元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
EVIL選手の勝利があんなに物議を醸すとは思いもよりませんでした。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのファンはユニット推しなんですかね。
内藤哲也選手は多少気の毒な気はしますけども、ほぼほぼコロナ禍ですから、内藤選手本人が悪いわけではないので、EVIL選手を誹謗中傷してるヒマがあったら内藤選手を応援してあげるほうが良いんじゃないでしょうか。
さて今回取り上げるのは海外からパワーアップして帰ってきたマスター・ワト選手についてです。
個人的には煽りVも凱旋帰国の挨拶も、ルックス同様どうもパッとしなかったな〜という印象でした。
とはいえ、プロレスラーはリング上で魅せてナンボですから、しっかりした試合をやってくれれば、ルックスの間の抜けた感じも気にならなくなってくると思います。
マスター・ワト vs DOUKI
まずは凱旋帰国一発目。挨拶のときに襲われたDOUKI選手との一騎打ちです。
ワト選手は大阪出身だったんですね。
前にも聞いたことがあるような気もしないでもないんですが、バックステージでの天山広吉選手とのやり取りを聞いていても、ホンマに大阪人なん?と思ってしまいました。
大阪人特有のアクの強さや過剰なサービス精神が全然見えてきませんでした。まだ緊張してるのかな?
試合ですが、いきなりトルニージョでした。
それからなんだかんだあってのスワンダイブのエルボースマッシュにスクリューキック。旋風脚と呼んだほうが良いのかな?
フィニッシュもトルニージョ的なRPP(何の略?)という技でした。
どうも身体をひねる技が得意のようですね。こうなったら何をやるときもイチイチひねりながら繰り出して欲しいですね。
そういえばトリッキーな裏拳も出してました。こちらも身体をひねってました。
ひねりましょう、ひねりましょう、どんどんひねって行きましょう。そのうち大阪人なら、喋ることにもひねりが効いてくると思います。
ドロップキックも高さがありました。ドロップキックの上手い選手は名レスラーです。
と、どれも悪くないんですが、残念ながら今の新日においてはこのくらいのことは誰でもやっちゃうんですよね。
だからインパクトに欠けます。「良い」というよりも「悪くない」という感じです。
メインに絶大なるインパクトを残すことが起きたので、来年になったらワト選手が凱旋したのがいつだったのか思い出せないでしょう。
DOUKI選手も良かったですが、試合後すぐに金丸義信選手が出てきちゃって噛ませ犬みたいになってしまいました。
この若い二人でしばらくライバルストーリーを紡いでいくものだと思っていたので、DOUKI選手が気の毒でした。
DOUKI選手は本当に良い選手だと思います。もうちょっと良い扱いにしてあげてもらえませんか。試合に使ってやってるだけでもありがたく思えってな感じなんですかね。
金丸選手に襲われたところを天山選手に助けてもらったので、ワト選手は本隊所属になるようですね。ジュニアの選手なんだからタイガーマスク選手が出てきても良かったと思うんですが、タイガー選手は何をしてるんですかね?
と思って調べてたら、体調を崩されて手術までされて全治半年なんだそうです。
※新日本プロレススマホサイトのタイガー選手の日記に詳しく書いてあるので気になる方はご覧下さい。
そりゃ出てこれないわな。
ところで獣神サンダー・ライガーさんの解説が大嫌いです。
的はずれなことを言っていることが多いし、ワト選手に関してもちょっとホメ過ぎです。レジェンドなんだから、アカンもんはアカンとハッキリ言って欲しいです。
プロレスそのものにリスペクトが強過ぎるのかな?
