全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

内藤は横綱だった:9.20 G1 CLIMAX 30 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

すみません、少し更新が遅くなってしまいました。

 

今回はBブロックの初戦です。Aブロックの初戦はメインがちょっとあっさり味で【終わりよければ全てよし】とは行かなかった(ボクの個人的感想ですが・・・)のに対して、Bブロックの初戦は本当に素晴らしいメインでした。

 

ずっと内藤哲也選手のことを全く評価してなかったので、なんであんなに人気があるのかサッパリわからなかったんですが、今回の試合を観てやっぱり格が違うんんだなと思わされました。

 

初めて内藤選手のことをスゴいなと素直に思う日になりました。

 

それではG1Bブロック公式戦の初戦を振り返ってまいります。

とにかく明るいジュース

Aブロックの1試合目に登場したのは体重をグッと増やして帰ってきたウィル・オスプレイ選手でしたが、Bブロックの1試合目はグッとしぼって100キロ切って帰ってきたジュース・ロビンソン選手というのが面白いですね。

 

見た感じそんなにしぼった感じはなかったし、試合を観てもスピードが増したような気はしませんでした(そもそも動きは速いというのもありますが)が、試合を楽しんでいる様子が観てて楽しかったです。

 

常にシリアスに闘っているのに、ついついコミカルになりがちのYOSHI-HASHI選手とは対照的です。

 

ジュース選手はコスチュームも変わっていました。これまではマッチョマン・ランディ・サベージのようなハデハデのコスチュームでしたが、

※個人的にはマッチョマンみたいなジュースのほうが好きです。

今回はモチーフがブルース・ブラザーズなんだそうです。

試合の時は『パルプ・フィクション』のジョン・トラボルタみたいでしたけどね。

必殺技の名前が「パルプ・フリクション」なんだから、むしろもっとそっちにガッツリ寄せたほうがイイんじゃないかと思います。

 

このところYOSHI-HASHI選手はチャンピオンになってから、少し自信がついたような雰囲気も感じ取ったからか、解説陣もやたらホメるのでいつも気持ち悪かったんですけども、

リアルタイムで観たときも、後で落ち着いて観直した時も、こりゃYOSHI-HASHI選手が勝ってもおかしくないな〜と思わせました。

 

皆さんがホメるのに、やっと納得できました。

 

パルプ・フリクションを丸め込んだ時は、こりゃ決まったと思いましたもんね。YOSHI-HASHI選手にドキドキさせられるとは思いませんでした。

 

ま、ジュース選手が舐めてたところがあったような気もしますが。

 

この感じだと次戦以降もYOSHI-HASHI選手に期待してもいいんじゃないかと思いました。高橋裕二郎選手とともに白星配給係だと決めつけていましたが、間違いでした。

 

ケニー・オメガ選手に勝ったとき以来のビッグサプライズがあるやも知れませんぞ。

上村くんが笑っていた

コミカルな試合にも完璧に対応できるSANADA選手ですから、vs 矢野通は楽しみにせずに入られません。

 

第3試合は矢野通 vs SANADAです。

 

SANADA選手に大いに期待してその入場を待っていると、いきなりボケてました。

 

SANADA選手のニューコスチュームのマスクのサイズ感がどう見てもおかしいのです。全体的にカッコいいニューコスチュームなのに、顔だけ面白く仕上がっているのです。

 

思えば、SANADA選手のニューコスチュームはマスクがいつも微妙なデザインでしたし、直前のコスチュームはチョイチョイお尻が破れていました。カッコつけているのに、ハプニングで面白く仕上がっているから、笑っちゃいけいないと思わせて、余計に笑いを誘いました。

 

試合が始まっても、変わらずコミカルのまま進行します。

 

こうなると、SANADA選手のパラダイス・ロックがどこで炸裂するかが見どころになります。

 

矢野選手を連れて花道を戻っていった時に、またしても花道パラダイスで決着かと思ったら、しっかりパラダイスが炸裂したのですが、なんと上村優也選手がパラダイスを解除してしまうのです。

 

これは予想つきませんでしたね。

 

体育会系は上下関係が厳しいらしいですが、上村選手からは、大先輩の懇願を見て見ぬ振りをしてはいけないという上下関係の厳しさが見えました。

図らずも試合に介入することになってしまった上村選手はとにかく心の優しい人物で、いかなる時も礼儀を忘れない男であることがよくわかりました。

 

『半沢直樹』に感化されて、上司に対して大声で反論する人が増えているらしいですが、

アレはフィクションです。上村選手を見て、礼儀を学んで欲しいところです。

 

二人三脚状態で繋がれてしまった上村選手とSANADA選手。

 

顔が何となく似てまして、いずれタッグチームを結成していほしいな〜と思わせました。

 

耐え切れずマスクがあっても笑っているように見えた上村選手がかわいかったです。

後藤のG1は終わったか

ミスが多いイメージのKENTA選手でしたが、アメリカでのNEW JAPAN CUPではミスがあんまりなかったように思えました。

 

やっぱりアメリカのほうが伸び伸び試合できるのかな〜なんて思いながら、久しぶりの日本のリングはどうだろうと、観ておりました。

 

第4試合は後藤洋央紀 vs KENTAです。

 

つまり、KENTA選手次第で面白くもつまらなくもなると思って観始めたのに、なんとなく後藤選手の調子が悪いのです。

 

KENTA選手がどうこうの問題ではなく、後藤選手がなんかダメなのです。

 

KENTA選手のペースを全く崩せなかったということはKENTA選手が上手かったということになるのかも知れませんが、そうだとしても、どうも後藤選手は精彩を欠いてました。

 

