元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
先日のバーニング・スピリット開幕戦の試合後のバックステージで高橋ヒロム選手とエル・デスペラード選手がジュニア・オールスター戦について語っておりました。
まずはヒロム選手。
いまが…いまが、やるときじゃないか!? ジュニア、ジュニアの祭典。ジュニア夢のオールスター戦。いまじゃないか!? いまだと思わない!? これだけ盛り上がってるいまのタイミングだと思わない!?
引用:新日本プロレスリング公式サイト
そして、デスペラード選手。
お前の場合は、え~と、なんだ!? え~と、どこの勢力にも属さないどこかのリングを作ると。なんかそんな感じなの!? 要約すると!? 仲良くみんなが上がろうってか!? ご苦労なこった。俺は“アイ・ラブ・ミー”だから。俺が楽しいことしかやりたかねぇんだ。それでもお前が広げたその風呂敷、乗ってけば俺にも面白いことが起きんのか!? どうだ!? 誰が反応した!?
引用:新日本プロレスリング公式サイト
これきっかけでTwitterでこの話題を見かけまして、ちょっとボクも興味が湧いてきました。
夢のジュニア・オールスター戦
結構前から、ヒロム選手が提唱していたみたいで、アンケート結果なんかも発表してました。
ここでファンが見たいカードを発表されておりました。
- 高橋ヒロム vs 覇王
- エル・デスペラード vs Eita
- 田口隆祐 vs フィン・ベイラー
- KUSHIDA vs SHO
- ディック東郷 vs TAKAみちのく
- 石森太二 vs 小川良成
- 青柳亮生 vs マスター・ワト
これら表の獲得数上位のカードだそうです。
ヒロム選手絡みやデスペラード選手絡みは他にもたくさん投票されていたので、いちばん票の多かったものだけをチョイスしたという形だそうです。
ヒロム選手のYouTubeで募集したからかと思いますが、オールスター戦でなくとも新日のリングで実現しようと思えば出来そうなのが結構あるので、意外に夢は広がらないものなんだな、と思いました。
またオールスター戦があるなら誰に出てほしいかというランキングに名前があってもカードが組まれてない選手がそこそこいまして、オールスター戦ということなら、出てほしい選手の上位ランキングの選手だけをシャッフルしてカードを組むほうがオールスター感が出るんじゃないかと思います。
※ちなみにこの動画は今年の2月に収録されているものだそうなのです。
面白い動画なのでぜひご覧下さい。
選手のリアクションはそこそこいいみたい
ヒロム選手の問いかけにたくさんの選手や関係者が反応しているようです。
新日のオーナーの木谷高明さん。
どんどんやってください。 https://t.co/OsXrosYTq2
— 木谷高明 (@kidanit) September 1, 2022
全面バックアップということでしょう。
そしてDDTの高木三四郎さんは秋山準選手の引用リツイートをリツイートしてます。
ヒロム選手には実現に向けて頑張ってもらいたい。
票が入って無い人も反応すればなぁ。
そこから始まる事もたくさんあるぞ!#ddtpro https://t.co/ZqDY3br1GH
— 秋山準[Jun Akiyama] (@jun0917start) August 31, 2022
これも本当にやるのなら協力しますよということでいいのかな?
ただDRAGON GATEのYAMATO選手はネガティブなことをツイートしておられます。
なんかタイムラインに上がって来てウザいから一言言わせてもらうけどさ、
大手はよ、都合の良い時だけ「ファンの声」を使って都合の良い事言うよな。
俺らはな、テメェらの草刈り場じゃねーんだよ。
マジでムカつくから、全員食らわしたいわ。
— YAMATO (@yamato_oldtype) August 31, 2022
これもリアルな言葉なのか、新日 vs DRAGON GATEがあらかた決まっているから、先行して因縁づくりをしてるのか、どっちかわかりませんけど、好意的な反応よりもこういう反応のほうがワクワクします。
中立なリング?
ヒロム選手が提唱しているのは「新日のリングに皆さん来てください」ではなく、どこの団体でもないところの仕切りでやったら、新日だけ得すると思って嫌悪感を持ってしまった団体や選手であっても出やすくなるんじゃない?というところがポイントです。
ず〜っと昔にやった夢のオールスター戦は東京スポーツが主催していたように記憶していますが、
プロレス夢のオールスター戦 – Wikipedia
こういう感じで開催したら良いじゃないかということなんでしょう。
ただ、見たいカードを募集するとシングルマッチばかりで、ファン的には選手間の優劣をつけたいわけです。
つまりファン的には例えばヒロム選手と新日以外の団体のトップ選手が闘った場合、どちらが勝つのか?を観たいのですが、ヒロム選手の提唱する中立なリングでの開催となると、バランスを取って団体感で優劣のつかないカードを組むということに、おそらくなるわけですね。
「ファンのため」と称しても、ファンの願うようにはならないのが現状なのです。
だから、ボクはヒロム選手の提唱はちょっと無責任だなと思ってしまいます。
かつて獣神サンダー・ライガーさんが中心となってジュニア・オールスター戦(Super-Jcup)みたいなものが開催されましたが、主催する団体を回していけばいいやんとなってましたが、大半新日主催でした。
だから現実的にはデスペラード選手みたいに、新日にリングに上がりませんか?と問いかけるほうが良いんじゃないかと思います。
中立的なリングではファンの求めるものは実現しないと思うのです。
新たなスターを発掘する場であれ
ボク的に理想的なオールスター戦は?というと、トップ選手ではなく若手ばかりの大会がベストと考えています。
スーパーJカップでいいますと、大阪プロレスが主催した時にキャリア6年未満と出場選手を限定していましたが、この形が一番いいのではないかと思います。
実際のところ、トップ選手同士で闘って一時的とは言え優劣をつけるのは、各団体キツいことです。
ちょっと前に『スーパージュニア』にリンダマン選手がGLEATのチャンピオンのまま出場してましたが、あんなこと普通は出来ません。
だったら、各団体の伸び盛りの選手が出場する大会ということであれば各団体とも協力しやすいでしょう。
技術交流にもなるでしょうし。
それに最初の『スーパーJカップ』が当たったのは、そんなに有名ってこともなかったFMWのハヤブサ選手がブレイクのきっかけになったからです。
多くのみちのくプロレスの選手も注目を浴びることになりましたし。
オールスター戦は、こういう新たなスターの発掘をする場所だとボクは思います。
ヒロム選手が仕切ってもいいんですけども、最前線には立っちゃいけません。
だから、シングルマッチは若手でやって、トップ選手は、たとえば高橋ヒロム&覇王 vs 石森太二&小川良成みたいなカードを組むのが現実的だと思います。
そういう風に持っていかないとたぶんオールスター戦は実現しないです。
本当に実現する気があるというのをしっかり示していって欲しいものです。
それではまた。
ありがとう!