元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
後楽園ホール大会二日目でございます。今回も楽しい試合でした。ビッグマッチにはビッグマッチの面白さはあるのですが、ビッグマッチまでのこの「Road to〜」シリーズもまた、選手の皆さんが面白さの種を探しながらリラックスしている姿が見れて、また違った楽しさがあります。
今回も全試合カンタンに振り返ってみましょう。
第1試合〜第3試合について
第1試合:海野翔太&上村優也 vs 成田蓮&辻陽太
まず僕の目を奪ったのは辻選手ですね。しばらくはセコンド業でしか観てなかったのですが、こうしてリング上で見るとずいぶん身体が大きくなったみたいに見えます。しかも打撃もいい、ヒゲもいい、気迫も良いとすごく成長してはります。試合は負けちゃったけど、辻選手がインパクト全部持って行きました。彼の頑張りに泣けました。好きになりました。
第2試合:吉田綾斗 vs チェーズ・オーエンズ
吉田選手はもうちょい身体を引き締めて欲しい。もっとカッコ良くなるはずです。歳で2歳、キャリアで7年離れてる両者。いずれもオーエンズ選手が上ですが、キャリア差がそのまま試合に出てました。
吉田選手は1つ1つの技がちょっと雑でしたね。そこがオーエンズ選手との差ですね。左腕への攻撃を集中させたのは良かったけどね。
第3試合:真壁刀義&マイケル・エルガン&デビッド・フィンレー&トーア・ヘナーレ vs バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二
ファレさん、急にリングアナ襲わなくなったね。特にオチもなく終わりましたね。一体何だったんでしょう?
フィンレー選手は昨日も持ってましたけど、Cブロックの優勝トロフィー持って来てるのが良いですね。これからももっともっとこれをアピールして欲しいです。全然腐らずに今回も元気いっぱいです。素晴らしい。必ずチャンスが来るから頑張ってほしい。
それはエルガン選手も同じで、今シリーズには何もないのだけど、腐らずに頑張って欲しい。
石森選手、やっぱりヒールが板に付いてません。無理してる感じです。
第4試合と第5試合について
第4試合:後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs タイチ&金丸義信
タイガー服部さんが武士みたいだ。こういうおじいちゃんになりたい。
会場では「タイチは帰れ」より「レッツゴータイチ」のほうが明らかに大きかったですね。多くのプロレスファンはタイチ選手の戴冠を望んでいるのでしょうか?少なくとも僕はタイチ選手に勝って欲しいですし、地に落ちたNEVER王座を引き上げてくれるのはタイチ選手であると思っています。ただ、やっぱり勝てないだろうな〜とも思ってます。
タイチ選手の動きには時々川田利明さんが見えます。
僕は全日四天王では川田さんが一番好きでしたので、タイチ選手から川田さんを感じられるのが嬉しいです。
YOSHI-HASHI選手、肩のテーピングなくなりましたね。ちょっと身体も絞れてるんじゃないですか?この調子でジュニアに転向にして欲しいところです。オスプレイ選手と入れ替わりでいいんじゃないでしょうか。だがしかし、試合では何も残せてません。本当に何とかして欲しいです。
金丸選手のインサイドワークがキラリと光る試合でした。技を掛けても技を受けても上手いし、僕が選手だったら金丸選手と組みたいです。
終わってみればタイチ組が主役の試合でした。
第5試合:内藤哲也&EVIL&SANADA&BUSHI vs 鈴木みのる&飯塚高史&TAKAみちのく&エル・デスペラード
BUSHIのオーバーマスク、ずいぶんデカいです。それを取ったらさらにオーバーマスクがあって、マスク3枚かぶってたんですね。気合入ってます。毎試合、マスクやらコスチュームやら変えてて素晴らしいと思っています。
鈴木軍の連携は本当に素晴らしいです。メンバーが違ってても上手に動ける人ばかり。今回は若干モタついたところもありましたが、それでもレベル高いな〜と思います。それに加えて、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンですが、
