元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
すみません、更新が遅くなりました。
今週号から週刊プロレスがオールカラーになったということで、記念号ならちょっと読んでみたいという気持ちになっていたのですが、ウチの近所には売ってませんでした。
きっと気合の入った号になっているだろうから、どうしても読みたいと考えた結果、
dマガジンの31日間無料というのがあったので読むことにしました。
ざっと読みましたけども、オールカラーになったからってそれがどうした?というのが正直な感想です。
何しろ試合がないんですから仕方がないんですけど、モノクロで良かったようなページまでわざわざカラーにして値段が上がっちゃったというのは、
読者のほうに向いた雑誌づくりをあまりしてないような気がしました。
値上げしなきゃいけない事情も何かあるんでしょうけど、それがオールカラーにするからでは説得力に欠けます。
それともオールカラーにして欲しいという声が多かったんでしょうか。昔は増刊号だけごオールカラーで特別感があって良かったんですがね。
プロレスの情報に関してはたくさんのプロレスブログがありますからそれで事足ります。
写真であったり、インタビュー記事であったりというところで、差別化していくことになると思うんですが、写真にしてもインタビューにしても新日のスマホサイトと大差ありません。よって新日の選手のインタビューならスマホサイトで充分です。
他の団体のはわかりません。週刊プロレスがないと情報が取れない団体ってのもあるんでしょうかね?
スマホサイトのインタビューは、同じ会社の人が話を聞くわけですから、聞きにくいことは当然聞きません。
そこで別の会社の人である週プロの記者なら、聞きにくいことでもグイグイ行けるかというそうでもないので、しんどいです。
何しろ取材拒否された終わりなんですから、団体や選手を批判するようなことは書けません。当たり障りのないものになってしまうでしょう。
そうなると、いよいよ週刊誌って必要なのかな?と思います。
しかもブログはただで読めるのに、週刊プロレスはお金を出さなきゃいけません。新日のスマホサイトは月330円。週刊プロレスは値上がりして560円になりましたから、月2,240円です。どえらい違いです。
つらいところでしょうが、これまでと違う方向性を打ち出していかないとなくなってしまいそうな気がしました。
白でも赤でも行ける
さて、今週インタビュー記事で一番面白かったのはジュリア選手のインタビューでした。

せっかくシンデレラ・トーナメントに優勝したのに、試合がないので何もストーリーが転がらないという状況は本当にキツいなと思いました。
優勝して白いベルトのチャンピオン、星輝ありさ選手と闘いたいと言うと「そらアンタ刀羅ナツコ選手のほうが先やがな」というようなクレーム?をそこそこもらったそうです。
これで赤いベルトのほうに挑戦表明するとたぶん「そらアンタジャングル叫女選手のほうが先やがな」と言われただろうと仰ってました。
これが叫女選手や刀羅選手と当たらずに優勝したのならまだしも、このトーナメントでジュリア選手はどっちの選手にも勝ってるんです。
だからどっちのベルトに挑戦するにしたって何の問題もないのです。
しかも叫女選手も刀羅選手も完敗なんです。オーバー・ザ・トップロープルールがある試合で極められて負けてるんですよ。
この状態でそれぞれのベルトの挑戦が流れたからもう一回組んでくれと2人が言ったとしたら「まずジュリア選手に勝ちなさいや」となるのが普通だと思います。
つまり、トーナメントに優勝したということは問答無用でベルトに挑戦できないとおかしいんです。
また、どっちが上というのもないのかも知れませんが、スターダムのアイコンが巻いている赤いベルトのほうを格上と考えるのが普通だとすると、トーナメント優勝者が赤いベルトではなく白いベルトのチャンピオンの闘いたいと言ってしまったということも問題ではないかと思いました。
新日で言えばニュージャパンカップに優勝したら、どのベルトにも挑戦できるとなってますが、まさかNEVERには挑戦しないでしょ?
これはジュリア選手が赤いベルトよりも星輝ありさ選手と絡むほうが美味しいと考えているということで、岩谷麻優選手にとっては厳しい現実であると受け止めて欲しいです。
この辺がお騒がせ女の面目躍如といったところでしょうね。惹かれます。
天龍イズム
ジュリア選手は、試合ができない間に新日本プロレスワールドで石井智宏 vs 田中将斗の試合を何回か観たそうです。

ちょうどボクも観た記憶がありませんでしたので、さっそく観ました。
NEVERらしい試合と呼ばれる原点にあたる試合でしょうか。石井ワールド全開の試合でした。
解説が制御不能になる前の内藤哲也選手であるというのもイカしてますので、まだご覧になっていない方は是非ご覧下さい。
ジュリア選手がなぜこの試合をリピートして観たかというと、
わたしは”痛みの伝わるプロレス”に胸が熱くなるんでね。(中略)闘争心は負けないよ。殴り合いのケンカだってよくやったし(笑)
と仰っているのです。
つまり今のスターダムにはない天龍源一郎イズムを表現しようとしているのです。
かつて天龍さんがジャンボ鶴田さんや輪島大士さんを本気にさせようと厳しい攻撃をしたように、ジュリア選手もまたスターダムの選手を本気にさせようとしているのです。
結構前なんだけど、「●●センスはジュリアが相手だと、いつもと違う」って声をツイッターで見かけたりした。ということは、その●●選手の普段見せない姿を引き出したってことかな?と。そう思うと楽しいんだよね。
という言葉からも、完全に天龍イズムであることが伺えます。
スターダムでは美しさや華麗さのほうが重視されがちで、情念だったりジェラシーだったり怒りだったり、そういう感情のぶつかり合いを表現する闘いをジュリア選手は持ち込もうとしているわけです。
なんかワクワクしてきました。
ちなみに田中 vs 石井は、最後に負けた石井選手が田中選手の腰にベルトを巻いてあげて、握手してリングを降りるんです。
石井選手のこういう姿ってあまり見たことがないと思うんですが、負けたけども内容に関してはかなり充実感があったということなんじゃないでしょうか。
女子同士の闘いでボコボコに殴り合った末に握手するというようなことが起こり得るのかどうかわかりませんが、ジュリア選手はそういう男らしい闘いができる相手を探しているという感じがしました。
ジュリア vs 中野たむ
そういうバチバチの闘いができるんじゃないかということで星輝選手の名前を出したそうですが、このインタビューではもう1人、ジュリア選手と交わることで新たな魅力が出るんじゃないかと名前が上がったのが中野たむ選手でした。
連日癒やされまくっております。
このかわいいだけウリと思わせる選手が、バチバチやる姿が観られるとなると興奮しないはずがありません。
ボクは知らなかったんですが、デスマッチもやっておられたんですね。ビックリ。度胸があるということでしょう。
これは早いこと、ジュリア選手と絡んで欲しいです。有刺鉄線バットなんぞ使わなくても痛みの伝わるプロレスは出来るはずですので、しっかりやって欲しいです。
このインタビューを読んで、ますますジュリア選手の試合が楽しみになりました。残念ながら木村花選手とはいいライバルストーリーが描けませんでしたが、星輝選手や中野選手と良い感じになってくれたら良いな〜と思います。
とは言え、コロナが終息しないとどうにもならないんですがね。
本日も一日家でジッとしてました。みなさんも、なるべく家でジッとしてましょう。
それではまた。
ありがとう!