全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

『必殺仕事人2019』鑑賞記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

NEW JAPAN CUPが一日お休みだったので、今回はプロレスとは違うことを書きます。

 

『必殺仕事人2019』を観ました。

www.asahi.co.jp

僕は時代劇が好きで、とりわけ必殺仕事人シリーズは大好きです。中でも『必殺剣劇人』がいちばんお気に入りです。

主演がジャニーズの皆さんになってからの必殺シリーズも欠かさず観ております。2007年からスタートしていますから、

もう12年もやっているんですね。時が流れるのは早いもんです。なんか違うな〜と思い続けてもう12年です。そして、今回もなんか違うな〜と思ってしまいましたが、12年も続けば、これが『必殺仕事人』なのだと思うほうが良いような気がしてきました。

脚本が雑

必殺シリーズをご存知のない方もおられるかも知れませんので、ザクッと説明しますと、奉行所(警察みたいなところ)が裁けない悪人に、仕事人の皆さんが被害者に成り代わって恨みをはらすという物語です。「仕事人」ですから、被害者の方はお金を支払います。このお金を受け取るというところに、他の時代劇とは違う単純な勧善懲悪に収まらない感がいい味を出して、こんなにも長い長いシリーズになっているのです。たぶん。

 

さて、今回はヤクザのみなさんが土地と長屋全部を買い取ったから立ち退けと、家をいきなり壊しまくるのです。人が住んでようがお構いなしです。住人が少しでも抵抗しようものなら、その場斬り捨てて、殺しちゃうんです。

 

そらもうムチャクチャです。

 

当然、奉行所も捜査に乗り出そうとするのですが、上から圧力がかかるのです。なんだかよくわからないけど、捜査したらイカンというお達しが出るのです。

 

こういうとき、もっともらしい理由を上げて捜査を禁じるもんですが、その理由がないのです。

 

奉行所が動けないので我らが仕事人の出番ということになるのは、いつものことなのですが、理由がないのでイマイチ権力者の悪さが見えないので「よし、いけ〜仕事人!」とはならないのです。

 

仕事人も殺した後に、殺しちゃった人がホントは良い人で、頼み人が悪者でしたってなことがないように、ターゲットが殺すに値する悪人かどうかを吟味するのですが、ここも時間の都合なのか、証拠がカンタンに出てきます。

 

長屋をぶっ壊し、長屋に住んでる人を皆殺しにせよと命じた人とヤクザの皆さんの関係性を示す書類が出てくるんですけど、そんなものなんで残してたんでしょうね。

 

という具合に、テンポが良いと言えばそうなんですが、丁寧に描いて欲しいところが端折られているような印象を受ける脚本で、悪人を成敗した時のカタルシスが少なめでした。

 

ジャニーズの皆さんが主演になってからの仕事人は、悪人がそんなに悪く描かれてないし、頼み人がそんなに気の毒に描かれていないのが一番の問題でしたが、今年もそれは変わらぬままでした。

 

悪者にも悪者の論理があるのはわかります。現実はそうでしょう。でも、物語でそれを描くと、悪人もそんなことで殺されたらたまったもんじゃないなと思っちゃうんです。エンターテイメントなんですから、しっかり「人でなし」を描いて欲しいです。

伊藤くんもまりえちゃんも良かった

時代劇が減りましたから、若い俳優さんがちょんまげや着物姿を見せることは減りました。皆さん、スラッとしてますから、そういう時代劇の扮装は似合わないんじゃないかと思ったら、物語の軸となる弥吉を演じた伊藤健太郎くんも

弥吉の許嫁のおたねを演じた飯豊まりえちゃんも

ピタッとハマってました。

 

伊藤くんのほうは、ついこの前まで『今日から俺は!!』で観てたので、

「わ、伊藤くん出てるやん」と嬉しくなりましたし、飯豊まりえちゃんは特撮ファンの僕としましては「お、キョウリュウバイオレットやん!」とウキウキしてしまうのでした。

個人的に素晴らしいキャスティングでした。時代劇だけは日本人の役者しか出来ないので、どんどんこれからも作って欲しいものです。

東山さんにいい味が出てきた

主演は東山紀之さんなのですが、顔がシュッとし過ぎてて、どうにも江戸の町にはまらなかったような気がしてました。江戸の町にドンピシャだった前任者の中村主水こと藤田まことさんと比べると

どこか物足りなさというか、浮いてる感じがしてました。お殿様の役とかならしっくり来てたんでしょうがね。

 

ところが12年の歳月で、天下の二枚目にも若干のくたびれ感が出てきまして、これがいい感じに作用してました。現在52歳ということで、そこら52歳に比べると遥かに若々しくカッコいいわけですが、時代劇においてはそれが良くないほうに作用していました。

 

これからドンドンしっくりしてくるだろうと予感させて、これからの必殺が楽しみになってきました。

 

ちなみに松岡昌宏さんの丸坊主姿は良かったです。前の長い髪よりカッコいいです。念仏の鉄的でもありますし。

次は『必殺仕事人2020』でお会いしましょう。

 

それではまた。

ありがとう!