元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は自分のプロレスファンとしての始まりを書いていきます。
タイガーマスクに乗り切れなかった僕
1981年に初代タイガーマスク選手がデビューしまして、そこから一気に新日本プロレスのブームがやってきます。
それ以前から母親の影響でプロレスを観ていた(父親にサンダー杉山さんの雷電ドロップを食らわしたりしていたので)のですが、タイガーマスク以前の記憶はほとんどありません。
タイガーマスク選手のインパクトがそのあたりのプロレスの記憶を全て吹き飛ばしてしまったのではないかと考えています。
初めはアニメキャラに拒否反応
ただ、デビューの時にアニメのキャラクターがリングに上がるということに拒否反応がありました。きっと多くのプロレスファンはそうだったのではないかと思われます。
しかし、動くタイガーマスク選手を観た瞬間に日本全国のプロレスファンはもとよりそれまでプロレスに興味がなかったちびっこまで、アッという間に虜にしてしまったのです。
タイガーマスクにハマれなかった3つの理由
僕もタイガーマスク選手のことが好きにはなったのですが、周りの友達ほど夢中になれなかったのです。
なぜか?
理由を3つ書かせてください。(オカダ・カズチカ選手風)
一つ。
アニメの実写化?に馴染めなかったのです。特にタイガーマスクというキャラクターに思い入れがあったわけではなく、アニメのキャラがリングに上ってくるというのが、なんともチャラチャラした感じに思えて、素直にカッコいいとは思えない自分がいたのでした。
二つ。
飛んだり跳ねたりというルチャリブレな戦い方が好きになれませんでした。
技の一つ一つが軽く見えて、戦っているというよりも踊っている感じに見えてました。今ではルチャにはルチャの魅力があるということが理解できるようになりましたが、10歳の僕はそれを理解できませんでした。
三つ。
特にありません。
・・・と書きたいところですが、あります。
タイガーマスクの体型がポッチャリであったことです。当時は新日本プロレス以外に全日本プロレスがテレビで観れました。でも、全日本プロレスに出てくるレスラーはみんながみんなポッチャリしてまして、少しもカッコ良く思えるレスラーがいませんでした。
全日本プロレスも苦手だった
後に全日本プロレスにザ・グレート・カブキ選手が登場しまして、
友達の間でも話題になり、毒霧を吹くのをマネする子がいたりして、ブームになりました。でも、やっぱりカブキ選手もまたポッチャリだったので好きになれませんでした。
周りがプロレスに興味を持ち出して嬉しい半面、プロレスというよりタイガーマスクというキャラが好きになっている状況に歯がゆくもあったのでした。
好きなプロレスの話をするにはタイガーマスクのことを褒め称えなくてはいけない、でも、自分はあんまり好きじゃない、そういうジレンマの中にいたのです。
長州力が出現(前からいたけど知らなかった)
それをぶち破って僕のヒーローになったのは噛ませ犬発言で一躍スターになった長州力選手でした。
※噛ませ犬発言とは長州力選手が同僚の藤波辰巳(当時)選手に大して発したとされいてる言葉。日本人同士の対決がほぼなかった時代で、日本人同士の戦いがクローズアップされることになる切っ掛けになりました。
長州力選手はタイガーマスク選手とは違って、身体はゴツゴツしているし(足は短いけど)戦い方はパワフルで、そして周りのレスラーが短髪だったのに1人だけロン毛だったのがとっても魅力的でした。
長州選手がブレイクするきっかけは藤波選手にケンカを売ったことからスタートし、二人の対決は名勝負数え歌と言われてドル箱カードでした。
でも、僕は二人の対決がそんなに好きではありませんでした。
むしろ、タッグマッチでアニマル浜口選手と一緒に戦うところが好きでした。
そこから僕はそれまで以上にプロレスに夢中になりました。
長州力関連グッズをいろいろ買う
僕は30歳くらいまで一切本を読まない人でしたが、この10歳くらいの時に長州さんの本『全面戦争だプロレス』を読みました。多分これが初めて自分で買ったマンガ以外の本です。
※画像がなくてすみません。
どんな内容だったかは覚えてませんが、とにかく長州選手のことを知りたくてお小遣いの許す限り長州力グッズを買いました。
写真集だったか、ムック本だったか、中に長州選手が藤波選手にサソリ固めをかけているポスターが入ってまして、そのポスターを部屋に貼ってました。それが僕が初めて部屋に貼ったポスターです。
右腕にサソリのプリントがされてちょうど首の後のところに長州選手のイラストのタグがついてるトレーナーも買いました。色はもちろん、黒です。サソリだけ白でした。
記憶違いかも知れませんが、長州選手自身がこのトレーナーを着て入場してきたこともあったと思います。
最近の長州選手も好き
それからずっと長州選手一筋というわけではない(WJのときは応援できませんでした)ですが、
長州選手から僕のプロレス好きが本格化したのは間違いありません。
最近は滑舌の悪さをいじられて、よくバラエティ番組に出ておられますが、当時の長州力選手からは考えられません。
笑顔を見せることはほぼ皆無だったのですが、そういうところが好きだったので、近年の扱いに最初はガッカリしました。
でも、なんか楽しそうにしている長州選手もまた良いな〜と思えるようになってきて、テレビで見かけると嬉しくなります。
とくに少し前にありました『プロレス総選挙』にて長州選手とアニマル浜口選手がにこやかに話している姿はちょっと泣けてきました。
この二人が揃ってテレビに出るのを初めて観たので感激もひとしおでした。
プロレスで苦難を乗り越えられた
自分も長州さんのようなプロレスラーになりたいと思ったのですが、予定よりも身体が大きくなりませんでこれじゃヘビー級で戦えないと断念。
プロレスが好きな普通のおっさんになりました。
プロレスが好きになったおかげで、辛い時期を乗り越えたりも出来ました。そして人生についていろんなことを学びました。
※ちなみにこちら↑でも人生に役立つ教訓が学べます。
あの時、もしもプロレスを知らなかったらどうやって乗り越えることが出来たのだろう。本当にプロレスに出会えて良かったです。
長州力選手には感謝です。そして、プロレスに感謝。
人生の至る所にプロレスあり。
全てはプロレスである!
それではまた。
ありがとう!