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【スターダム】ジュリア先生の特別授業:7.8 NEW BLOOD 3 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回はYouTubeでなんと無料で全試合を観ることが出来ます『NEW BLOOD 3』の感想です。

【全試合無料配信!】7.8『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 3』#NewBlood3

NEW BLOOD 3

どの試合も面白かったです。

女子プロレスの未来は明るいですね。

試合とは直接関係ないんですが、バックステージでMIRAI選手のセコンドに付いていた朱里選手がプロミネンスの(ボク的)まだ観ぬ強豪の柊くるみ選手がスリーパーホールドで眠らせてしまったのがいちばんインパクトがありました。

見るからに強そうで、プロレスラー感の強い腕の太さでスターダムの強さの象徴である朱里選手を見事に眠らせちゃったわけですから、これは堪りません。

7.23の『SHOWCASE1』という新しいイベントで朱里選手と柊選手が当たるんですが、カードを見た時からワクワクしておりましたので、この『NEW BLOOD 3』でネタフリされていたのを知らなかったものですから、ひときわ興奮しました。

柊選手に『5★』出て欲しかったな〜。

ということで振り返ってまいります。

基礎体力の差が出た

まずは桜井まい vs YuuRIです。

YuuRI選手はその存在も知りませんでした。

ガンバレ☆プロレスの方なんだそうですね。

スターダム公式サイトによりますと、プロレスの入り口はJTO(Just Tap Out)なんだそうですね。

その割には基礎体力がまだ仕上がってない感じがしました。

そんなに激しく動いたようには見えないんですが、桜井選手と比べますと明らかに終盤動けなくなってました。

技術的にはそんなに差はないのかな〜という気はしたんですが、プロレスを普通にやるだけの基礎体力がYuuRI選手にはなかったように見えました。

ガンプロは頑張ってたらそれで良いんでしょうね。

余裕があるなら桜井選手がもっと積極的に動いて倒しても良かったのかな、とも思いました。

雑な壮麗

次は壮麗亜美 vs ななみです。

ななみ選手は以前にも観ております。

体もそこそこ大きいし、そこそこ動けるし、上手に育てば大したプロレスラーになるような雰囲気はあります。

まだ「私はこういうプロレスラーです」というものが出来上がってないので、記憶に残りにくいな、と思いました。

そういう若手の大会なんだから、それで良いんですけど、まだ個性が出来上がっていない若手の中だからこそ、アピールしていくことで個性が出来上がるんじゃないかと思います。

後ろのほうで登場する梅咲遥選手と同じディアナの選手ですけども、梅咲選手同様、目立ちに行こう精神が足りない気がします。

そういう社風なんですかね。

かたや壮麗選手ですが、そういう無個性の選手をしっかり差を見せつけて勝って『5★』出場に勢いをつけたいところだったんですけども、この日はやることなすことずいぶん雑な気がしましたね。

体が大きくて雑というのは、イメージ通りなのでつまらないです。

体が大きいのに、丁寧であったり繊細であったりするとギャップが生まれていいと思うし、これまでの壮麗選手からは丁寧さを感じていたのですが、ななみ選手とは手が合わなかったんですかね。

特に終盤ラリアットを2発繰り出したのですが、どちらも手打ちでしたね。

パワーがあるので手打ちでも威力はなかなかなものだとは思いますが、お客さんには伝わりにくいんじゃないですかね。

ちょっと残念でした。

JTOはレベルが高い

次は稲葉ともか&Aoi&神姫楽ミサ vs 飯田沙耶&羽南&向後桃です。

第1試合のYuuRI選手はそうでもなかったんですけども、こちらの現JTOの御三方は他の『NEW BLOOD 3』出場選手よりもレベルが高いように感じました。

基礎体力はもちろんのこと、攻めも受けもしっかりやれて、結果は負けたわけですけど、試合の水準を底上げしているように思いました。

ここからあと試合する皆さんに、この基準でやらないと下手くそに見えますよ、というプレッシャーを与えたんじゃないかとすら思いました。

さて神姫楽選手ですが、初めて観ました。

「神姫楽」で「かぐら」と読むんですね。

さっぱり読めませんでした。

フリフリの女の子女の子したコスチュームなのに、いきなりSTARSのほう向いて「オラー」とか言うてました。

これだけでこの選手面白いかもと惹きつけられます。

つかみはOKというやつですね。

実際動くとしっかりしてましたし、最後は羽南選手の新型バックドロップホールド(というかヴィクトリア・ミラネーゼと同型ですかね)で負けてしまいましたが、インパクトは残せてたと思います。

ボク的にはこの感じでSTARSのほうが勝っちゃうのは無理があるように感じました。

JTOのほうがいろんな面で上でした。

ドローだけどベストバウト

次はMIRAI vs 鈴季すずです。

これだけ『NEW BLOOD 3』らしからぬ試合でした。

これのどこが若手やねん、というスターダムのビッグマッチのメインでもおかしくない試合だったと思いますし、この日のベストバウトだと思いました。

鈴季選手は本当に素晴らしいですね。

何でもキチンとやれてしまう万能型なんですね。

グラウンドにおいてはMIRAI選手のほうが有利なのかなと、特に根拠もなく思っていたわけですけども、割とあっさりと腕を取り返したりしてましたし、打撃も強烈かつ的確だし、投げも美しく、ラフも行けるとなると、全く穴がないように思いました。

かつて団体最高峰のベルトを巻いていたというのは伊達じゃないですね。

結果はドローでしたけども、楽しめました。

試合後はMIRAI選手そっちのけでジュリア選手と盛り上がっていたのは、MIRAI選手的には気の毒な気がしました。

ボクはジュリア選手とのいざこざよりもMIRAI選手との決着戦の方に興味が湧いてましたから。

また1つ『5★』の楽しみが増えました。

月山をこんなところで消費するのはどうなの?

