全てはプロレスである!

全てはプロレスである!

プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

上村優也の勝利に泣けた

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

別府、鹿児島で開催された『DESTRUCTION』の観戦記を書いてきましたけども、どちらもメインとセミの感想しか書いてませんでしたが、どうしても触れておきたいのは、やっぱりヤングライオン杯です。

 

全部で4試合をバラバラに感想を書いていきます。

成田蓮 vs マイケル・リチャーズ

まずは鹿児島大会の第2試合、成田蓮 vs マイケル・リチャーズです。

 

前に書いたかも知れませんが、僕は成田選手が優勝すると思っていまして、順調に勝ち星を重ねているのですが、優勝候補の海野翔太選手には負けているという状況です。

 

トップから離されないようにするには、この試合はキチンと勝たなければならないシチュエーションです。

 

結果的には成田スペシャル4号で勝ちましたけども、

成田蓮の成田スペシャル4号

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

内容的にはあんまり成田選手の良いところが出ませんでした。

 

使う技は道場ごとに固定されている感じで、場合によってはアレ?さっき同じような展開を観たぞ、ってなことになったりします。ヤングライオンですから、プロレスを覚えている段階ですので、皆が同じことを同じようにキチンとやれるようになることも重要なので、それはそれで良いのですが、そこに他の選手とは違う個性を発揮していたのが成田選手だったんですね。

 

オリジナル技もあ。ますが、同じ技を使うにしても、成田選手からセンスの良さを感じていました。

 

ところが『スーパージュニア』に出た当たりからでしょうか、そのセンスが感じられなくなってきました。あえてそういうことをしないようにしているのか、出来なくなっちゃったのかわかりませんが、ちょっと残念です。

 

センスの良さを感じないと、成田選手の売りが何もなくなってしまうわけです。こんな状態の成田選手ならば、むしろリチャーズ選手に奮起してもらって、成田選手を熱くしてもらいたかったのですが、それも出来ませんでした。

 

リチャーズ選手だけ1人ファレ道場からの参戦で、他の道場の選手とは違って、レスリング技術を必死に磨いている感じはなく、恵まれた身体を活かすプロレスを伸び伸びとやっている(昔でいう全日的な育て方と思ってしまいます)という感じなので、一つひとつの動作がもっさりしているし、技も雑な感じがします。

 

このヤングライオン杯で爪痕を残そうという気持ちもないんじゃないかとすら思わせます。ただ、このおおらかな感じがギラギラとしてヤングライオンたちの中で異質ですので、これはこれで良いので、このままノンビリ育って欲しいです。

 

でも、成田選手はこれではダメでしょう。持ってるものを全部出し切る闘いをしないと。早めに成スペ4を出して終わらせるなんて、そんなベテランみたいなことしたらダメなのです。

 

デカい相手に対しても、キチンと自分の技術を披露出来ることをしっかり証明しないとダメなんです。これでは、海野選手の優勝ですよ。LA DOJOには勝てませんよ。

 

ガッカリでした。

海野翔太 vs アレックス・コグリン

続きまして別府大会の第2試合、海野翔太 vs アレックス・コグリンです。

 

優勝候補である海野選手、結局この試合を勝ちまして、得点トップをキープしています。しかし、インパクトはコグリン選手が持っていきました。

アレックス・コグリンの逆水平チョップ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

闇を切り裂くような逆水チョップ。ベルリンの赤い雨って感じです。別にドイツ人じゃないんでしょうけどね。

 

さらに海野選手の頭だけどこかに飛んでいってしまいそうなドロップキック。

アレックス・コグリンのドロップキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

絵になる技を次々と繰り出すわけですから、そりゃインパクトを残します。

 

ご覧の通り、技も素晴らしいんですが気迫、感情もまた、全面に出してて素晴らしいんです。顔つきが違います。これはLA DOJOの選手全員に言えることなんですがね。

 

