元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今の新日本のリングに柴田勝頼選手がいないことに、ほんのり寂しさを感じている者として、柴田選手がプロレスとか変わっていることを知るのは喜びです。
新日本プロレスはアメリカに道場を作りまして、そこでプロレスラーの育成をしていくような話があり、アメリカ進出というのか世界進出というのか、いよいよ本格化してきたな〜と思っていました。
パフォーマンスセンターではなく道場
WWEでは同じような場所をパフォーマンスセンターでしたか?そのような名前になってまして、それはそれで良いと思いますが、やはり新日本プロレスですからそこはキチンと「道場」という名前で運営して、日本式のプロレスをしっかりと伝授してもらいたいものだと考えてました。
で、問題は誰が教えるのよ?とところですね。古くは山本小鉄さんが
前田日明さんをもビビらせながら教えていたわけですが、この新日イズムをキチンと後世に伝えることができる人が先生にならないと名ばかりの道場になるじゃないかと懸念を抱いておりました。
そこで柴田勝頼選手がヘッドコーチ就任です。これ以上の適任者がいるでしょうか。
柴田選手がリングに上って汗を書いている様子が垣間見られただけでも十分嬉しいのに、新日本プロレスの中で最も昔ながらの新日本プロレスらしさ、いわゆるストロングスタイルをしっかり継承している人がヘッドコーチになるのは本当に嬉しいです。
中邑真輔はちょっと違う
現在WWEで大活躍中の中邑真輔選手はキング・オブ・ストロングスタイルの異名を持っております。
大好きなレスラーです。でも、前にも書いたかもしれませんが、中邑選手からはストロングスタイルをほぼ感じません。進化したストロングスタイルということなのかも知れませんが、彼の戦いっぷりをストロングスタイルのくくりの中に入れるのは少々違和感があります。
仮に外国の方で中邑選手に憧れて、中邑選手のようなレスラーになってもそれはストロングスタイルが受け継がれたという感じはおそらくしないのです。
真のストロングスタイル継承
また、ある方がtwitterでおっしゃっていたのですが、
ケニーも言ってたけど、海外ではただ相手を殺すつもりでハードヒットすればそれが『ストロングスタイル』って勘違いが多いんだって
柴田も語ってる『今のプロレス界から失われかけている、古き良き日本のプロレス。その歴史の中で決して失ってはいけない闘いに対する魂と姿勢』を学べるのは大きいね
— HIROSHI@全力※投票企画実施中! (@full_power0215) 2018年3月5日
ハードヒットすればストロングスタイルだという風潮は、昭和の新日本プロレスを観たことがないなら、日本の方でもあるんじゃないかと思っています。そりゃ観たことないんだから仕方がありません。
むしろ、ボクの中ではハードヒットのプロレスは四天王プロレスが大きいんじゃないかと思います。
たぶん昭和の新日本を体感した人は、今使われている「ストロングスタイル」という言葉が僕らが知ってる「ストロングスタイル」とはちょっと違うと思っているんじゃないでしょうか。そして、現役のプロレスラーで僕らが知ってる「ストロングスタイル」を体現していたのが柴田勝頼選手なのです。
これを真のストロングスタイル継承となるんじゃないかと、柴田選手のヘッドコーチ就任にはワクワクさせられるのです。
とはいえ、じゃあどういうのを「ストロングスタイル」と呼べば良いのかと聞かれるとハッキリと答えられないんですがね。ごめんなさい。
技とか戦いっぷりも重要であることには違いないのですが、リング上での佇まいとかリングに望む姿勢とか、どっちかというとテクニックより精神性とか雰囲気が重要な要素です。そういうのが継承できるものなのかわかりませんけど、柴田選手が受け継いでいるんだから、次世代にも受け継いでもらいたいです。
どんなレスラーが出現するか。楽しみです。
それではまた。
ありがとう!