全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

ジュリアの横綱相撲:9.5 5★STAR GP 2020 観戦記2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

一昨日観られなかった試合が昨日は観られたので、その感想を書きます。

 

スターダムワールドのほうは試合を小出しにしていくシステムなんですかね?9月6日の試合も早く観たいんですが、まだメインしかアップされてませんでした。

ジャングル叫女 vs AZM

試合順とは違うのですが、まずはジャングル叫女 vs AZMです。

 

AZM選手がハイスピード王者ということで、叫女選手とはパワー vs スピードというわかりやすい図式になるのかなと思って観始めたら、叫女選手の動きのほうが速く見えました。

 

AZM選手からはそんなにスピード感を感じませんでした。

 

ルチャっぽい動きを主体とした試合をするから動きが速く見えるということ、もしくは体格が小さめだから速く動いてるように見えるということなのかも知れません。

 

でも、ロープワークなんかを見ると叫女選手のほうがスピードに乗っているように見えました。

 

それはさておき、何よりもマズいのはAZM選手の技はどれもちょっと雑だったことです。

 

たとえば、コーナー最上段からトライアングルランサーにみたいに足を引っ掛けてクルッと回って腕を極める技なんかとっても見栄えが良いんですが、着地した時にせっかく引っ掛けた足が外れちゃってそのまま極めることが出来てませんでした。

 

それならわざわざ間をとって、相手の首に足を引っ掛けずとも腕だけ持ってクルッと回って脇固めとかでいいわけです。

 

実際、いずれにしても相手にはダメージになっているのだから良いんでしょうが、プロレスにおいてはなぜこの動きが技に入る前に必要だったのかという理由がいるんです。

 

ここが他の格闘技とプロレスの違うところで、これがあるからプロレスは楽しいと考えてる部分でもあります。

 

AZM選手はいろんな事ができるのにもったいないです。

 

また、叫女選手は右肩にテーピングしてるんですが、ラ・ミスティカ式で入る技は左肩を極めることしか出来ないというのも、残念でした。

AZMの脇固め

出典:スターダム公式サイト

得意技なのでしょう、同じモーションで2つの技を使いました。でも、勝つ気があることを示すためにはこの技を捨てても右肩を狙うべきだったと思います。

 

せめて着地した瞬間、すぐに右肩攻めに移行したら良かったんですが、普通に左肩を極めてしまいました。途中何度か右肩を攻撃している場面もあったのですが、右だったり左だったとまちまちでした。

 

プロレスにおいては負傷箇所を狙うというのは鉄則ですから、それが徹底できないと観てる側は冷めちゃいます。ものすごく意地悪そうな顔をしているのに攻撃が優しいのは、実にもったいないです。 

 

かたや叫女選手は申し分ない動きを見せていました。特に叫女選手のロープワークがすごく躍動感があって好きです。

ジャングル叫女のボディプレス

出典:スターダム公式サイト

フィニッシュのボディプレスも説得力充分の100点満点の決まり具合でした。空中姿勢も美しいですね。

 

これでサソリ固めも観られたら最高でしたが、出すまでもないということでしょうか。

 

ハイスピード王者ってなんなんでしょう?ちょっとかわいそうな気分になりました。

ひめか vs スターライト・キッド

続きましてひめか vs スターライト・キッドです。

 

こちらもパワー vs スピードという感じの試合ですね。しかも身長差もスターダム最大値じゃないですかね?

 

この試合も意外にひめか選手の動きが速くて、キッド選手がスピードで撹乱するという感じの闘い方が全然できなかったのがちょっと残念でした。

 

歩幅がかなり違うんで、キッド選手のほうがたくさん足を動かしている割に遅く見えるんです。ロープワークが上手くない選手がスターダムには多いように思いますので、一度皆さんで合同練習・・・コロナでそうも行きませんね。

 

ただ、一つ一つの技をしっかり決めていたので丸め込みなんかはこれで決まっちゃうんじゃないの?これで決まるのも面白いぞ、と何度も思わせてくれて楽しかったです。

スターライト・キッドのアームホイップ

出典:スターダム公式サイト

必殺のパワーボムを決めさせなかったのも良かったです。

 

