元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
新日本プロレスのスマホサイトで読める選手の日記を僕はあんまり読まないのですが、10月3日に更新された棚橋弘至選手の日記をたまたま読みました。
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そこには明るく振る舞ってはいるけども、東京ドームという大舞台を前にして、テーマのない闘いを強いられた中、どうテーマを見出していくのかに、苦悩していることが伺えました。
アメリカでの試合後のコメントでもそれがハッキリ出ています。
棚橋「声援が期待値のバロメーターであるならば、この6人、オカダが頭一つ抜けて、棚橋が一番落ちるかなと。っていう感じ。ただね、あの、こっから俺しつこいから。こう、6人タッグのメンバー見ても、僕はもう一番年上っている状態になってきた。うん、すごい頼もしいし、あの、スゲェなって思うときもあるけど、悔しい気持ちもあるんですよね。うん、キャリアに落ち着かない、それを改めて思ったし、キャリアに甘えないっていうのが、これからの僕の姿勢かな。うん。ちょっとね、内藤に勝ったから、いやもうホントに、これはもう大事件でしょ。3日会わねば刮目してみよ、と。アメリカから帰った棚橋は、要注目です」
内藤哲也選手に勝ったという大事件?を起こしたあとに一体どんなカードが待っているのかというと、それが今回のテーマでございます。
『棚橋弘至デビュー20周年記念試合』なのです。
これが両国大会を含む4大会でいずれも組まれています。
相手は現NEVER6人タッグチャンピオンチーム
まずは本日10月4日に行われますパート1。
このカードのどこにデビューを記念した部分があるのか、ちょっと僕にはわかりません。そして、大事件?を起こしたことをきっかけにしたカードでもありません。大事件絡みなら当然内藤選手が絡まなくてはおかしいわけですが、内藤選手はこの日から休場明けのタイチ選手と絡んでいます。
翌日5日のパート2。
パート1のYOSHI-HASHI選手をトーア・ヘナーレ選手と入れ替えてのカードになっています。
そして、(未だブロックされたままの)ワールドでの中継もある7日の後楽園ホールでのパート3。
パート1と同じカードが組まれてます。
そして最後はパート4。
両国大会ではタッグマッチになりましたが、パート3までの対戦相手は全て同じです。
この3人はもうお忘れの方も多いと思いますが、実はNEVER6人タッグのチャンピオンチームなのです。
つまり、これは棚橋選手がドームに出場するのはNEVER6人タッグ絡みであることを示唆しているのではないか、と思えてくるのです。記念試合でこんなカードを組まれていることを棚橋選手は当然知っているでしょう。にもかかわずノーテーマだと日記に書いちゃっているので、NEVER6人タッグ絡みでドームに出ることは1ミリも考えてないということでしょう。
でも、この試合、どこかで勝つと次はベルトを賭けろって展開になりますよね、普通。両国のタッグマッチで勝ったとしても、次はベルト賭けてやるからもう一回やらせろと真壁選手が言ったら、きっと通ります。
なにしろNEVER6人タッグのベルトは棚橋選手ですら、その存在を忘れてしまうくらい価値の低いベルトですから、すぐに賭けられます。これはもう、ドームで棚橋選手が絡むタイトルマッチは6人タッグであることはほぼ確実と捉えても良いんじゃないか、と思えてくるのです。
パートナーはずっと本間朋晃
6人タッグのベルトに絡むと言いながら、棚橋陣営はメンバーが固定しません。だがしかし、ただ1人、本間朋晃選手だけはいずれの試合も棚橋選手の横にいるのです。
大ケガから復帰して以来、未だ元ポジションに戻れずにとても悔しい思いをしながらの試合が続いているだろうと思われる本間選手。
いずれ真壁刀義選手とのコンビで、GBHとして、IWGPタッグチャンピオンに返り咲きたいという思いもあるでしょう。
それなのに、連日真壁選手の対岸に立たねばならないのです。しかも真壁選手のパートナーはかつて真壁選手裏切った男、矢野通選手なのですから、心中穏やかではいられないはずです。
かつての自分を取り戻すためには、これ以上燃えるシチュエーションはない、というカード編成です。棚橋選手の20周年かなんかしらんけど、俺がインパクトを獲ってやると思っても不思議ではありません。
棚橋選手のアシストもあって、矢野選手から勝ちをもぎ取るようなことがあれば、本間選手の新章がついに始まるということになるのではないでしょうか。
20周年記念⇒本間朋晃大復活祭
主役であるのは棚橋選手だったはずなのに、考えてみると本間選手が主役になりうるシチュエーションであることに気が付きました。
ここでこんなカードが組まれている問ことは、本間選手のコンディションが良くなってきたということなのではないでしょうか。
ついにガンガン行けるようになったということです。
矢野選手を倒して、真壁選手のパートナーの座を奪い返して、そのまま年末のタッグリーグでGBH復活優勝して、G.O.D.に喧嘩を売りに行って、ドームではIWGPタッグ選手権試合をするという青写真が浮かんできます。
そうなると、6人タッグのベルトはどうなるの?となりますが、あんなのは適当にどこかで誰かに渡せば良いんですから、どうにでもなります。
棚橋選手が日記でテーマがないとボヤいたのは、つまり自分の名前が冠された試合ではあるけども、主役は自分ではないということを示唆していたのです。
両国のビッグマッチで組まれた棚橋&本間 vs 真壁&矢野は、今後の本間選手を占う大事な一戦になります。ここで大勝利を上げて、また本間選手にはもう一花咲かせてほしいところです。
ただ、これで勝っちゃうと、このまま棚橋選手とのコンビでタッグリーグにエントリーなんてことになるかも知れませんね。棚橋選手はタッグはお嫌いでしょうか。興味なさそうですよね。ま、いいか。
それではまた。
ありがとう!