好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【DRADTION】DRADITON TV初観戦:19.10.25 DRADITION 2019 RAGING OUTLAW TOUR〜HIRO SAITO 40th ANNIVERSARY〜 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

DRADTION

昨日はNOAHのことを書いたので今日も続けざまにNOAHの試合を観て感想を書かせていただこうかと思っていたのですが、それを急遽取りやめまして、今回は藤波辰爾選手の団体、DRADITIONがYou Tubeチャンネルを解説したということで、

www.youtube.com

ほとんど見る機会がないDRADITONが観られる良い機会だと思いまして、そちらを観ての感想です。

昨年の10月25日の試合ということでずいぶん前なんですが、DRADITONが今年に入ってから試合をしてないみたいなんで仕方がないですね。

今後このYou Tubeチャンネルで何を配信してくれるのか少しだけ楽しみです。

チャンネル登録者数はボクが登録した時点で150人弱でしたが、今回の動画で登録者が増えるとは思えませんでした。

LEONA選手が解説

今回配信された試合はヒロ斉藤選手の選手生活40周年記念大会という渋すぎる大会のメインで行われた

藤波辰爾&越中詩郎&獣神サンダー・ライガー vs ヒロ斉藤&武藤敬司&天山広吉
出典:Pro-Wrestling DRADITION ウェブサイト

こちらでございます。

90年代の新日が蘇るカードですね。

これを観て育ってますからどんなに選手が、試合が劣化しようと一定の興奮を覚えてしまいます。

今回の配信の目玉は藤波選手のご子息、プロレスラーのLEONA選手が解説をしているということです。

LEONA
出典:Pro-Wrestling DRADITION ウェブサイト

LEONA選手についてはほぼ知りません。

昔にチラッと試合をしてるところを観たような気がしますが、ハッキリとは覚えていません。

ただ、これが藤波選手の息子さんなのか〜とガッカリした記憶だけはあります。

ヒロ選手側のセコンド?にUWFと背中に入ったジャージを着てる選手がいたんですが、LEONA選手のプロフィールには

「U.W.F.スネークピットジャパン」でキャッチレスリングを学ぶ。 

とありましたので、その関係でセコンドに付いていたのかも知れませんね。

さて、注目の解説ですが悪くはなかったです。

プロレスを初めて見る方にもわかるように丁寧に解説されていました。

ただ、この動画で初めてプロレスを観るという人がどの程度いるのか疑問です。

この郷愁まみれのカードなら尚更です。

最近プロレスファンになった方でもこれをチョイスするのはなかなか渋いと思わせるカードですから、ここまで丁寧である必要もなかったように思います。

悪くはないのですがかと言って特別良くもなかったです。

それはLEONA選手のせいではありません。

普通、実況と解説は1セットです。だけど、この動画では解説のみ。

これは斬新ではあるけれど、バランスが悪いです。

他の中継で実況が必ずあるのは、こんなことになるからでしょう。

これがせめて、試合の当事者がこのときああだったこうだったというのならまだ成立するんでしょうが、LEONA選手は藤波組のセコンド。

世代も違いますから、試合の中での選手の心情などわかるはずもありません。

ならば、セコンドについてたらこういう事があったとか、子供の時から知り合いのレスラーもいたでしょうからそういう裏話とか話して欲しかったです。

解説なんだから解説してるので、それで良いんですけどね。

また、キャリアが7年でそこそこのキャリアなんですが、きっと試合数は他の団体の選手よりも少ないでしょうから、経験値が足らないんでしょうね。技術的な解説はほぼありません。

「この試合の蝶野正洋レフェリーはヒロ組に加担してしますが、通常レフェリーは公正中立です」なんて当たり前のことをおっしゃるわけです。

一周まわって面白いけど、そんなのは今回限りで良いでしょう。

最後にお父上である藤波選手が「LEONAもいい経験になったんじゃないか」なんておっしゃってますが、プロレスラーは試合してナンボですよ。喋らせてどうする?と呆れました。

そんなLEONA選手の試合をまたこのDRADITION TVで観られたら良いなと思いました。

狼群団集結

本来この6人タッグマッチは蝶野さんとヒロ選手と天山広吉選手の3人で出撃するほうが良かったでしょう。

nWoになる前の狼軍団の構成です。

蝶野さんのことは、黒になる前の白いときの蝶野さんのほうが好きでした。入場テーマのファンタスティック・シティも好きでした。

黒になってからは入場時がピークの選手になっちゃったんで嫌いだったんですが、黒になりたての狼群団のときはまだ好きでした。

そして、この3人はホントにバランスが良くて、今でいうと内藤哲也選手とBUSHI選手とEVIL選手の3人だった頃のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと似た印象です。

※特に若い頃の天山選手と帰ってきたばかりのEVIL選手はダブります。

でも、蝶野さんが実質引退なさっているので、その代わりに武藤選手が入ったんでしょう。

思えば武藤選手がnWoに入ったあたりからメンバーが増えすぎてグチャグチャでした。

ウルフ・パック
出典:Pro-Wrestling DRADITION ウェブサイト

このポーズもnWoですから、やっぱりここはヒロ選手が一番輝いていたと思う狼群団を全面に出して欲しかったです。

ま、天山選手の笑顔を見れば、そんな些末なことはどうでも良くなります。狼郡団は天山選手にとって良い思い出なんでしょうね。

主役はヒロ斉藤さんのはずだが・・・

ヒロ選手の40周年記念大会なんですが、本人が控えめな性格なんでしょうか、どんどん他の人が目立ちに行くという不思議な試合でした。

やっぱりここでも武藤選手が目立ちに行きます。

元祖ドラゴン・スクリューの藤波選手をドラゴン・スクリューで回したり、シャイニング・ウィザードをたっぷり間をとって繰り出したり、いい意味での自分勝手さが武藤選手をスターにしたんだなと思いました。

また試合は最終的にヒロ選手が藤波選手を必殺のセントーンで3カウント奪って終わるんですが、その前になんと特別レフェリーである蝶野さんと武藤選手で藤波選手にシャイニング・ウィザードとケンカキックでサンドイッチにしてお膳立てしました。

試合はほぼほぼそれで決まったようなもんだったので、ヒロ選手のセントーンはおまけみたいな感じになっちゃってました。

個人的には武藤選手のシャイニング・ウィザード→蝶野さんのケンカキック(やっぱりココは加わって欲しい)→天山選手のダイビング・ヘッドバッド→ヒロ選手のダイビング・セントーンで〆てくれると嬉しかったのにな〜と思いました。

さすがの藤波選手もこんなには受けきれないですかね。

試合後はゲストに長州力さんが出てきましてヒロ選手を「チョビ」と呼びました。

そうそう、ヒロ選手は先輩方にそんなふうに呼ばれてたな〜なんて思い出しました。

最後はヒロ選手のマイクで閉めてもらうわけですが、ここでも控えめな性格が出てしまい記念試合とは思えないヒール感ゼロ(たぶん、ず〜っとヒールだったはずです)の普通のいい人マイクでした。

ヒロ斉藤
出典:Pro-Wrestling DRADITION ウェブサイト

引退するわけじゃないので、これはこれで良かったです。

記念撮影で終わったんですが、なぜか中央には長州さんがいて、主役のヒロ選手は最後まで控え目でした。

ヒロ斉藤40周年記念試合後の記念撮影
出典:Pro-Wrestling DRADITION ウェブサイト

ヒロ選手みたいな選手がいるからプロレスは面白くなるということがよく分かる試合でした。

それではまた。

ありがとう!


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