元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は僕の個人的2018年MVPのジェイ・ホワイト選手の試合です。相手は我らがレインメーカー・オカダ・カズチカ選手です。これがノンタイトルマッチ。とっても贅沢ですね。この試合に何のタイトルもかかっていないというのが現在の新日本プロレスの層の厚さを感じさせます。
オカダファンとしては残念ではあるのですが、予想通りオカダ選手は負けてしまいました。やっぱりオカダ選手のベルト姿は2020年のドーム大会になるんじゃないかと確信しました。
2人ともニューコスチュームがカッコいい
僕の妄想ではオカダ選手のショートタイツ姿を披露するのは春のMSGであると書きましたが、ここでした。
この写真ではわかりませんが、この前掛けみたいなのを取ると中はショートタイツでした。お客さんの多くがオカダ選手のショートタイツ姿を待ち望んでいたかのように、ショートタイツを披露した瞬間にど〜っと沸きました。
入場の時には入場テーマがマイナーチェンジ。以前のバージョンに戻したというご意見も見ましたが、多分以前のバージョンに似たニューバージョンです。こりゃ新しい入場テーマ曲集が出たら買わにゃ。
さらにはこれがメインだっけ?と錯覚しそうなかなりの数のお金の雨が降りました。オカダ選手のスター性は、他のどの選手よりも上です。試合順はセミファイナルの1つ前だけど存在感は完全にメインでした。オカダ選手が大好きなので、かなり贔屓目に観ております。
かたや、ジェイ・ホワイト選手もカッコよかった。新コスチュームは「白」。「ホワイト」だから「白」ですよ。とにかくしっくり。ついで外道さんも「白」にコスチュームチェンジ。完全にジェイ選手と外道選手が一つになった感じがしました。ヒールは黒という固定概念を覆す鮮やかな「白」は、まだ誰も観たことがない新しいヒール像を示してくれる期待感を抱かせてくれます。ほら、やっぱり2018年のMVPはジェイ選手でしょうが。
2人のカッコいい入場だけで、もうお腹いっぱいでした。
アッサリでしたがインパクト絶大
前にも書きましたが、今回のレッスルキングダム13全体がアッサリ味で、メインの2つでいっぱい時間を使うのでマキでお願いしますと言われていたかのような展開でした。この試合もまた比較的アッサリ味でした。
ただ、これから何度も名勝負を繰り広げることになるであろう2人の対決ですから、これからいくらでもコッテリと戦いますので、このくらいでいいかと今となれば思えていますが、観終わったときはもうちょっとなんやかんや欲しかったな〜と思ってました。
試合で気になるところはオカダ選手のドロップキック問題です。オカダ選手も30代になりまして、20代のときのように高く飛んだり、速く動いたりというのがジワジワしんどくなってくるはずです。そこでパンタロンを使用したのではないかと、ちょっと思ってました。
ショートタイツのときのオカダ選手の靴は膝まであるロングブーツです。きっとあれムチャクチャ重いんじゃないでしょうか。パンタロンのときは凄く短いシューズを履いておられました。パンタロンにヒラヒラが付いててもブーツのときよりは下半身が軽くなって、少々脚力が衰えても高く飛んだり、速く動けたりするから、変えたんじゃないかと思ってました。
で、今回からかつてのショートタイツに戻しました。パッと見、以前よりもお腹周りから下半身にかけて少しふっくらした印象です。重いブーツを履いて、こんなにポッチャッとして、高く速く動けるのだろうかと若干心配になりました。
しかしさすがはレインメーカー、心配ご無用とばかり、この日はバンバンドロップキックが飛び出します。
美しく高く、説得力のあるドロップキックを見せてくれました。やっぱりレベルが違います。心配なんてしてすみません。
そして、この日は何時になく感情を表に出して戦っていたのも印象的で、
オカダ選手は負けちゃうんだろうな〜と思いながら観ていたのに、途中から「ジェイにトップレスラーの厳しさを教えてやれい!」と思ってました。
しかし、ジェイ選手はオカダ選手の攻撃を食らっても、しなやかに受け流してしまうようで、決定的なダメージはもらわないんですよ。受け身が上手いというよりも、攻撃力が最大になる手前に食らってダメージを減らしている感じがします。
そして反撃は一発でオカダ選手の動きを止めてしまうんです。だから、流れがオカダ選手に行きそうになっても、寸前でまたジェイ選手の流れに戻ってしまうというオカダファンとしては歯がゆいものでした。
スピニング式ではありましたが、遂にレインメーカーがジェイ選手に炸裂します。ここから一気に畳み込んで、僕の予想に反してオカダ選手が勝ってしまうのかとワクワクしましたが、ここから正調レインメーカーがことごとくかわされてしまいます。レインメーカーがサビなら、試合のBメロと呼んでも良いツームストン・パイルドライバーも防がれてしまい、どうにもなりません。
最後はレインメーカーに来たころをカウンターのブレードランナー。
上のレインメーカーの写真と同じ構図なのに、違う技でやられている人も違うとあわせ鏡のような技です。ジェイ選手は相手選手のフィニッシャーに合わせてブレードランナーを出すのが異常に上手いんです。どんな技に対してもカウンターのブレードランナーを繰り出します。しかもレインメーカーは特にカウンターを出しやすい技ですので、そりゃもう一撃必殺となっても致し方なし。オカダ選手は3カウント奪われてしまいます。
もう少しブレードランナーに至るまでに時間をかけて欲しかった気もしますが、一発で仕留めたアッサリした展開であったためにインパクトは絶大でした。これはこれでよかったです。
今年こそジェイがMVP
外道さんの介入も最小限度でしたから、ほぼほぼ真正面から真っ向勝負でオカダ選手を倒してしまったジェイ選手。もう残すはチャンピオンのベルトしかありません。しかも現チャンピオンは昨年のG1で倒している棚橋弘至選手。今度は棚橋弘至選手を真正面から真っ向勝負で打倒して、名実ともに新日本プロレスのトップを目指すことになると、予想していたとおりになりました。
2月の大阪でタイトルマッチが来ました。
ということで、札幌の2連戦ではタイトルマッチないんですね。僕は札幌でこのカードが組まれるんじゃないかと思っていたのですが、大阪ですか。ありがとうございます。よし、観に行こう。
で、ここでカンタンに予想します。
棚橋選手はもう限界です。ケニー選手との戦いですべての力を使い果たしてしまいした。そうでもしないととても勝てる相手ではなかったのです。徹底したファンサービスによって新日本プロレスのV字回復の道筋を作った棚橋選手が、あの試合の後、最小限のファンサービスしかできなかったくらいに、力を使い果たしてしまったのです。
つまり、この試合でジェイ選手が勝ち、新チャンピオンになります。この試合でも外道さんはほぼほぼ介入しません。オカダ戦でもロープワーク中に足を引っ張ろうとしてしくじりましたから、外道さんもずいぶん衰えてしまったので、介入はレフェリーの注意を引き付けるくらいでしょう。真正面から真っ向勝負で棚橋選手を打ち砕き、名実ともにトップになります。
2012年2月11日大阪で起こったレインメーカーショックが、今度はジェイ選手によって起きます。これでスイッチブレードショック成立です。
これにより、2019年のMVPは今度こそジェイ・ホワイト選手になるでしょう。乞うご期待。
それではまた。
ありがとう!