全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

『最強レスラー数珠つなぎ』(佐藤光留✕尾崎ムギ子編)読書感想文18

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

『最強レスラー数珠つなぎ』の読書感想文はこれが最後です。

佐藤光留選手と尾崎ムギ子さんの対談です。

最初から佐藤光留だけでいい

佐藤選手きっかけで始まったこの本ですが、最後に2人の対談を持ってきたことで、数珠をつなぐ必要はどこにもなかったんだな〜と思いました。前回に書いた通りオチもないわけですから、佐藤選手へのロングインタビューで良かったんだと思います。

 

それに佐藤選手の話が単純に面白いし、尾崎さんとの会話もスイングしているように思いましたから、トークバトルで定期的にイベントをやったらどうでしょう?

 

つまり、間の選手へのインタビューは全部いらん、ということなります。

内藤哲也のコメントに違和感

一番面白かったのは、内藤哲也選手のコメントについての尾崎さんの発言です。

「勝った負けた、そんな小さいことで、このプロレスしてないですよ」と言ったんですけど。お客さんは勝った負けたでこんなにも一喜一憂しているのに、レスラーが「小さいこと」と言ってしまうことに違和感を覚えたんです。思わず、「レスラーから聞きたい言葉ではない」とツイートしてしまいました。

日頃から僕はアンチ内藤だと宣言してますけど、内藤選手のこの発言には全く違和感ないんです。プロレスにおいては「勝った負けた」というのは、小さいことであると、そもそも考えていたからです。

これを読んで、プロレスを格闘技とごっちゃにして観てるのかな?こんなにプロレスラーに直に接しておきながら、まるでプロレス初心者のようなピュアなことを思ってしまうんだな〜と感心してしまいました。

 

だけど、このツイート、ビビって消したそうです。実に残念です。消したのに、こうして本にして残しているんだから、内藤選手に物申したい気持ちが今でもあるということでしょう。だったら、内藤選手にインタビューを申し込みに行かんかい、と思っちゃいました。

 

で、この発言を聞いた佐藤選手の言葉がまた素晴らしい。

内藤さんは今プロレス界のトップですから。人気があるということは正しいんです。僕が間違ってるんです。

そもそも勝ち負けにこだわっている佐藤選手が尾崎さんに噛み付いたことから、これがスタートしているのに、佐藤選手はあっさりと自分が間違っていると言い切るところが面白いです。

 

ガチの怒りではなく、プロレス初心者にプロのレスラーがプロレスを仕掛けたというところでしょうか。

 

そしてさらにこうも語っています。

反発の声が出てくるというのも、たぶん内藤さんの狙いなんですよ。新日本に反抗する人がいなかったら、新日本はそれ以上、大きくならないですから。軋轢が生まれから、そこに人が集まってくる。摩擦がなかったら問題は起きないし、問題がなかったら解決もないし、解決がなかったら成長もないです。

内藤選手が意図して発言したかどうかはさておき、摩擦がなかったら問題は起きないからの論理展開は全くその通りだと思いました。

 

せっかく内藤選手の発言に噛み付いたのに、それを消してしまったのは、尾崎さんが今後プロレスのライターとしてビッグになるチャンスを逃してしまったのと同じです。本にして残ってはいますが、これも手にとって読まないことには気が付かれないわけですから、誰でも読めるツイッターに書くのとは違います。

 

もったいない。

『最弱レスラー数珠つなぎ』はやめて

終盤になって弱いレスラーにインタビューする『最弱レスラー数珠つなぎ』を次に書こうかと仰る尾崎さんですが、それはやめて下さい。

 

元々は強いレスラーにばっかりインタビューしやがってというインディーレスラーの苦情があったからということですが、それはそいつのプライドがなさすぎるだけで、取り上げる必要なんかありません。

 

僕のようなプロレスが好きなものにとって、プロレスラーは絶対的に強い存在なんです。例えば、自分の弱さを認めた上で、強敵に立ち向かっていくということもハートの強さを証明してると思うので、やっぱり基本的には強い奴がプロレスラーであって欲しいんです。

 

どう強いかはいろいろあっていいと思いますが、弱いことを全面的に打ち出してプロレスをやるのは、勘弁して欲しいです。それは「プロレスなんて誰でも出来る」というのと等しいのです。それはプロレスを舐めてるんです。

 

プロレスごっこは誰でも出来るけど、プロレスは誰にでも出来るものじゃないんです。

 

それでも『最弱レスラー数珠つなぎ』をするのなら、まずは佐藤選手に誰が弱いかを聞いてからスタートして欲しいです。

 

長々と感想を綴ってまいりましたが、これで最後です。そこそこ楽しめました。

 

それではまた。

ありがとう!


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