全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

聖飢魔II『メフィストフェレスの肖像』鑑賞記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

月1くらいと書いていましたが、月2になってしまいましてすみません。ロックの話です。

 

僕がハードロックやヘヴィ・メタル(以下HR/HM)を聴くきっかけになった聖飢魔IIの『メフィストフェレスの肖像』を初めて聴いた感想でございます。

聖飢魔IIきっかけでヘヴィ・メタルの世界に入ったわけですが、聖飢魔II自体は初期の3アルバムくらいまでしっかり聴いて、それ以降はつまみ食いという感じです。

こんなの聖飢魔IIじゃない

『メフィストフェレスの肖像』をさらっと全曲聴いてみましたが、これが何とも印象に残らないアルバムという印象でした。聖飢魔IIってこんなにカッコいいハードロックバンドだったか?という良いのか悪いのかよくわからない印象です。

 

上にも書いたように初期の聖飢魔IIしか知りませんし、それが好きだったのです。僕の持っている聖飢魔IIのイメージが感じられるのは、歌っているのがデーモン閣下であるということだけです。

 

どことなくモッサリとした、ちょっと恥ずかしくなるのが聖飢魔IIの魅力です。それは、僕が子供の頃に観ていた特撮ヒーローやアニメの主題歌のような、ちびっこがワクワクするカッコよさとも言える魅力です。

 

それがこのアルバムでは消え失せて、良くも悪くも普通のハードロックバンドになっているのです。そもそもハードロックが好きで、聖飢魔IIであるというフィルターもなければ、良いアルバムだな〜と思えていたでしょう。

 

でも、これが聖飢魔IIのアルバムであるなら、そういうのは求めてないんだよ!という気持ちになるのです。こんなの(僕が知ってる)聖飢魔IIじゃねえ!となってしまうのでした。

ドラムは好みだけど・・・

各楽器の印象ですが、ドラムは切れ味鋭くてカッコいいな〜という印象です。ただ、フィルが期待していたよりも面白くなかったです。今まで雷電湯澤さんのドラムを聴いて、フィルにガッカリさせられたことはなかったのですが、このアルバムに関しては物足りなさを感じてしまいました。

 

ドラムがドゴドゴっとフィルに前に出るのが、HR/HM系の魅力だと思うんですがね。

 

ベースはキレイ過ぎて、HR/HM系の音楽にはフィットしないと前から思ってましたが、このアルバムではそれがより前に出てきてしまっているように思いました。

聖飢魔IIのリズムセクションは、本当に素晴らしいと思います。ただ、湯澤さんは多分ロックから入って、ジャズとかもプレイするに至ったんだと思うんですが、石川さんはお仕事としてロックを演奏しているジャズ/フュージョン系ベーシストという感じがありました。

 

それが味になることもあるのですが、このアルバムのように普通のHR/HM系アルバムでは鼻につく感じになってしまってます。

 

ギターに関しては何の印象も残ってません。聖飢魔IIというバンドの性質で、デーモン閣下という個性の強いボーカリストがど〜んと前に出ていることもありますが、J-POP市場で売れるためにギターパートをあまり目立たせないようにしたのかな?という気がします。

 

バンドというより、デーモン閣下とバックバンドという感じです。これでいいのかも知れませんが、バンドが好きな僕としてはちょっと寂しいような気持ちになります。

ハードロックじゃないのを演奏するとかっこいいバンド

聖飢魔IIのみなさんは皆さん凄腕なので、ハードロック以外のジャンルの演奏もしっかりおやりなります。

 

『THE OUTER MISSION』というアルバムに収録されている『RATSBANE』という曲があるのですが、

ほぼ普通のハードロックなんですが、間奏でジャズ風味の演奏とハードロックを行ったり来たりするところがあります。そのジャズ風味の演奏がバツグンにカッコいいです。特にベースは活き活きとしています。

 

今回聴いたアルバムにも、ハードロックとは違う風味に仕上がっている曲が収録されています。最後に収録されている『悪魔のブルース』という曲です。

 

これがブルースなのか、ちょっとわからないんですが、明らかにHR/HM系の曲ではありませんし、デーモン閣下が歌っておられないので、聖飢魔IIですらないという印象ですが、このアルバムの中では一番印象に残った曲でした。

 

ちなみにベースはこの曲が一番しっくりと来ました。HR/HM系以外なら何の問題もないと思います。

 

ただ、全体としては印象に残らないアルバムでした。アルバムは何回か聴きこんでこそ、味が出てくるものもありますので、一回サラッと聴いただけで判断するのは良くないことなのかも知れません。

 

でも、人間椅子のように大好きなバンドというわけでもなかったら、

www.loca-neo.com

最初に聴いた時に、インパクトがなければ何回も聴くということには、なかなかなりません。

 

僕が思い描く聖飢魔IIらしさも感じないとなれば、余計に何回も聴くのはしんどいとなってしまいます。

 

キレイにまとまりすぎて、猛烈にイヤと思うようなところは何もないのですが、これが好きだと思えるところもない、記憶に残りそうにないアルバムでした。

 

それではまた。

ありがとう!