全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

ジュリアに肩入れしちゃう:8.8 5☆STAR GP 2020 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

今回はスターダムワールドに加入したので初めて観た5☆STAR GPの観戦記を書きます。

5★STAR GP 2020

出典:スターダム公式サイト

開幕戦の公式戦、全試合を観戦したのですが、今回は3試合ピックアップして感想を書いてまいります。

 

代打出場となった飯田沙耶選手の試合のことも書こうかと思ったんですが、変な負け方だったのでやめておきます。

 

もしかしたら、全敗なんてこともあるかも知れませんが、良い負けっぷりのときは感想を書きます。

ひめかの表情が素晴らしい

まずは第7試合のひめか vs 中野たむです。

 

どっちもルックス的にタイプなんで、どっちにも肩入れできなくて困りました。結果ひめか選手が勝ったんですが、試合を観ると順当でした。

 

というのも、たむ選手の技の精度が低いからです。もちろん、良い技もあります。ただ、雑な技が多く見られました。

 

どれもキチンと決めることが出来たら、もっと説得力も出て、勝ってもおかしくない感じにはなるのですけど、デカいと言うだけで説得力絶大のひめか選手が相手ですから、やっぱりこういう結果になってしまいます。

中野たむのデスティニーハンマー

出典:スターダム公式サイト

これはデスティニーハンマーですが、空中姿勢は美しいんですが当たりが浅いんです。

 

星輝ありさ選手の使ってた技名がわからないんですが、コーナーから飛んで頭蹴っ飛ばす技、あれをたむ選手が使ったりしてましたが、それも当たりが浅かったんです。

 

クロスボディ以外はあんまり得意じゃないのかな?と思ってしまいました。

 

たまたまこのときがそうだったのかも知れませんので、今後もこの技には注目していこうと思います。

 

側転しながら腕をとっての逆十字も披露しましたが、こちらもどうにも極まっているようには見えませんでした。

 

ジュリア戦でも同じような動きからヒザ十字に入るというトリッキーな技を見せましたが、こちらも精度が低かった。

 

序盤にグラウンドの攻防でひめか選手の首を上から取って、ハンマーロックで返そうとしたのを体の上をクルッと回ってネックロックを継続するという、かつて新日でKUSHIDA選手が見せていたようなのも披露してましたから、そういう練習はやっておられるんだと思います。

 

でも、極めるところまでキチッとやらないとせっかくの身軽で華麗な動きも活きてきません。

中野たむのタイガー・スープレックス

出典:スターダム公式サイト

こちらはフィニッシュにもなり得るタイガー・スープレックス・ホールドですが、この写真でもちょっとわかるんですが、クラッチが解けしまいましてフォールが出来ませんでした。

 

散々腰を攻撃されていたということで、フォールに行けないという感じでもあったんですが、これももったいないです。せめて得意技だけは完璧に決めてもらわないとトップ戦線に躍り出るのは難しいでしょう。

 

キックにしても、デカい相手には足を狙うというセオリー通りにローキックを飛ばしていましたが、なぜか足ではなく尻にヒットしてました。この辺も雑な感じに見えました。

 

シングルタイトルの戴冠歴がないのはこういうところなんじゃないでしょうか。

 

逆にひめか選手はやること成すことに説得力がありまして、本人も「デカいは正義」なんてことをおっしゃってましたが、まさにそのとおりの試合をなさいます。

 

でも、ひめか選手の一番の魅力は表情です。

 

何をしてても良い顔してます。目をひん剥いて相手を睨みつけ、時にニヤリと笑い、舌なめずりするんです。

 

毛量のせいで表情があまり見えないたむ選手とは対照的でした。

 

技のチョイスも自分の大きさがよくわかっていて、逆エビ固めも相手の足を持ってガッと引っ張ったらステップオーバーせずとも勝手に相手がエビ反りになっちゃうという体格差がもろに出るやり方を見せますし、ショルダータックルが必殺技クラスの破壊力に見えますし、素晴らしいの一言につきます。

 

ただ、ラリアットがちょっと下手くそかな、と。相手がみんな自分より小さいわけですから腕をマットと平行に振ろうとするとちょっとかがまないといけません。これがこじんまりして、体の大きさを使えてないように見えてもったいないです。

 

上からした振り下ろすフォーム(SHO選手のラリアットがそんな感じです)にするか、下から勝ち上げるフォームにしたほうが良いと思います。

 

多分、勝ち上げるフォームのほうがインパクトがあると思うので、相手と距離ができたら一度屈んでからダッシュして下から上に腕を振ると良いでしょう。元祖のスタン・ハンセンさんがそんな感じでしたので、ぜひ参考にして欲しいです。

ホントに逸材だわ

続きまして第8試合の林下詩美 vs ジャングル叫女の感想です。

 

この2人もルックス的にタイプ(何でもええんかいとお思いなるかも知れませんが、これが偽らざる気持ちなのでお許しください)なのでどちらにも肩入れしづらい状態で観ておりました。

 

前から気になっていたのですが、「ジャングル叫女」というリングネームと本人のルックスが物凄く乖離しているのがどうにも飲み込めません。

 

入場時のコスチュームも、試合の時のコスチュームも、闘いっぷりも、どこがジャングルなのか全然ピンときません。

 

かつてはもうちょっとジャングル感のある風貌だったのは知っていますが、お痩せになったのかな?キレイになっちゃったのでワイルドさが薄まりました。

 

また所属ユニットも「トーキョー・サイバー・スクワッド」というユニットで、ジャングル感とは真逆ですよね。

 

