきます。
結局「KOPW」は何の略だったのかはわからないままですかね。オカダ・カズチカ選手が提唱してスタートをするというのは、アントニオ猪木さんが提唱してスタートしたIWGPと似ています。
うろ覚えですが、そもそもIWGPもベルトはなかったような気がします。大体昔はベルトなんてものは海外から引っ張ってくるものでした。
プロレス界でいちばん権威のあるNWAのベルトを引っ張ってこれなかったので、IWGPを作ってこっちのほうが世界一だと言い切ったような感じだったと思います。
※間違っていたらごめんなさい
だから、現時点ではKOPWはベルトがありませんけど、そのうち創設されるかも知れません。これからもどの選手にも巻く?チャンスがある(今後もルールを持ち寄って投票するという形で行われるのなら、ですが・・・)ものでしょうから、選手のモチベーションも上がるかも知れません。
第1回のIWGPは提唱者の猪木さんは負けてしまいました。猪木さんが世界一になるためのイベントだとばっかり思っていたのに、なれなかったんです。
しかも決勝戦はあの有名な猪木さんの失神KO負けでした。
このインパクトがあったからIWGPは今もなお受け継がれているのではないかと勝手に思っております。
さてKOPW。IWGPに匹敵するインパクトを残せるかどうかが今後もKOPWを運用していく鍵となります。
その衝撃というのはなんでしょう?絶対王者で現在のプロレス界の頂点に君臨するKOPW提唱者であるオカダ選手の惨敗というのでどうでしょう。
しかもついこの前、通常のルールで危なげなくスンと勝ってしまった相手である高橋裕二郎選手に惨敗するなら、そこそこのインパクトがあるはずです。
ということで、まずはオカダ vs 裕二郎の予想です。
そこで裕二郎選手が勝ちやすいルールを選択する必要があります。
この試合に提案されたルールは
- オカダ・カズチカ提案「1vs3ハンディキャップマッチ」
- 高橋裕二郎提案「ランバージャックWithレザーベルトデスマッチ」
です。
これを知ったとき、裕二郎選手にダメなのはこういうところなんじゃないかと思いました。
ランバージャックデスマッチに革ベルト足してくらいでオカダ選手に勝てるわけないだろ?と。なんでもっとずる賢く、どう考えても裕二郎選手が勝つしかないようなルールを提案しなかったのか?アホじゃないかと思いました。
裕二郎選手が勝つルールさえ提案すれば、きっとみんな裕二郎選手に勝ってほしいから、そのルールに投票したはずです。
しかし現実にはランバージャック。これでは推せません。
逆にオカダ選手のハンディキャップマッチは、これまた古いファンには猪木さんのはぐれ国際軍団とのハンディキャップマッチを思い起こさせます。
ワールドで観ることが出来るので、是非ご覧ください。
あの時は猪木さんは国際軍団の3人とも倒さないと勝ちにならないのが今回のハンディキャップマッチとは違います。レフェリーも3人います。
関節技などが極まったら国際軍団はカットに入ろうとするんですが、3人のレフェリーがそれをカットするという場面がシビレました。
覚えてる方なら、オカダ選手は相手の3人をどう捌くのかが観てみたいとなるでしょう。それにこのルールのほうが裕二郎選手が勝つことも夢ではありません。
オカダ選手がこんな変則ルールを提案したということは、どうぞ裕二郎さん、勝って下さいということです。
ファンのみなさんがどちらのルールに投票するかはわかりませんが、ボクは自分が一票を投じたハンディキャップマッチに決まり、裕二郎選手が勝つことを予想します。
5カウントではあかんやろ
さて次は矢野通 vs BUSHIです。
この試合は7月27日に矢野選手がBUSHI選手に丸め込まれて負けまして、その後の8月8日ではBUSHI選手が、マスクの紐を鉄柵に結ばれてのリングアウト負けという珍しい負け方をしたために組まれたカードです。
ということで丸め込んで勝ちたい矢野選手とリングアウト勝ちがしたいBUSHI選手というシチュエーションなので、
- 矢野通提案「ピンフォール2カウントマッチ」
- BUSHI提案「場外リングアウト5カウントマッチ」
こういう提案がなされたわけです。
しかし、このルールを見た瞬間にBUSHI選手はアホじゃないかと思いました。
だってね、5カウントのリングアウト勝ちをしたところで矢野選手はそんなに悔しくないと思うんです。
BUSHI選手が悔しかったのは、身体がピンピンしてるにもかかわらず、20も数えられてる間リングに戻れないという通常ならありえないシチュエーションだったからではないのですか?
