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【NOAH】中嶋勝彦 vs 鈴木秀樹 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

AbemaTVで無料でNOAHの試合が観られるということで、

取り急ぎこの試合だけを観ました。

中嶋勝彦 vs 鈴木秀樹

出典:プロレスリングNOAH公式ウェブサイト

中嶋勝彦 vs 鈴木秀樹です。

期待通りのいい試合

twitterを観ておりまして、この試合を評価している方がたくさんおられたので、期待値がどんどん上がってました。

 

結果を知らないで観始めたのですが、30分1本勝負ということですし、途中で実況の方だったかが、現在のNOAHのチャンピオンである潮崎豪選手と鈴木選手が闘ったときに30分ドローだったという話も飛び出しましたので、こりゃこの試合もドローだなと思ったら、本当にドローでした。

 

結果は予想通りということで、驚きも何もないわけですが、通常期待値が上がった試合を観ますと、自分の設定した期待値は超えてこないわけです。

 

これは何もプロレスの試合に限ったことではなく、友達の絶賛した食べ物、映画、音楽でも、真に受けて期待すると思ったほどではないということがよく起こります。

 

でも、この試合は違いました。

 

期待以上とは思えませんでしたが、期待通りの好勝負でした。

 

久しぶりにちゃんとしたプロレスを観たなぁと思いました。ずっとプロレスは観てるし、ちゃんとしてもいた筈なんですけど、そう思えました。

 

ただ、難点があるとすればお互い勝ちに行っていない感が見えたところです。

 

最初から『30分間のスパーリング』をしましょうと決めてリングに上がって、ちょっとエキサイトして場外戦やっちゃいました、という風に見えました。

 

何がなんでも30分以内に勝ちに行こうとする演出があれば、ドローでもベストバウト候補になったんじゃないでしょうか。

 

最近プロレスファンになった人には、この試合はどう見えたんでしょう?

 

この試合が面白いと思えたら、プロレスというジャンルが、プロレスそのものが好きになったといえるでしょう。

 

プロレスはどう見ても良いんですが、これが面白がれたらさらにプロレスは面白くなってくる筈です。

鈴木秀樹の存在感

しっかりと鈴木選手のシングルマッチを観戦するのはこれが初めてかも知れません。

この本を読んでみたいと思ったはずなのに、まだ読んでませんでした。この試合を観て、それを思い出せたのは良かったです。ボクが入門したところで、

キャッチの使いどころはないんですがね。

 

以前、あれもtwitterだったかな?どなたかが理想の体だったか、カッコいい体だったかのプロレスラーは誰ですか?みたいなアンケートをとっておられました。

※ことごとく曖昧ですみません。

そのときに、マッチョなプロレスラーの名前がどんどん上がってましたが、確かにカッコいいんだけど、プロレスラーのカッコいい体とはちょっと違うかな〜というプロレスラーばかりが並んでいたような気がして、ボクはそのアンケートに参加しませんでした。

 

この試合で鈴木選手を観たときに「そうそう、これこれ」って思いましたね。これぞプロレスラーらしいカッコいい体やんかいさ、と思いました。

 

背が高いのも良いんですが、どの部位をとってもゴツく、分厚いんですね。

鈴木秀樹

出典:プロレスリングNOAH公式ウェブサイト

少し前にワールドでアントニオ猪木 vs ストロング小林を観たのですが、ストロング小林さんのゴツさに驚きました。

 

顔も頭も含めて、いちいち全部デカいんです。バランスはよくないんですけどね。でも、そこが良い。プロレスラーってバケモノだ、と思わせるものがありました。

 

鈴木選手にはそんな昭和のレスラーのゴツさがあって、存在感がえげつないレスラーだなと思いました。試合前にゴングを待っている立ち姿だけで、飯が何杯も行ける雰囲気がありました。

 

逆にそのえげつない存在感を放ちながら、試合がヘタクソだったら評価は急降下するわけでこの肉体を見せた瞬間に、そもそも期待値の高い試合のハードルをさらに上げることになるのですが、上に書いたように見事の期待に応えていたわけです。

 

イメージでは投げっぱなしのスープレックスは使わないのかと思っていましたが、キャプチュードとジャーマンとドラゴンとダブルアームと4つのスープレックスを出したのかな?クラッチを離さなかったのはドラゴン・スープレックスだけでしたね。

 

ボクはダブルアーム・スープレックスのクラッチを離さないのが好きなので、鈴木選手のダブルアームがそれじゃなかったのはほんのり残念なんですが、元祖ダブルアームは確かにこっちだな、と納得しました。

 

ダブルアームよりもドラゴンに入るときが素晴らしかったです。

 

クラッチがドラゴンの時って、恋人つなぎみたいな指と指の間にもう片方の指を入れてクラッチするものと思っていたのですが、ネックロックやジャーマンの時と同じ4本指全部反対の4本指をつかむクラッチでした。

 

しかもフルネルソンを極めに行ったら相手が立ち上がったので後ろに後ろに反り投げたという感じで、最初にドラゴンありきではなく、フルネルソンからの派生技に見えたのが新鮮でした。

 

またエルボースマッシュですが、最近ではアッパーカットの形はザック・セイバーJr.選手やオカダ・カズチカ選手も使います。でも、相手に当てるときに片膝つくスタイルではありません。

 

昔、ドリー・ファンクJr.さんなんかがやってたあのスタイルを、鈴木選手は踏襲していました。子供の頃、よくマネしてたのでなんか嬉しかったです。

 

もっといろんな選手と対戦する鈴木選手を観たくなりました。

中嶋勝彦のたくましさ

対する中嶋選手も想像していたよりもずっと素晴らしい選手でした。

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出典:プロレスリングNOAH公式ウェブサイト

少し前にタッグマッチを観戦しましたが、そのときもずっとジュニアの選手でデビュー当時の幼さの残るイメージずっと残っていたので、ちっちゃいな〜となると思っていたのですが、リング上で改めて観ると全く見劣りしてなかったんです。

 

そして、この試合でも明らかにゴツい鈴木選手を前にしてもちっちゃいな〜と感じはしませんでした。オーラが出てるんでしょうね。
 

また、打撃が得意で空手出身ということで、グラウンドになったら鈴木選手に良い様にやられちゃうのかなと思っていたら、なんのなんの互角以上に渡り合っていました。

 

みくびっていて、すみません。

 

やっぱりNOAHのトップレスラー。どんな相手に対してしっかり対応できる技術は持ってて当たり前でした。

 

長らく観てなかったんですが、こんなにたくましい選手になっていて本当に嬉しくなりましたね。

 

ボクが育てたわけじゃないんですが、中学くらいからプロレスの世界に入って、大人に振り回されてたのを知ってます。この子将来どうなっちゃうんだろ?なんて思っていたので、こんなに良いレスラーになっていたのが本当に嬉しいわけです。

 

この試合しか観てませんが、中嶋選手がいるなら、NOAHは大丈夫、今後大きくなって行くだろうと思わせるたくましさがありました。

 

他の試合も無料期間中になんとか観戦したいです。

 

それではまた。

ありがとう!


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