ウラカンラナを堪えられたら大概パワーボムが炸裂するものですが、コルバタで更に返すというのがシビレました。

 

キッド選手があんなパワーボムを食らったら死んじゃいそうなんで観たくないな〜と思っていたので安心しました。

 

かたやひめか選手ですが、魅力的過ぎます。

 

美人だっちゅうことを横に置いといても充分魅力的です。何より表情がイチイチ素晴らしい。攻めていても攻められていても、惹きつけられます。

 

キッド選手に丸め込まれてなんとかキックアウトした時のヤバかった〜って表情や、逆エビ固めを極めているときのキッド選手を真っ二つに折りたたんでやるとでも言わんばかりの表情が特にシビレました。

 

それと以前は手打ちっぽかったラリアットですが、

ひめかのラリアット

出典:スターダム公式サイト

相手がずいぶん小柄なキッド選手だったのに、しっかり体重が乗っているように見えました。しばらくの休みの間に練習したんですかね?計3発くらいだしたかな?いずれも強烈でした。

 

このひめか選手を止めるのはなかなか難しいんじゃないかと思わせる見事な試合でした。

 

キッド選手もめげないで頑張ってね。

ジュリア vs 上谷沙弥

最後はジュリア vs 上谷沙弥です。

 

入場時、上谷選手から自身が満ち溢れているのを感じました。タッグのチャンピオンになってから試合を観るのは多分初めてだったと思うのですが、ベルトを巻いたことで意識に変化があったんでしょうね。

 

こりゃ試合も期待できるぞ、と思っていたのですが、試合はよく悪くもあんまり変わりませんでしたね。

 

運動神経は良いとは思うんですけど、見せ方が極めて下手なんです。どの技も説得力がないんですよね。しかもスピードが物凄い遅い。

 

なんとなくマスター・ワト選手と似てます。静止画だとカッコいいんだけど、動画だとモッサリして見えるんです。

 

ジュリア選手が待ってるなって感じシーンが多々見受けられました。

 

そして、一つ一つの技も雑な感じですし。キャリアを考えると大したものなんですが、ベルトを巻いてる選手ならばもうちょっと正確性を上げていかないとベルトの価値を下げます。

 

かたやジュリア選手は、動きの一つ一つに神経が通っている感じがしました。技はもちろんのこと、相手を引き起こしたり、相手の技をくらったり、相手を待ったりしてる時も自分がどう見られているかが頭に入っているような感じでした。

 

面白かったのが上谷選手の鎌固めを切り替えしたシーンです。

上谷沙弥の鎌固め

出典:スターダム公式サイト

ここから上谷選手の頭をさっと引いてブリッジを強制解除して、上谷選手が慌ててる隙きに脚のロックを解いて逆にSTFを決めたのです。

 

終始落ち着いていて「上谷、何でもやってこい、全部受け止めてやるから」という感じで両手を広げて挑発している姿は、まさに横綱相撲。格が違いました。

 

上谷選手のフィニッシャーであるランニング・シューティングスタープレスを三角締めで切り替えし、そこからひと悶着あって、へそで投げるバックドロップからのグロリアス・ドライバーとつないで圧巻の勝利でした。

 

試合後、よそのユニット選手なんですが、よく頑張りました的に笑顔で手を差し伸べたジュリア選手。

ジュリアと上谷沙弥

出典:スターダム公式サイト

こりゃパチーンと行くだろうと思ったら、普通に握手に応えてしまった上谷選手。

 

あまりの完敗っぷりについ握手しちゃったのかな。完全に飲み込まれてましたね。上谷選手がスターダムの未来になるのはまだまだ先になりました。

 

ひめか選手のパワーボムを食らって欠場しちゃった時はどうなることやらと心配になりましたが、こんな試合見せられたら、もう安心です。

 

とか言いながら次の日、小波選手に負けちゃってるんですけどね。

 

でも、間違いなくスターダムの横綱です。

 

それではまた。

ありがとう!


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