マスクマンゆえにマスクを脱ぎ捨ててリングに戻ることが出来なかったからなのではないですか?
ただ単にリングアウト勝ちを収めるだけで、それで良いのか?それで気が晴れるのか?と思いました。これは完全に2カウントマッチが通るようにしただけです。
BUSHI選手がリングアウトで雪辱を果たすなら、高橋ヒロム選手のようにエレベーターにブチ込むよりほかなかったと思います。お客さんがいるし、無理ですかね。
ということでボクは2カウントマッチに投票して、しかもBUSHI選手が丸め込んで勝つと予想します。
矢野選手は得意の丸め込みで負けたのが悔しかったわけですから、BUSHI選手はこれでも雪辱を果たせます。
それは普通の試合じゃん
お次は小島聡 vs エル・デスペラードです。
急にこの2人が揉めだして、時には天山広吉選手も巻き込んでKOPWでは一番盛り上がっているように思います。デスペラード選手のおかげでしょう。
さて、この試合にはこのルールが提案されています。
- 小島聡提案「必殺技指定マッチ」
- エル・デスペラード提案「必殺技禁止マッチ」
小島選手のほうは小島選手がラリアット、デスペラード選手はピンチェ・ロコのみフォールカウントが認められるということです。
どなたかがTwitterでおっしゃっていたのですが、小島選手のラリアットでの勝負決する確率は90%以上だそうです。小島選手が勝つ場合はまず間違いなくラリアットなんです。
つまり、指定をしてもしなくても同じなんです。
それなら「ラリアットでしか勝負がつかない」というルールにしたら、小島選手が圧倒的に有利な状況になったのに、なんで相手が普通に使ってる技を指定しちゃったのか?小島選手はアホじゃないかと思いました。
せっかくルールを自由に決めることが出来るのなら、自分が有利になるルールを提案するべきでしょ?なんで誰もそういう風にルールを提案しなかったんだろ?
唯一、デスペラード選手だけがしっかり提案してくれました。
ほとんどの試合をラリアットでフィニッシュしている上に、試合中にラリアットを使わないことがほとんどない小島選手にとって、ラリアットを使用禁止にされたらやれることがガクッと減ります。
小島選手くらいのキャリアになれば、自然とラリアットが出てしまうでしょう。今更「よしラリアットを打つぞ」と思って出してるはずがありません。
使用禁止とは使った瞬間に反則負けになるということです。 だから、ついラリアットを使ってしまったということで小島選手の反則負けという可能性がヒジョ〜に高いのです。
一方デスペラード選手においては、デカい小島選手をピンチェ・ロコで持ち上げるのは一苦労でしょう。無理にピンチェ・ロコを狙わなくても、ヌメロ・ドスでギブアップを迫ったり、エル・エス・クレロでフォールを奪うことも可能です。
なので小島選手に勝ってほしいと思っているファンは、必殺技指定マッチに投票するしかありません。
ということで、ボクはデスペラード選手に勝ってほしいので、必殺技禁止マッチに投票しました。そして、デスペラード選手の反則勝ちになると予想します。
SANADAも提案せよ
最後はSHO vs SANADA選手です。
ルールを提案しないなら、失格にして欲しかったです。SANADA選手、やる気ないんでしょうね。
KOPWがこれで盛り上がるかどうかはさておき、レスラー自身がルールを提案して投票してもらういうところに、このイベント?の面白さがあるわけですから、それをしないというのはもう反則負けでいいでしょう。
KOPWとは関係のないところで2人のスペシャルシングルマッチを組んだら良いんです。
結果もおそらく普通にSANADA選手が勝つでしょうし、ね。
自分で動かない選手は光を当ててもらえないんじゃないでしょうか。SANADA選手には本気になって欲しいです。
それではまた。
ありがとう!