どうも、ろけねおです。
読書感想文です。
プロレスを好きになるきっかけをくれた長州さんの本ですから、無視をするワケには行きません。
やっぱりカッコいいな〜と思わせる内容でした。
もっと早くに出会いたかった本
子供の頃、20代の頃は全然本を読まない人でした。唯一読んでいたの週刊プロレスだったわけですけども、そのおかげで30代を迎えたあたりで、急に普通の本を読まねばマズい気持ちになって読むようになったのです。
でも、もしも子供の頃や、20代の頃にこの本があって読んでいたら、やっぱり週刊プロレスだけ良いかもしれない、プロレス関連書籍だけでいいかもしれないと思ってしまったでしょう。
内容的にはこれまで読んだことのある自己啓発書的なもの大体同じ感じなのですが、何と言っても尊敬してやまない長州さんからの言葉ですから、他の誰の言葉よりも自分の内側に入ってきます。
数多ある自己啓発書は長州さんの言葉を聞いて、それぞれの著者がアレンジして出したに違いないとすら考えてしまうほど、長州さんを盲信してしまいそうでした。
※若干表現に大げさになりました。ごめんなさい。
一寸先は光
インパクトのある言葉ばかりの本ではあったのですが、とりわけ僕にとってインパクト絶大だったのが【一寸先は光だよ】という言葉でした。
通常、よく言われるのは【一寸先は闇】なんですが、
気が滅入っている時や報われない時や不安や孤独を感じている時は、一寸先どころか今現在からずっと闇の中にいてるような気がするものです。もがいても、もがいても、少しも光が見えるような気がしないのですが、そこで諦めたらもう光は差すところへは出られないのです。
もう少し闇が終わるかもしれないから、諦めず前に進もうということです。
何度も僕を絶望の淵から救ってくれた名曲・怒髪天の『あるきつづけるかぎり』の歌詞に「明けない夜などないから」というのが出てくるんですが、
それと同じ意味ですね。
ただし、そういうことを尊敬してやまない人に言われると(本に書いてあるんですがね)余計に心に火がつくってものです。
ちなみに長州さんと怒髪天には何の関係もございません。
独特の言語感覚だからこそ心にくる
その他にも長州さん独特の言語感覚というのか、言い回しが長州ファンにはたまりません。ファンじゃない人からすると、中には意味がよくわからないとか、全然ピンとこないと思われるかも知れません。
でも、僕にとってはこれからあらゆる場面で自分に火をつけてくれるような本になるでしょう。
傍らにおいて、何かにつけて読みたい本でした。やっぱり長州さんはスゴい。
それではまた。
ありがとう!