元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
試合が観られない日はYouTubeを観ております。
『まるごとスターダム』を観て、そのことを書こうかな、ついさっきまでと考えておりました。
ボクはサムライTVを契約してないので、この限定配信のときしか『まるごとスターダム』を観られないので、配信されたら必ず観ております。
この#9はGod’s EyeとFWC(フクオカ・W・クレイジー)が出てるのですが、これを観ると、God’s EyeもFWCも愛おしくてたまらなくなります。
まだご覧になっていない方は今週いっぱいの配信ですが、ぜひご覧下さい、とアピールしたかったのです。
でも、別の動画を観てしまい、そのことを書かずにはおれない気持ちになってしまったので、急に変更しました。
ということで、同じ日に観たこちらの動画のことを書きます。
藤波辰爾選手のオリジナル技の解説動画です。
ドラゴン殺法
以前も北尾光司さんの動画のことを書きましたが、どの動画を観てもメチャクチャ勉強になります。
元気ですか〜?!どうも、ろけねおです。今回は、このところ夢中になってみていたYou Tubeの話です。『懐かしラボ』というチャンネルなんですけども、その中の北尾光司さんに関する動画が最高だったので、ぜひとも北尾光司[…]
ボクの場合、いくつかチャンネル登録してはいるんですけど、そんなに1つのチャンネルをずっと観るってことがないんですね。
比較的すぐ飽きちゃうんです。
1ヶ月の間にその時アップされてる動画をババ〜っと集中的に観て終わりってことが多いんですが、この懐かしラボさんの動画は全く飽きません。
最近では木村健吾さんの動画も最高でした。
※木村健吾さんを知っている方はもちろん、知らない方もぜひご覧下さい。
木村さんの歌が上手だというのは知っていたし、「らしくもないぜ」というタイトルの曲があることも知っていたのですが、それほど思い入れのある選手でもありませんでしたから、聴いたことがなかったんです。
それが聴けて本当に感動しました。
しかもムチャクチャ歌上手かったです。
脱線しました。
藤波選手の話でした。
そもそもボクは長州派なので
そもそもプロレスを好きになったきっかけが長州力さんのことを好きになったことだったので、そのライバルである藤波選手のことは嫌いでした。
ところが年令を重ねて、かなり時間が経ってから藤波選手の素晴らしさに気がつきました。
今では長州さんみたいな猪突猛進型のプロレスラーよりも、藤波選手みたいなテクニカルなプロレスラーのほうが好きだったりするんですから、不思議なものです。
かつて藤波 vs 長州が「名勝負数え唄」と称されたプロレス史に残る黄金カードだったわけですが、それは2人の名人がしのぎを削ったから出来上がった奇跡の作品だったんだな、とこの動画を観て改めて思いました。
長らく藤波 vs 長州が名勝負になったのは長州さんのおかげだと考えてましたから。
アホでした。
子供の頃、長州さんが好きになったのはファイトスタイルはもちろんのこと、その見た目もカッコいいと思ってしまいまして、未だにその影響下から逃れることが出来ずボクは長髪です。
冷静に考えると見た目だけなら、断然藤波選手のほうがカッコいいのに、ズングリムックリの長州さんのことをなぜカッコいいと思ってしまったのかというと、たぶん藤波選手のジュニア時代を観たことがないのもあると思います。
ボクのジュニア系の試合で最も古い記憶は初代タイガーマスクさんなんです。
それ以前にジュニアで活躍なさって、日本に「ジュニアヘビー」というジャンルを根付かせたのは藤波選手であるということは知っていてもその試合は全く観たことがありません。
この動画を気に、ワールドにあるのかないのかも知りませんけども、藤波選手のジュニア時代の試合にも興味が湧いてきておりますので、観ようかなと思い始めております。
つまり、もっと藤波選手のことを知りたいと思わせる動画なのです。
ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールドじゃないの?!