もしかしたら試合の割と早い段階で後藤選手は試合に集中できないくらいのダメージを右腕に負ってしまったのかも知れません。

 

この試合だけではなんとも言えませんし、昨年は初戦で足を負傷した飯伏幸太選手が優勝してますから、ここから一気に巻き返すことも充分あり得るでしょう。

 

けど、負傷したから精彩を欠いたというのとはなんか違う気がしました。気持ちが乗ってないという感じでしょうか。普通に負傷よりもマズい気がします。

 

次戦ですね。次戦を観てもやっぱりこんな感じだと後藤選手のG1はもう終わりということになります。

 

ちなみにKENTA選手のバックステージコメントは最高でした。観てない方がおられましたら、ぜひご覧下さい。

ベビーなザック

ヒール同士の対戦です。ザック・セイバーJr. vs EVILです。

 

せっかく二冠王になったのに、あっという間に取り返されて、本当に内藤選手の言うようにレンタル期間になってしまったEVIL選手。ここからどう巻き返していくか。どういうヒール像を作り上げていくか。

 

G1の結果よりも「BULLET CLUBのEVIL」というのをどう築き上げるかが大きな問題で、これから毎日胃が痛くなってるんじゃないでしょうか。

 

今回は相手もヒールのザック選手です。どっちがより悪いかということで勝負しに行って、EVIL選手は負けてしまいましたが、ヒールとしての存在感は示せたということで成功です。

 

何しろザック選手が終盤に完全にベビーになってまして、ヨーロピアン・クラッチが完璧に決まった時はヤッター!と思わず叫んでしまいました。現場に観に行ってなくて良かったです。

 

ディック東郷選手の介入具合もちょうどよかったと思います。EVIL選手との連続セントーンはたまりませんでした。

 

セントーンの出来が東郷選手のほうがあまりに素晴らしいので、EVIL選手がちょっと損してしまう感じになりますが、本物のマスターですから仕方ないですかね。

 

G1の最中にEVIL選手にはセントーンに磨きをかけてほしいです。

 

可愛さ余って憎さ百倍ということで、解説のミラノコレクションA.T.さんが矢野選手が提唱したというハミング・ブーイングをガンガンやっていたのですが、携帯がマナーモードで鳴っているだけに聞こえて、ブーイングに思えませんでした。面白いけどね。

 

そうそうEVIL選手はバックステージのコメントも良かったです。

オイ、レフェリー! レフェリー、お前、ツーだろ! オイ、テメエ、カウントが速すぎるんだよ、コノヤロー。『g1』だぞ。崇高なる『G1』だぞ、コノヤロー。テメエ、『G1』を汚すんじゃねえ、コノヤロー。大阪の野郎もグルか、オイ? ああ! グルか、オイ? クソどもだな、大阪も。カスどもが……

散々悪い事してたのに、「崇高なる『G1』だぞ」ですからね。シビレます。試合はそこそこでもおしゃべりがイマイチだったEVIL選手ですが、これで一皮むけたかな?今後もバックステージに注目しましょう。

内藤は横綱だった

ここからは素晴らしいメインイベントだった棚橋弘至 vs 内藤哲也の感想です。

 

ボクはオカダ・カズチカファンですから、オカダ選手が新日の主役でありエースであると思っています。1人だけが横綱であるとも思っています。

 

内藤選手が二冠王としてふんぞり返っている現状も、ベストバウトを獲ったこともないのにオカダ選手と並び称されることも、気に入らなかったのです。

 

だからずっとアンチ内藤だと書いてきたわけです。

 

しかし、あんなのと一緒にされてたまるかという思いがこの試合で砕け散りました。

 

やっぱり内藤選手も横綱だと思い知りました。

 

この日の棚橋選手は、ここ2、3年のうちでは最も動けていたような気がします。さらには攻めもかなりシビアなものだったように見えました。「キラー棚橋」なんて呼び方をしても差し支えない厳しい攻めでした。

 

内藤選手はそもそもヒザに爆弾を抱えていますから、普通にヒザを狙われてもキツいはずなんです。そこを棚橋選手はいつも以上に厳しく厳しく、徹底的に攻めました。

 

こんなに攻められちゃあ、もう内藤選手は反撃の機会があってもしっかりと反撃できないだろうと思ってしまいました。

 

終盤の棚橋選手の畳み掛けは素晴らしく、ハイフライアタックからのハイフライフローがキレイに決まって、終わりかなと思ってしまいました。

 

ところが最後のハイフライフローを避けると、今度は逆に内藤選手がコリエンド式デスティーノ、バレンティアと一気に畳み掛けて、最後はビシッと正調デスティーノ。

 

棚橋選手を相手に好きなだけ攻めさせて、受けに受けてしっかり勝つという横綱相撲を見せたのです。これはチャンピオンのままのG1制覇もあったりするのか?とちょっとだけ思いました。

 

試合が決した後、しばらく動けないんじゃないかと思ったら、比較的にスッと立ち上がっていつも拳を突き上げるポーズをしました。そして、棚橋選手が引き上げるのをしっかり見送ってから、締めのマイクをしました。

 

ほとんど息が切れてないんですよね。30分一本勝負だから30分以内に決着つけたけども、その気になれば60分でも問題ないですよって感じの余裕がうかがえました。

 

しかも、噛むことに敏感な大阪のファンの前で噛まずにマイクを終えたのも、今までになく落ち着いていたということだと思います。

 

これは間違いなく横綱です。

ところで「デ・ハポン」締め。お客さんが声を出せなくてもテープをポンと飛ばやすヤツはあって良かったんじゃないかと。むしろ声が出せないんだから、「ポン!」のタイミングでポンと飛ばしてほしかったです。

 

それではまた。

ありがとう!


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