好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

棚橋弘至に感謝せざるを得ない

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです

 

このところ、新日のライブ中継がありませんでしたので、せっせとスターダムを観て3.3の武道館大会に向けてコンディションを整えていこうかな、というところなんですが、昨日はたまたまなんですけど棚橋弘至デーでした。

『棚橋弘至のポッドキャストオフ』を聴いた後に、『NJPW STRONG』のエピソード28を観るという流れでした。

棚橋は好きと嫌いを行ったり来たり

ボクはそんなに棚橋選手のことを好きじゃなかったりするんです。

 

そもそもプロレスから10年、離れるきっかけになった選手の一人というのもありますが、近年のコンディションの悪さを考慮した闘い方をチョイスしない頑固な姿勢が気に入らないんです。

 

出来るだけ長くプロレスラーであって欲しいんですが、棚橋選手自身はそうは考えてないんですかね?

 

でも、不思議なもので、急に好きになったりもするんです。

 

それは自分が考えている棚橋選手よりも、本当の棚橋選手が遥かにデカかったと思わされた時です。

 

本当に『100年に一人の逸材』というキャッチフレーズは伊達じゃない、と心惹かれるのです。

 

最近では鷹木信悟選手とのNEVER戦なんて、棚橋選手の底力を思い知らされました。

 

好きだったり嫌いだったりを行ったり来たりさせるのは、名レスラーの証拠だと思います。

 

「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」と言いますが、好きになったら嫌いになったりはしてる時は、やっぱり好きなんでしょうね。

 

そして棚橋選手の話を聴いて、また昨日も好きになりました。

指導者になれば良いのに

かなり久しぶりに棚橋選手のPodcastを聴きました。

 

3年ぶりくらいでしょうか。

 

多分最新話?だと思うんですが、NEVERチャンピオンになりたての棚橋選手の話が聴けました。

 

いちばんNEVERに縁遠いと本人が思っていたNEVERのチャンピオンになったことを素直に喜んでおられるようで、ホッとしました。

 

IWGPヘビーを狙い続け、それを諦めたら引退だ的な事をおっしゃっていたので、NEVERに挑戦すること自体も棚橋選手の下り坂を彷彿とさせるので否定的なのかと思っていました。

 

でも、目的ではなく手段という立ち位置に設定したことで、NEVERを足掛かりにIWGPヘビー戦線への復帰を目指すことになり、肯定しやすくなったのが良かったんでしょう。

 

本当に足掛かりになるのかはさておき、ボクはNEVERを利用して、若手や燻っている中堅どころの底上げを期待します。

 

NEVERは真正面からぶつかり合うバチバチプロレスの象徴のイメージがつきましたが、棚橋選手から本来の若手育成のカラーを打ち出して欲しいです。

 

Podcastの中で、試合後のコメントの重要性の話や、『NJPW STRONG』の解説のなかで、試合に対する姿勢や、お客さんをどう誘導するかついての話は、ただの観るだけのオッサンでも感心しましたし、全ての若いプロレスラーが聞かなければならない話なのではないかと感じました。

 

『NJPW STRONG』で一緒に解説している柴田勝頼選手(今回ボクが観た分では棚橋選手のみの解説でした)はすでに指導者としても活動しておられてますが、棚橋選手も積極的に指導者としても活動して貰いたいと思わせます。

 

今はLA Dojoと野毛道場の括りですが、いずれはここに棚橋道場というのがあっても良いんじゃないかと思いました。

 

野毛道場は誰が指導してるんですかね?真壁刀義選手なのかな?

 

かつて藤波辰爾さんが模索した道場制を今こそ実現して欲しいです。

 

そんなことを考えるほど、棚橋選手はいかに我々を楽しまそうと必死になっているかが伝わってきました。

努力の人

Twitterで、プロレスラーで天才とは誰か?という問い掛けがありまして、いろんな名前が上がっている中に棚橋選手の名前もあったように思います。

 

確かに試合における棚橋選手のひらめきを観た時は、天才なんじゃないかと思わせますから、理解出来なくはありません。

 

ただ、棚橋選手の話をじっくりと聴いてみると、ボクの持っている天才のイメージとは違うのです。

 

ひらめきに見える部分もまた、膨大な情報の蓄積とその解析を怠らなかった努力の賜物で、ふと思いついたものや、天から降りてきたアイデアとか、そういうものではない、と思えます。

 

むしろ「天才」という言葉で片付けてはいけないのではないか、とすら思います。

 

若いプロレスラーに伝承して欲しいのは、技術や観客論よりも、この真摯な姿勢です。

 

この姿勢のおかげで、ボクはまたプロレスを楽しめたのです。

 

棚橋選手に感謝せずにはおらなくなる1日でした。

 

それではまた。

ありがとう!


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