全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

僕は桜庭選手が嫌いだった@『有田と週刊プロレスと3』エピソード25

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

遂に最終回を迎えました『有田と週刊プロレスと』シーズン3でございます。もっと聴きたい話はあったのですが、とりあえずはシーズン4はやめて、有田哲平さんにはまた違った角度からのプロレス話をやって欲しいという気がしています。

 

というのは、今回でもそうですけども、ある一部分だけの話をしようと思ったら、ある程度歴史を遡らねばなりませんから、どうしても時間の都合で中途半端な感じで終わってしまったり、期待していた部分が抜けていたり、むず痒い感じで終わってしまうことが多々ありました。

 

それを解消しようと思ったら、ある1つテーマに沿って何週かに渡って最後までズドンと話してもらうというスタイルが良いんじゃないかと思います。

 

もしくは逆もっと小さい単位、つまり1試合についてコッテリ語るというスタイルも良いんじゃないかと。大体はなぜ、このカードが組まれたのか、それを歴史をたどって追いかけて紐解くというスタイルでした。今度は名勝負やどんズベリした試合を1つ取り上げて、なぜこれが名勝負と言われたのか、なぜスベったのか、もちろんある程度歴史を遡らない訳にはいかないでしょうが、大河ドラマの中のひと試合ではなく、一話完結のひと試合と捉えて語り尽くすというのも良いんじゃないかと思っております。

 

普通にシーズン4が始まっても、普通に見るんでしょうけども、ぜひともプロレスをいろんな切り口でまた語っていただきたいです。そしてアシスタントは絶対に倉持明日香さんでお願いします。ムチャクチャ好きです。

桜庭 vs ホイスはテレビ観戦

さて、最終回は桜庭和志 vs ホイス・グレイシーの総合格闘技の試合が取り上げられました。

実は僕的にはこれを最後にするのはどうだろう?と予告でこの試合を語ると知ったときから、そういう気持ちがありました。

 

プロレスラーという肩書を持った選手がプロレスラーを次々と葬った一族にリベンジを果たす物語は確かにプロレスファンからすると溜飲の下がるものではありますが、やっぱりプロレスの試合、プロレスでの出来事について語ってほしいという気持ちが僕は強いので、総合の試合を最後に持ってくるのは違うな〜と思ってしまいました。

 

この試合はテレビ中継があったのかな。ライブだったのか録画だったのかは忘れましたが、さすがに観てました。PRIDE2から一連の桜庭選手の総合での快進撃を有田さんが説明されておりましたが、僕はホイラー・グレイシー戦以外は全然観てませんでした。

 

これまでにも書いてきましたけど、総合には全く興味がないし、高田延彦さんがコテンコテンにやられた後なら尚更観る気が起きなかったのです。桜庭選手はUWFインターナショナルのリングでサソリ固めを使おうとする面白い若手選手というイメージしかありませんでした。

 

UFC-ジャパンで勝ったとき、確かに嬉しかったけど当時はグレイシー一族を倒してナンボという感じだったので、やっぱり素直には喜べなかった感じでした。桜庭選手程度の若手で勝てるんだったらUFCに出てきた選手が大したことなかったのかも知れないとも考えてました。

 

それからホイラー戦。レフェリー・ストップで負けた後、ホイラーはギブアップとは言ってないと、プロレス的なことを面白い言うやっちゃな〜と思ったけども、こんなことならあのまま肩をはずすか折るかしとけば、桜庭スゲーとなっていたでしょうけど、それをしなかったから、あんなこと言わせて甘いな〜なんて思ってました。

 

あんな無様な敗戦を見せたにもかかわらず、まだどこか高田さんが好きだったから、そんなにカンタンに桜庭に超えていってもらっちゃあ困るという気持ちがあったんでしょうね。

 

そしてホイス戦です。

 

僕は第一回のUFCを観て、ホントにビックリしました。最初のUFCはショッキングなシーンが目白押しでした。目潰しと噛みつき以外は全部OKだったかな?座ってる相手の顔を蹴ったり、寝てる相手の顔を踏んだり、横四方固めみたいな態勢から金的コキンコキン殴るヤツまでいて、普通にケンカを見せられてる感じでホントにビックリしました。

 

ただその中で異彩を放っていたのがホイス選手で、本物が出てきちゃったな〜という気持ちになったのを覚えてます。マンガで読んだのか、なんか忘れましたけど、達人というのは無駄な破壊をしないとズバッと一発仕留めるもんだなんていうのが頭にありました。他の選手が血みどろになって殴り合ってるのに、ホイス選手は全然ケガしてないんです。そんでキュッと首絞めてやっつけちゃうんです。

 

当時のプロレスにおいて、スリーパー・ホールドをフィニッシュにしていた選手なんて、おそらくバーン・ガニアさんくらいでしょう。

ま、試合を観たことはありませんからどんな試合をしていたのか知りませんが、スリーパー・ホールドが必殺技になり得るとは誰も思ってないわけです。締めるよりも逆関節を取るほうが痛いというイメージでしたから、腕ひしぎ十字固めとか、アキレス腱固めとかそういうので相手を仕留めるなら理解できてたのに、ホイス選手はスリーパーホールで相手をやっつけてしまうのです。

 

よ〜く考えてみたら、腕とか足とか汗でスベってキチンと取れませんが、首は頭がありますから、手が入ったら汗をかいてようが締められます。実に合理的。格闘技を1ミリもかじってない僕でも、そらそやな、となるのです。

 

そう、これが本物だ。殺しの達人だ。そう思ったものです。

 