昨日も書きましたけど、なんとなく4人では力が発揮できないのかも知れないと思わせました。この試合でもまた、高橋ヒロム選手の存在の大きさを感じてしまいました。
内藤選手は余裕を見せるようなポーズをしますが、その動きに全く余裕は感じられませんでした。なんかバタバタしてました。「トランキーロ」をまた自分自身に言い聞かせたほうがいいんじゃないでしょうか。試合はほぼ良いところなしでした。みのる選手と戦うのが苦手なんでしょうかね。でも、その不甲斐なさを取り返そうとしたのか、試合後は最高でした。攻撃を受けないとわかると余裕が出てきたんでしょうか。さすがのみのるさんも対処の仕方が分からなかったようです。
第6試合と第7試合について
第6試合:石井智宏&矢野通&ウィル・オスプレイ vs ケニー・オメガ&飯伏幸太&高橋裕二郎
昨日のタッグマッチが面白かったので、この試合も高い期待の中で観始めました。そして、結果期待通りでした。やはり矢野選手も裕次郎選手も上手いです。とくにタッグマッチとなると裕次郎選手の上手さが光ります。やっぱりいずれタッグ戦線を賑わす人材であると思うし、裕次郎選手が活かせないようでは新日本プロレスのタッグ戦線は今以上に盛り上がることはないでしょう。
昨日のバックステージコメントを聞いて、今日のオスプレイ選手はケニー選手を狙ってくれないかな〜と思ってたんですが、ブレずに飯伏選手狙いでした。ま、ケニー vs 石井が決まっているので、オスプレイ選手がブレないのは当たり前なんですがね。
よく考えてみれば、ケニー選手の意見に飯伏選手が同意しているので、飯伏選手を倒せばケニー選手の口をふさぐことになるので、これはこれでよかったのです。こりゃシングルマッチ待ったなし。どこかで組まれないかな?
昨日のタッグマッチはバッチバチの激しいタッグマッチでしたが、矢野選手が加わることでコミカルな風味も加わった味わい深い試合になりまして、個人的にはこっちの明るく激しく楽しいプロレスのほうが好きです。
第7試合:棚橋弘至&ジュース・ロビンソン vs オカダ・カズチカ&バレッタ
ジュース選手の明るさはやはり次期エース候補にふさわしいと思います。動きも良かったし、技にも説得力がありますし、たくさん棚橋選手とタッグを組んだり対戦したりして、棚橋選手がなにゆえエースなのかを学んで欲しいです。
だがしかし、棚橋選手の動けなさが目立ちました。そして勘も鈍っているように見えました。やっぱり棚橋選手が(今のスタイルで)一線で活躍できる時間はもう終わりに近づいていることがわかりました。
この合体攻撃のとき、棚橋選手は知る方向を間違えて若干モタつきまして、客席がざわめいてました。こんなこと、以前はなかったと思います。
バレッタ選手は技は良いんですけど、なんとなくスピード感がありません。スラッとしているのですから、もう少しスピーディーに動けるような印象なのに、動けてませんでした。どうしたんでしょう、調子悪いのかな?もっと棚橋選手やジュース選手を慌てさせて上のほうでもっと試合を組んでもらえるようになって欲しいです。
オカダ選手はホントに上手。なんでも出来るんだな〜と感心します。唯一不得意だったのがマイクだったのかも知れませんが、それも克服しまして、リング上で出来ないことはなにもないという感じです。いかなる相手でも、いかなるスタイルにでも順応できるんですから、オカダ選手が長らくチャンピオンでいられたのは当然です。
このチャンピオンではない期間を利用して、いろんな実験して、もっと幅の広いプロレスラーになろうとしているように思います。今回は内もも攻撃。金的ではなく内ももであるというアピールは、今までありそうでなかったもので新鮮でした。
それでもやっぱりパパは良いものでもチャンピオンになるでしょうから、オカダ選手に権利書が来ることはありません。オカダファンですが、今はそれでいいと思います。平成最後のドームのメインはオカダ選手でなくてもいいです。さらに大きな選手になるための今は助走期間です。まだ僕らの知らない新たなレインメーカーを見せてもらいたいです。
それではまた。
ありがとう!