全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

METALLICA『Hardwired...To Self-Destruct』鑑賞記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

今回はプロレスの話題ではございません。ロックの話です。このアルバムを聴きました。

METALLICAの一番新しいアルバムのようです。

楽曲はどことなく懐かしい

このアルバムを聴くきっかけは以前フォロワーの方から教えてもらったからです。以前METALLICAのアルバムについて書いたときに、

www.loca-neo.com

ツイッターのフォロワーの方に

 このように教えてもらいまして、聴いてみました。

「昔からのMETALLICA」と「現代のMETALLICA」がいい感じで混在してます

現代のMETALLICAはあんまり知らないのでなんとも言い難いのですが、確かにどこか懐かしい雰囲気を持つ楽曲がズラリで、昔のMETALLICAしか知らない者としましては、大変耳馴染みが良かったです。

 

どこのヘヴィーメタルバンドもそうなのかも知れませんが、METALLICAはアルバムを重ねるたびに楽曲の構成が複雑になっていきました。そして、曲もドンドン長くなっていきました。それはカッコ良い楽曲を求めての結果です。

 

しかし、あまり複雑にしていくと、終いにはプログレッシブ・ロックになってしまいます。プログレを聴く人とヘヴィーメタルを聴く人は被ることも多いと思いますが、何しろ名前がMETALLICAですから、METALLICAに多くの人が求めるのはヘヴィーメタルです。それを期待して、聴いてみるとプログレだったとなるとガッカリしてしまいます。

 

まるでラーメン屋さんが麺にこだわり過ぎて製麺所になったようなものです。もうラーメンが食べられないわけですから、ラーメン屋さんのファンとしては当然ガッカリします。

 

そういうことで、METALLICAも「あ、俺たち製麺所になっちゃってるよ」と気がついて、このアルバムではシンプルな楽曲になったんじゃないかと思っております。

 

このアルバムは、プログレが好きでMETALLICAを聴いてた人には物足りないアルバムになったかも知れませんが、多くの純粋なヘヴィーメタルファンにとっては喜びに打ち震えているはずです。

 

少なくとも僕は嬉しかったです。

楽曲はどれもカッコいい

ハードロック/ヘヴィーメタル系はリフが命です。多くのバンドはリフからアイデアを広げて、1曲を作り上げています(たぶん)。ということで、ド頭のリフが問答無用のカッコよさがあれば、その後が少々しょうもない展開であっても、歌メロがアホであっても、OKになってしまうくらいに重要なのです。

 

このアルバムのリフはいちいちカッコいいです。どの曲も聴いて3秒くらいで引き込まれます。リフだけは間違いなく最高のヘヴィーメタルでした。

 

演奏では特にラーズ・ウルリッヒさんのドラムプレイは全部カッコ良いです。

以前からラーズさんのプレイが好きなのもあるんですが、特にスネアの入れ方にツボを押されました。かゆいところに手が届くというよりも「あ、そんなところでスネア入れるんか?!」という驚きが気持ち良かったです。

音はあまり好みではない

だがしかし、音が全体的に好みではありませんでした。まずはギターの歪みが物足りません。ズドンと歪んでもらわないとヘヴィーなメタルを聴いている気持ちになりません。

 

ただ、生粋のヘヴィーメタルファンのみが聴くようなスケール小さいバンドではないので、いかなる音楽ファンが聴いても嫌悪感を抱かないように、歪を抑えているような気がしました。だから、大衆向けにはこの音作りで正解でしょう。

 

特にヘヴィーメタル好きとしては物足りないのは、ルートを8分で刻むところです。ミドルテンポでゆっくり低音を刻むのがヘヴィーメタルの醍醐味だと思うのですが、低音はおろか、高音も控えめのマイルドな仕上がりなので、もっと来てくれ!という気持ちになります。

 

これが物足りないというのが、僕的には一番厳しかったところです。

 

さらに、ベース弾きとしては気になるのはベースの存在感です。このアルバムではベースがないに等しいと思わせるバランスに思いました。これはかなり悲しいことでした。

 

まるでジェイムズ・ヘットフィールドさんとラーズさんがいれば、それでMETALLICAであると言わんばかりです。ベースなんて誰でもいいっていうのか、オイ。あんなパンチの効いたルックスでパンチの効いたベースを弾きそうなロバート・トゥルージロが居ないというのは、実にもったいないです。

 

ん?METALLICAって4人組だったけど、もうひとりは誰だっけ?

 

若いときはギターの音に対して、そんなに好みはなかったんですが、近頃はヘヴィーな音楽にはこういうギターの音を出してほしいというのがある程度自分の中で固まっていることに気が付きまして、そうじゃないバンドに触れると、途端に敵対心をもって効いてしまう面倒な性質が首をもたげます。

 

このアルバムのギターの音も好みじゃなかったことで、普通ならクソミソに書いてしまっておかしくない状況だったのですが、良いところは良いと書けるようになって、ちょっと自分が成長したような気がします。

 

音が好きだったら最高のロックアルバムです。

 

それではまた。

ありがとう!