そのホイス選手が、今テレビの中で若手のプロレスラー、新日で言えばヤングライオンを卒業したばかりくらいの川人拓来選手くらいのレスラーが、遊ばれているのです。これまたビックリしたのを覚えてます。

 

モンゴリアンチョップに恥ずかし固めという、およそ総合では使わない技を使って、プロレスファンにプロレスラーを代表して戦っていますとアピールをしてくれる桜庭選手を応援せずには居られませんでした。さらには大好きだったマンガ『りんぐにかけろ』の

香取石松のフィニッシュブローであるハリケーンボルトまで試合で繰り出してくれました。

※たぶんこのとき取り上げた週プロの増刊号の表紙がそれだったはずです。

ホイス選手を何が何でも倒してくれ〜、そして次はヒクソン選手を引きずり出せ〜となってました。

 

ついにグレイシーサイドからタオルが投げ込まれました。あんなに総合はつまらんと言って全然観なかったのに、この試合だけは大興奮でした。後にも先にも、総合の試合でこの試合ほど感動したことはありません。

でもヒクソンがいる

ただこの勝利はヒクソン・グレイシー選手に挑戦する権利を得ただけ、と日が経つごとに思えてきました。桜庭選手の師匠であり、僕が大好きだったプロレスラー高田延彦さんの仇を打ってこそ、心底喜べるんじゃないか、と思えてきて、ヒクソン戦が実現することを望んでいました。

 

ヘンゾ・グレイシー選手やらハイアン・グレイシー選手に勝っても僕は全然嬉しくなかったです。一番強いのがヒクソン選手でそいつを倒そうかという選手に他のグレイシーが勝てるわけないやんって思ってました。でも、ヒクソン戦だけは実現しないのです。

 

ヒクソン選手さえ倒してくれれば、また楽しくプロレスが観られるんじゃないかという気持ちでした。結局桜庭vsヒクソンは実現しませんでした。

 

そのうち、打撃の得意な選手が総合で勝つ時代が来て、ヴァンダレイ・シウバ選手にボッコンボッコンにされて、ヒクソン選手どころではなくなってしまいました。ミルコ・クロコップ選手にもやられて、この辺りで桜庭選手には興味がなくなってしまいました。

 

その後、船木誠勝選手がヒクソン選手に挑んだときは、ヒクソンという人はしっかりした人で、勝てると思った選手としか試合しない、なんて話が耳に入ってきていたので、船木選手には勝てるってことだから、実現したんだな〜と思いながら試合を観てました。結果、負けました。つまり、桜庭選手との試合がなかったのは、桜庭選手には負けるかもって思っていたということだろうと解釈して、もう高田選手の仇を打つことはできないんだな〜と悟りました。

プロレスラーという肩書だけど・・・

世間ではPRIDEが、総合格闘技が大ブームとなって、イベントが行われるたびにプロレスラーが血祭りにあげられました。桜庭選手はグレイシーハンターとか呼ばれて、大人気でしたが、僕には桜庭選手がプロレスラーと呼ばれることにずっと違和感を持っていました。

 

だって、ほとんどプロレスの試合をしてないやん、と。Uスタイルのプロレスはしてるだろうけど、普通のプロレスはしてないやん、と。桜庭選手は総合の選手で片手間にプロレスしてるだけやん、と。モンゴリアンチョップを使ったことも逆水平チョップのポーズをしたのも、総合の選手がたまたまプロレスファンだった過去があるというだけで、桜庭選手が勝ったからプロレスラーが勝った、プロレスラーの中にも強いやつがいる、という証明にはぜんぜんならないと思えて、桜庭選手が勝ちを重ねても嬉しくなかったし、負けても悔しくもなんともなくなってしまいました。

 

かといって、プロレスを観る気にもなれず、その辺りからオカダ・カズチカ選手が凱旋するまでの間、プロレスを観なくなってしまいました。

 

桜庭選手が脚光を浴びている時というのは、僕の中でプロレスが終わったときなのです。プロレスラーがプロレスラーのままで強いという証明ができなかった暗黒期なのです。

 

今はもう、プロレスと総合は全く違うものであると認識しているので、プロレスラーがバイト感覚で総合にホイホイ出ていって勝てるなんて思ってません。でも、桜庭選手が活躍していた頃くらいは、相手の攻撃を受けても動じずに、力でねじ伏せて、最後はブレンバスターでKOする東三四郎みたいなレスラーの出現を夢見ていました。

総合のリングでもプロレスラーとして勝つことを望んでいたので、桜庭選手が活躍するほどに、それは妄想でしかないのよ、と現実を突きつけられた気がして、しんどかったのを思い出しました。

 

またプロレスを観るようになって、新日本プロレスのリングに桜庭選手を観たときは、ちょっと嫌悪感がありました。総合でポンコツにされたからプロレスのリングに上ってるのか?プロレスを舐めてんのか?と思ってました。いつの間にかいなくなってて良かったです。

 

ああ、僕は桜庭選手が嫌いだったんだな〜と思い出しました。プロレス界の救世主という扱いでしたが、僕の中では全くそうではなかったのです。

 

『有田と週刊プロレスと』シーズン3最終回は、つらかった過去を思い出してしまい、ちょっとしんみりとしてしまいました。最終回はやっぱりプロレスって楽しいな〜って思いたかったです。

 

ここのところ、嫌いな選手の発掘してばかりです。

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明日はイッテンヨン。プロレスが最高に楽しくて面白くて興奮するものであることを再確認します。

 

それではまた。

ありがとう!


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