天山広吉&マスター・ワト&上村優也 vs エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI
翌日は本隊の一員として鈴木軍と闘いました。
ワト選手も突然、帰国したわけでもないんでしょうし、写真くらい↑用意してあげて欲しいです。
さて、ここではどんなインパクトを残せるのか、期待しながら観ておりましたが、早くも本隊のその他大勢みたいな感じに収まってしまいました。むしろヤングライオンの上村優也選手のほうが
インパクト残せてました。ご覧下さい、この渾身の丸め込み。顔もちゃんとカメラに向いてます。もしもワト選手が黒髪で黒のコスチュームだったら、居たことにも気が付かなかったんじゃないかとすら思えてきました。
ボクは格闘技をやったことがないので、本当のところはわかりませんがワト選手が得意としているキックなんですが、あんまり上手じゃないように見えました。
少し前に、飯伏幸太選手とタイチ選手がキックの打ち合いをやってまして、そのときに解説の現役時代キックをメインウエポンにしていた山崎一夫さんが、飯伏選手のほうがちゃんとしたキックを打っているというようなことをおっしゃってました。
そのときに、相手を蹴る前と蹴った後の体がぶれてないと、蹴るのに出した足が元の位置に戻っているというのがちゃんとしたキックなんだという話をしておられました。
それが頭にあったのでワト選手のキックを見ると、相手を蹴った後に体の軸がブレてるように見えて得意ではあるけども上手ではないのかなと思いました。
前日の試合では出さなかったレッグ・ラリアートが炸裂しました。
最近、ラリアットは「ラリアット」と書くのにレッグ・ラリアートは「ラリアート」と書きたくなってしまいました。
いやそんなことより、写真がないのが残念ですがホントに見事な一撃でした。
かつてマンガ『キン肉マン』で、モンゴルマンというキャラクターが繰り出した技がレッグ・ラリアートを思い出しました。
現実のリングでもレッグ・ラリアートと呼ばれる技はありました(稲妻レッグラリアートとかね)が、どれもモンゴルマンの繰り出したレッグ・ラリアートとは違うフォームでした。
ところがワト選手のレッグ・ラリアットはモンゴルマンのそれでした。そして、隣には猛牛・天山選手がいるんです。まるで2000万パワーズやないか!
『キン肉マン』を読んだことない人にはナンノコッチャわからないと思いますが、とにかくちょっと興奮しました。揃いの肩当てして出てきてくれんかな〜と。
本日の対戦相手が2000万パワーズに見える
— El Desperado (@ElDesperado5) 2020年7月12日
どこかモンゴルマンチックなワトと牛だからか
上村は
ナチグロンかコニタか pic.twitter.com/hqQI3bpiPp
なんと対戦相手のエル・デスペラード選手も同じことを考えてました。ビックリ。
どうにもパッとしないワト選手が美味しくなるには、天山選手をしっかり利用することが重要な気がしました。
ところでライガーさんが、いつまでもミスター・ワトと呼んでるのが気になりました。
以前アナウンサーがタイチ選手を見て川田利明さんが乗り移った〜とかいうのを聞いて、タイチ選手が努力したからあんな技こんな技が出せるのに、川田さんは関係ないみたいな感じでキレたのに、選手の名前を間違えるってアカンでしょ。
後輩だからって失礼に程がある。前日も間違えてるのに修正してないなんて、真剣に解説やってる他の方に失礼です。
ま、わからなくもないけどね。
今後のワト選手
大阪城ホールという、新日では東京ドームの次にデカい会場での凱旋マッチということで、会社が期待を寄せていることがよ〜くわかったワト選手ですが、今後どうなるんでしょうか。
現時点で発表されているカードでは、ただ本隊の末端の組員という感じです。せっかく髪の毛を青く染めて、ロゴマークまで作ってもらって、金丸選手に襲われたのに一騎打ちも組んでもらえてないのです。
さっそく茨の道です。
これでヤングライオンが海外武者修行に旅立つことが出来るようになったら、ワト選手がヤングライオンに逆戻りしてもおかしくない感じになってしまってます。
早いことベルト戦線に絡んでいかないと、消えてしまいます。
ところがジュニアヘビー級王者は、ヘビー級のチャンピオンにチャレンジャーとして挑みますし、鈴木軍のデスペラード選手は鷹木信悟選手のNEVERに挑戦しますし、絡むベルトが今ないんですよね。不運ですね。
悪くないので、めげずに上を目指して自分から動いて欲しいです。上に目がいってるSHO選手を叩くとかでもいいと思います。
とにかく、ホントに「マスター」にふさわしい選手になって欲しいです。
それではまた。
ありがとう!