プロレス技が大好きで、特に格闘技的な技よりもプロレスならでは技が好きなのですが、ドラゴン殺法は全くと言っていいほど理解してませんでした。
この動画を観ていちばん驚いたのが、ずっと「ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド」だと思っていた技が「ドラゴン・レッグロール・クラッチ」だったというところです。
SANADA選手が使うお馴染み「オコーナー・ブリッジ」は、相手を後ろからロープに押し込んで、相手の胴体をクラッチして自ら後転しながらブリッジします。
だけど「ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド」は相手を後ろからロープに押し込むところまでは同じですが、自ら後ろに倒れながら相手の両脇に自分の足を差し込んで相手を後ろに倒して、ブリッジしてホールドする技なんだそうです。
ザック・セイバーJr.選手が使う、うつ伏せの相手の両脇に足を差し込んで、相手をひっくり返したところでブリッジしてホールドするのは「ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド」ではなく「ドラゴン・レッグロール・クラッチ」という藤波選手のオリジナル技だったんですね。
今チラッと検索かけたら「ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド」=「オコーナー・ブリッジ」と書いてる方もおられたので、本当のところはどうなのか、ボクにはわかりません。
間違ってたらごめんなさい。
さらに、この「ドラゴン・レッグロール・クラッチ」はピンフォールを奪う技ですけども、かつて長州戦では結果はピンフォールだったんですけど、首でしょうかね?ガッチリ極まって長州さんが思わずタップしちゃっているというエピソードも語られています。
藤波選手がそれこそ長州さん相手に使った時はしょうもない丸め込みなんかで勝ちやがってイラついていたのですが、実はなかなか厳しい技だったと教えてもらいまして、藤波選手の奥深さを思い知った次第です。
そういうことを知ると、SANADA選手には「オコーナー・ブリッジ」も良いですが、「ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド」と使い分けるというのをやって欲しくなりました。
懐かしラボさんの解説によると、この↑動画の技は正式には「ドラゴン・レッグロール・クラッチ」ということになります。
カニばさみから入ってますし。
この動画も好きです。
シュート版ドラゴンスリーパー?
それともう1つ興味深かったのは「ドラゴンスリーパー」についてです。
一瞬のうちに相手をタップさせたシュート版の「ドラゴンスリーパー」と呼ぶべき技があったというのも知らなかったです。
これまたSANADA選手が「スカルエンド」という名前で「胴締めドラゴンスリーパー」を使ってますが、昔から「ドラゴンスリーパー」は相手がギブアップするのに時間のかかる技でした。
しかし、ボクの知らないシュート版は、あっという間にギブアップを奪ってしまったそうです。
こういう話、好きです。
つまりこれは藤波選手がその気になれば、一瞬で相手を降伏させる技術があるということです。
そして「ドラゴンスリーパー」にあるなら、他の技にもそんな秘技が隠れているかも知れないと思わせるところにワクワクしてきます。
かつて藤波選手はとあるレフェリーの著書の中でハッキリと弱いと書かれていて、長州ファンのボクはこんなクソレフェリーに弱いと言われるレスラーと、我らが「長州力」はいい勝負してたということか?とムカついたことがあります。
しかし確かに藤波選手は、試合を見る分には強さを感じさせることがあまりない選手でもあり、なんとも言えない歯痒さがありました。
それが、藤波選手が弱かろうはずがない、的エピソードを以て語られるのは、嬉しいことなのです。
あんなに近くで見ていた人ですら理解し得ない奥深さを持つのです。
ああ、心地良い。
他にも棚橋弘至選手が使っているフライング・フォアアームの元ネタなんじゃないかと思わせる「フライング・ドラゴン・エルボー」という技があったり、
※ボクは全然知らないけど、やってたような気がしてきました。
藤波選手が「ドラゴン・スープレックス」を使わなくなった理由だったり、長州さんもずっと昔にフィニッシュ使ってた(と思う)「ウイングブリーカーホールド」とか「リバースチキンウイング」とか言われてた技を逆さまにしたような「飛龍羽根折り固め」だという技を使っていたり
※ダブルアーム・スープレックス・ホールドで3カウントじゃなくギブアップ狙ったということですが。
知られざる藤波選手のマル秘テクニック満載です。
※ボクの世代の人はみんな知ってるかも知れませんが。
藤波選手を知らない方は、是非とも見て欲しいです。
それではまた。
ありがとう!