逆に野毛道場の選手も感情を表に出して闘うのを見受けられるのですが、どうにも芝居がかっている気がしてなりません。

 

こういう風に見せればお客さん、盛り上がるでしょ?っていう感じに見えます。海野選手はまさにその代表で、いつも同じように雄叫びをあげ、同じ顔を作って試合してます。

 

ヤングライオンの時は、そういう芝居掛かったものは必要ないのです。相手より自分のほうが上だとお客さんに見せつけてやる、ただそれだけを胸にガムシャラに行けば良いんです。

 

上手くやって見せて、上手いでしょ、オレ?って感じに見えて、海野選手には冷めてしまい、応援する気になれません。

 

申し訳ないけど、海野選手には優勝して欲しくないです。

辻陽太 vs カール・フレドリックス

続いて別府大会の第1試合、辻陽太 vs カール・フレドリックスです。

 

海野選手も芝居掛かってますが、辻選手のほうがより芝居掛かってる感じがします。でも、この試合では、そこまでわざとらしさはなく、良かったです。

 

何と言ってもフレドリックス選手の右肩を攻撃しました。なりふり構わず勝ちに行ってることを感じさせます。

辻陽太のダブルリストロック

辻陽太のアームバー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こういうことを全くしない選手もいましたが、勝たなきゃどうにもならないリーグ戦で、相手の負傷箇所を狙わないというのは勝ちに行っていないのと同じと考えていますので、これが普通です。どんどんやるべきです。

 

しかも辻選手は負けが込んでます。この試合に負けると対LA DOJO3連敗になってしまいます。道場対抗戦という意味合いでも絶対に負けたくない感がヒジョ〜に出てまして良かったです。

 

ただ、そんなことしても辻選手が勝てないほど、フレドリックス選手の身体能力の高さはエゲツないです。

カール・フレドリックスのドロップキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

何ですか、このドロップキック。ヤングライオンの時点でこのレベルのドロップキックですから、今後間違いなくお金の取れるドロップキックになります。

 

そしてドロップキックが上手な選手は名選手です。フレドリックス選手も名選手になる可能性が異常に高いということです。

 

肩がキツかったんでしょうね、勝負どころと見て、一気に絞り上げました。

カール・フレドリックスの片逆エビ固め

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この絞り方も必死さが伝わってくるもの(実際に必死なんでしょうけど)で、顔芸で終わらせがちな辻選手では勝てません。結局辻選手の新技も得意技も出させてもらえませんでした。

 

辻選手は、もう少し考えてプロレスしたほうがいいでしょう。

上村優也 vs クラーク・コナーズ

最後は鹿児島大会の第1試合の上村優也 vs クラーク・コナーズです。

 

最初はコナーズ選手が勝っちゃうんだろうな〜と思ってみていました。何しろ、

クラーク・コナーズのドロップキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こんなに物凄いドロップキックをもらって、

クラーク・コナーズの逆エビ固め

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こんなに重厚な逆エビ固めをもらっちゃあ、とても勝てそうにないって思ってました。

 

打撃の打ち合いでも押してたし、気迫も上村選手を圧倒しそうな感じでした。

 

それが見事なアームドラッグで流れを変えたら、一気にかんぬきスープレックスからの

上村優也のかんぬきスープレックス

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

逆エビ固め。しつこくしつこく逆エビに固めの勝利。泣けました。

 

ヤングライオン杯で泣いてしまうとは。

 

野毛道場の選手では、上村選手だけが内側から湧き出る感情をさらけ出して闘っているように見えます。だからって訳が分からなくなって技が雑になったりせず、キチンとタックルでテイクダウンとったりしてました。

 

戦績は奮わないかも知れませんが、コナーズ選手に勝てたのは大きいです。日頃の頑張りが評価されたんだと思い、嬉しくなりました。

 

ヤングライオン杯で化けるのは上村選手でしょう。良い試合でした。上村選手には感謝します。

 

それではまた。

ありがとう!


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