元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
昨日のエントリーで冒頭に少し触れましたが、
内藤哲也選手がちびっこファンとグータッチをしちゃった件ですが、少しだけ進展しました。
このくらいなら良いじゃないと思ってます
個人的にはグータッチしたって別にええやんと思ってます。
ちびっこにとっては忘れられない思い出になるでしょうし、リングに上がってプロレスをしているということはきちんと普段から感染症予防もしっかりしているということでしょうから、これが元でちびっこファンがコロナに感染なんてことにはならないでしょう。
内藤選手がこの後、コロナ感染が発覚しても、きっとこのちびっこは濃厚接触者にもならないんじゃないかと思いますので、特に問題はないと思います。
ただ、席数減らしているのも、セコンドに付いてる選手がマスクをしているのも、急遽興行の開催を中止するのも、棚橋弘至選手がエアハグをするのも、新日本プロレスはしっかりコロナ対策をやってますから安心してプロレスを見に来てください、ということの表れです。
それを、団体の最高峰のベルトを保持するトップレスラーが感染症対策のルールを率先して破ってどうする?というところが問題なんです。
示しがつかないのです。
メイさんなら即座に反応していたかも
昨日、Twitterの検索窓に「内藤」と入れると検索候補に「グータッチ」がありましたから、この問題はそこそこ盛り上がってしまったんだと思います。
中継のない大会でこんなに話題になるということは、滅多にありません。
そこで新日の公式からこの件に関して何かコメントが有るかと思っていたのですが、
10月26日早朝の時点ではな〜んにもございません。
この程度のこと、公式から謝罪をするは必要なし、という判断でしょうか。
ふと思ったのが、少し前に新日の社長を退任されたハロルド・ジョージ・メイ社長だったら、即座に反応していたんじゃないかということです。
社長のコラムでさっそくこの問題に触れていたと思いました。
経営に関することはよくわかりませんけども、こういう反応の早いところがボクは好きでした。
この問題に全く触れないというのは、ソーシャルディスタンスをとらねばならないこのご時世、新日はだんまりを決め込むつもりか、と不信感に繋がりかねません。
直接見たわけではないですが、ちびっこの親が批判されていたり、グータッチしてる写真をアップした人が叩かれたりもしてるそうです。気の毒ですね。
ちびっこは座ってただけじゃないの?そこに内藤選手がやってきただけじゃないの?それ親の監督不行き届きなの?
そりゃアップしたくなるでしょう。この前、大阪だったかな?ず〜っと泣いてる子供のところにEVIL選手がやってきたのが中継で映って、EVIL選手の株が上がったというようながありましたから、そりゃ中継ないんですから、内藤選手もちゃんとファンのことを見てますとアピールしてあげようと思うでしょうよ。
この人らは、ボクはな〜んにも悪くないと思うのですが、そこは新日が公式見解として、ウチの内藤がやらかしてすみません、といえば済むと思うんですけどね。
それがまだないわけです。
さすが内藤哲也
昨日の試合後、バックステージで内藤選手はこのようなコメントを残しました。
今日はEVILのことでも、飯伏幸太のことでも、そして飯伏幸太と権利証を争うジェイ・ホワイトのことでもなく、俺自身の話。昨日の所沢大会、俺的に凄い気分良く試合ができたんでね、テンションが上ってしまったかな。退場する時、通路脇にいた少年にグータッチしちまったよ。今、コロナで大変な中、選手、そしてスタッフ、みんないろいろなことに気を使いながら大会を開催しているわけで、お客様にもいろいろな我慢をしていただきながら観戦していただいている。そんな中、選手の俺が少年にグータッチを誘ってしまった。少年に対してもちろんだし、周りにいた我慢しながら観戦してくださってるお客様に、大変申し訳ないことをしてしまったなと、反省してますよ。まあ、この件に関しては誘った俺が100%悪いんでね、言い訳するつもりはありませんよ。ただ、少年、またいつかコロナが収まった時、周りの目を気にせず、堂々と笑顔でグータッチしよう。プロメッサ、約束だぜ! というわけで、開幕3連戦が終了。次の舞台は山形。皆様、では、次は水曜日、山形ビッグウイングでお会いしましょう。アスタ・ミエルコレス! アディオス!
ボクはあんまり内藤選手のコメントも喋り方も好きではありません。
芝居がかっているのが気持ち悪くて、もうちょい普通に喋れへんのかと思ってしまうんです。ま、これが普通なんでしょうけど。
ところが、今回のこのコメントは完璧です。何より少年への配慮が素晴らしい。
このことはちびっこのトラウマになっちゃいかんのです。「俺が100%悪いんでね」ということで、ちびっこはな〜んにも悪くないし、内藤選手以外を叩いてた人に、それはもう止めてねと言ってるわけですから。
しかも、改まって素の内藤哲也に戻して喋るのではなく、『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也』でコメントを出したのも素晴らしいです。
いつもこの感じが苦手だったのに、今回に限ってはこれがイイと思えました。
昨日は棚橋選手に比べるとトップ選手である自覚が足りない、というようなことを書いてしまいましたが、内藤選手もしっかりしたトップ選手でした。すみません。
本当はこのコメントが出る前に新日の公式コメントが欲しかったのですが、これでこの問題は解決ということでいいんじゃないでしょうか。
ちびっこよ、めげずにまた試合会場に足を運んで、グータッチを要求してみてください。また違う内藤選手の姿が見られるはずですよ。
それではまた。
ありがとう!