元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
昨日は『有田と週刊プロレスと』の日でした。今回で13回目ということで、もうシーズン3も半分は過ぎちゃったのかな?そろそろ終わりのことを考えてしまうのでした。
今回はブルーザー・ブロディの刺殺事件の話でした。この事件があったことは覚えてましたが、どういう背景だったか、どうしてこんな事になっちゃったのか、その後どうなったのか、さっぱり知らなかったので大変勉強になりました。
さらにこちらには詳しく、なおかつ簡潔にまとまっているのでオススメです。さきほど僕も読みました。
こんなに衝撃的なニュースであるにもかかわらず、僕の記憶があまりにも薄いのはなぜなのか。そんな事を考えながらの視聴でした。
85年に新日本プロレスに登場したブロディ
僕は新日本プロレスしか観ない子でした。少し気になってたまに全日本プロレスの中継を観ることもありましたが、その魅力がサッパリわかりませんでした。全日本プロレスの売りである豪華な外国人レスラーの魅力もやはりさっぱりでした。でも、ファンクスやスタン・ハンセンさんやブルーザー・ブロディさんのことは知ってはいました。
90年代以降にハンセンさんの試合はたくさん観たので記憶に残っているのですが、80年代に全日本プロレスをほぼ観ていないので、今回くりぃむしちゅーの有田哲平さんが語られたハンセン vs ブロディの激突を僕は知りませんでした。それにハンセン&ブロディがすごいタッグであるということも、周りがそう言っているのでそうらしいと思い込んでいましたが、僕自身が見てそう思ったわけじゃなかったな〜ということも今回思い出しました。
このマンガを読んでいたので、よく知らないけど凄いに違いないと思っていた気が付きました。
そんなブロディさんがいよいよ新日本プロレスに登場するのが85年です。全日の看板外国人レスラーが新日にやってくるというのは、よく知らない僕でも凄いことが起こったと思い、テンションが上っていたように思います。後楽園ホールでしたか、ベートーヴェンの「運命」が鳴り響き、チェーンを振り回したスーツ姿のブロディの画をたぶんワールド・プロレスリングで観たんだと思うんですが、かなりインパクトがありました。
ただ、僕の大好きだった長州力さんが84年に新日をお辞めになっておるのです。そして85年に全日のリングにあがっています。この頃長州さんに引っ張られて、しばらく全日を観ていました。ゆえにアントニオ猪木 vs ブルーザー・ブロディの黄金カードを観た記憶がサッパリないのです。
87年に全日に復帰したブロディ
その後、なんやかんやでブロディさんは87年に全日のリングに復帰してます。ちょうどのその87年、長州さんが新日に復帰しているのです。しかし、この頃の僕はプロレスよりもロック(音楽)に夢中になってまして、長州さんが新日に復帰するのは知っていましたが、即座にプロレス中継を観るということはなく、金曜8時ではなくなっていたのもあって、それまでの感覚でテレビを付けてもやってないので、観る回数が激減しました。まだビデオもなかったですしね。
大好きな新日を観てないんだから、全日なんて観るはずもなく、ブロディさんが全日に復帰していたことを今回の『有田と週刊プロレスと』で知ったくらいです。ブロディさんは、新日に出なくなった後はずっと海外でしかプロレスをしていないものだと思っていました。
考えてみれば、85年〜91年、ちょうど中学の終わりから大学生になる頃までのプロレスはほぼ知らないのです。ゆえに今回のブロディさんの最後にまつわる話は実に新鮮に聞けました。2000年台に入るまで、子供の頃からずっとプロレスを観ていたつもりでしたが、約6年ほど夢中になっていない時期があることを思い出しました。
ちなみにこの6年の間に僕とプロレスをつなぎとめてくれていたのは、このマンガです。
このマンガが大好きでした。87年から89年まで週刊少年ジャンプに連載していたマンガでした。この時これがなかったら、僕は90年台に入ってもプロレスに夢中になることはなかったと思います。ありがとう、モモタロウ。
キングコングを名乗る真壁さんにイラつく
ブロディさんの試合をほとんど観たことがないクセに、2012年になって再び新日本プロレスを観るようになって、かつては全然良いところが見えてこなかった真壁伸也というレスラーが名前を真壁刀義と改めて、キングコングの異名を持っていたのです。
その辺のイラつきは以前も書きましたが、ブロディさんのことを知らない奴がなんでイラつくんだ?と今になって思います。アホでした。
でもね、真壁選手のフィニッシュをキングコングニードロップと名付けちゃったのは、今でもやりすぎかなとは思います。後にジャンボ鶴田さんと戦って、ブロディさんが勝ってチャンピオンになった試合を観ましたが、
あのときに繰り出したキングコングニードロップのインパクトは強烈でした。好きじゃなかったジャンボ鶴田さんをやっつけてくれたというのも嬉しかったというのもありますが、凄くカッコいい技だな〜と思って、高校のときに後輩に食らわせたことがあります。その節はごめんなさい。
それだけに、足首をチョコンと当てるだけに見えてしまう真壁選手のキングコングニードロップは解せません。
「暴走キングコング」というキャッチフレーズは良いけど、フィニッシャーに「キングコングニードロップ」とつけるのは回避して欲しかったです。せめて「ニードロップ・オブ・キングコング」とかにしておいてもらえると、若干ややこしくなりますが、それほど憤ってなかったはずです。
自分が知らないことが浮き彫りになる回でした。
それではまた。
ありがとう!