次は月山和香 vs ラム会長です。

ラム会長も初めて観た選手だと思うんですけど、白い粉が「エクトプラズム」であることをボクは知っていたので、以前どこかで見かけたのかも知れませんね。

もしかしたら別の選手が白い粉を「エクトプラズム」と呼んでいたのかも知れませんが、思い出せません。

会長というぐらいだから、○○会というのがあるんでしょうけど、それが所属団体なのかな?

どんな選手なのかよくわかってません。

16年のキャリアがあるそうですが、そのキャリア感は伝わってこなかったです。

前にも書きましたが、月山選手はグラウンドレスリングが上手なので、これに対応できるレスラーとのシングルマッチを組んであげて欲しかったです。

今の月山選手は、グラウンドをやりそうにもない選手(実はラム会長がグラウンドレスリングの達人だったら最高ですけど)と「茶番」をするために消費していいレスラーじゃないと思います。

月山選手本人が楽しそうだったから、これはこれで良いんでしょうけど、もったいないなぁと思いました。

追記

書き忘れてましたが、ラム会長選手がレインメーカーポーズからのレインメーカーを使ってました。

凄く雑に使っていたことにちょっとイラッとしました。

お梅さんの扱い

次は白川未奈&ウナギ・サヤカ&網倉理奈&櫻井裕子 vs スターライト・キッド&吏南&琉悪夏&梅咲遥です。

やっとCOLOR’Sでいちばん見た目が好きな網倉選手のコズエン(コズミック・エンジェルズ)での試合が見られて、さっそくコズエンダンスに興じておられる姿を拝見できて嬉しかったです。

ダンスシーンだけ即座に2回観ました。

こう言っちゃあCOLOR’Sのファンの方に怒られると思いますが、COLOR’Sのみなさんはもっと下手くその集団だと捉えてました。

コズエンもそんなに上手な人がいるユニットではないので、その下に付くぐらいだから大したことないんだろうな〜と思っていたのですが、実際何試合か観させてもらったんですが、それは完全に間違いでした。

全員がピンクカブキ(白川&ウナギ)と同等以上でした。

最後櫻井選手が負けたのは、スターダム所属じゃないと言うだけのことかな、と。

相手がキッド選手だったというのもありますけどね。

さて梅咲選手ですが、大江戸隊の一員として出撃したなぞのカードでした。

梅咲選手はしっかりプロレスできるし、ルックスもいいということで『NEW BLOOD』シリーズには欠かせない存在であることは間違いないんですが、扱いに困ってこんなところに放り込まれた感じでしたね。

然るべき舞台を用意してあげれば、もっともっと輝ける選手だと思います。

また、梅咲選手もこの舞台を利用しようとか、思いっきり楽しもうという姿勢がないのも問題です。

自分の団体のではベビーなのかも知れませんが、この日は大江戸隊に組み込まれたわけだから、ヒールファイトに徹したほうが、梅咲選手のプロレスラーとしての幅も広がったんじゃないかと思います。

ただ終盤のキッド選手の競演はお見事で、これはもうタッグ結成待ったなしだろうと思ったら、キッド選手が明言してくれました。

次にキッド選手とタッグを組む時は、腹を括って悪に染まって欲しいです。

ジュリア先生の特別授業

最後は天咲光由 vs ジュリアです。

道場でのスパーリングのような試合でしたね。

ユニットが違うので、特別授業というところでしょうか。

ジュリア選手は普段の試合では相手への意識はもちろんですが、お客さんに対して勝負を挑んでいるような、お客さんへの意識がかなり強い選手ではないかと感じています。

それが現在のスターダムでの存在感となり、ベルトがなくともスターダムの中心人物になり得ているところだと思います。

それがこの試合では、お客さんよりも天咲選手へかなり意識が向いていたように思います。

思えば少し前の鈴木みのる vs 藤田晃生もそんな感じでしたかね。

みのる選手は藤田選手にほとんど何もさせませんでしたが、ジュリア選手は天咲選手のほとんどを受け止めた感じでしたけどね。

また天咲選手はデビュー戦からオリジナル技をバンバン出して、この試合でもロープに足を引っ掛けて攻撃したり、新人にしてはかなり器用です。

ジュリア選手はその良いところは認めつつも、プロレスで大事なのは気持ちだからね、と教えているように見えました。

終盤はヘロヘロでしたけど、天咲選手は最後まで勝つ気で挑んでいたように見えて感動しました。

なんとか涙は堪えました。

天咲選手は本人の才能や努力も当然あるわけですけど、素晴らしい環境で育てられているなぁと思いました。

少し前のKAIRI選手もそうでしたが、みんなで天咲選手をそれこそ歴史に名を残すようなプロレスラーに育てようとしているように感じます。

かつて中邑真輔選手は「選ばれし神の子」なんて言われてましたが、今は天咲選手がピッタリなんじゃないですかね。

ジュリア先生との次の特別授業では、もっとジュリア先生を驚かして欲しいですし、きっとそれが出来ると思います。

それにしても、この日ジュリア選手は2回もリングからお呼び出しがかかったのですが、いずれも後輩ちゃん。

後輩に慕われてるんですな。

見習いたい。

それではまた。

ありがとう!


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