このところ結果が出てなくて悲壮感(この悲壮感もジャングル感ないと思います)も漂ってきているんですが、これはもう現状の「ジャングル叫女」というキャラクターに限界が来てるんです。

 

いっそユニットも抜けて(大江戸隊が解散をかけて闘えと言ってますが、叫女選手は嫌がってますね。これ解散フラグな気がしてます)リングネームも変えて、コスチュームも変えると結果がついてくるんじゃないかと思います。

 

今のコスチュームが木村花さんを意識されたものであることから、喪が明けるまでは現状を維持することになるでしょうが、喪が明けたら変化しないとシングルベルトの戴冠は厳しいでしょう。

ジャングル叫女のエプロンへのパワーボム

出典:スターダム公式サイト

唯一ジャングル感が出ていたのは、このエプロンへのパワーボムでしょうか。受け身の下手くそな人なら死んじゃうんじゃないかという一撃に見えましたが、それを躊躇なく行けるところにワイルドさが出ていたと感じました。

 

苦言ばかりでしたが、もちろん叫女選手はキレイなだけではありません。ジャングル感とあんまり関係ないのですが、叫女選手はアピール上手です。

 

今、どういう感情で闘っているかというのがわかるような表情やアクションをしてくれます。これはすごく良いところです。仮にキャラチェンジをしたとしても残しておいてほしい部分です。

 

さて、かたや詩美選手ですが、こんな厳しい技を食らっても何事もなかったようにキチンと反撃していきました。

 

元柔道の選手ということで、柔道殺法を得意としていたのですが、舞華選手が入団したことで、益々それを全面に出すことが難しくなりました。

 

しかし、この試合では柔道に頼らずともしっかり闘っていました。柔道の香りのするプロレスラーではなく純粋にプロレスラーにシフトチェンジできたように思います。

 

ま、レインメーカー式STOやってましたけどね。

林下詩美のコウモリ吊り

出典:スターダム公式サイト

ジャベです。コウモリ吊りです。こんな技、柔道にはありません。実に良いです。しかもここから立ち上がってブラックメフィストのように叩きつけました。

 

個人的には3段活用みたいなことが好きなので、オカダ・カズチカ選手のやるリバース・ネックブリーカードロップをしてからクラッチを離さずにコウモリ吊りに入って、その後にブラックメフィストのように叩きつけると良いのになと思いました。

 

詩美選手はとにかくカッコいいんです。何やってもカッコいいんです。今のコスチュームになって、今の髪色になってカッコよさが5倍増しくらいになりました。だから、どんな技をやっても以前よりも良くなった気がします。

 

フィニッシュはジャーマン3連発でしたが、1発も適当に出さずに全部しっかりぶん投げてました。

林下詩美のジャーマン・スープレックス

出典:スターダム公式サイト

こんなの貰ったらそりゃ返せんわな、と思わせる説得力充分でした。

 

リングアナが最初に詩美選手を逸材と紹介するんですが、本当にそうだなと思います。全然言いすぎじゃないです。周りの皆さんも大事に育ててあげて欲しいです。

対照的な2人

最後はメインのジュリア vs 岩谷麻優です。

 

岩谷選手は天然というのもあるんでしょうけども、あんまり深く考えずに動いているように見えました。

 

もちろん理詰めの闘い方も出来るとは思うんですが、あえてしなかったのか出来なかったのかわかりませんが、この試合では気の向くままに闘っているようでした。

 

きっとそのほうが天性の運動神経の良さを発揮しやすいのかも知れません。頭から指令を送って体を動かすよりも、身体が勝手に反応するほうが速く、そして早く動けるのだと思います。

 

逆にジュリア選手はメチャメチャ考えて試合していると思います。

 

試合が始まってすぐ、会場全体で手拍子が巻き起こったんですが、これはたぶん岩谷選手へのエールだと受け取ったんでしょうね、しばらくして口に人差し指を立てて「シー」というポーズをして、その手拍子を終わらせました。

 

相手のペースになる前に、すぐに自分のペースの試合を作っていったのです。

 

また表情も感情が表に出ちゃったというよりも、こういう顔でこういう立ち振舞をしたら盛り上がるだろうという計算で、それをやっているような気がしました。「ジュリア」というキャラクターをちゃんと演じているという感じです。

 

またテーピングをしている岩谷選手の右肩をキチンと狙っていきます。

ジュリアのサブミッション

出典:スターダム公式サイト

終盤までその姿勢は崩しません。そのおかげで岩谷選手の右腕の打撃が出来なくなってました。

 

テーピングが熱く巻かれたジュリア選手の左膝を全く狙わなかった岩谷選手と対照的です。

 

また「アイコンど〜した〜」とか「スターダムのアイコンはこんなもんか」という挑発していきます。

 

ドンナ・デル・モンドは、岩谷選手のスターズがベビー中のベビーのユニットであるわけですから、ヒール寄りのファイトすることでお互いを光らせようと考えて挑発しているはずです。

 

どれもおそらく理詰めです。

 

岩谷選手からは運動神経の良さをうかがわせる動きが随所に見られるのとは対照的に、ジュリア選手からはあんまり運動神経はよくないんだろうな〜と感じさせる動きを見せます。

 

ここまで来るにはきっと相当練習したんだろうことがうかがえます。逆に岩谷選手はそんなに練習しなくても今やってることのほとんどは出来ちゃったんじゃないでしょうか。

 

シルエットはよく似ている2人なんですが、それ以外は真逆です。

 

そうなると、ジャリア選手に肩入れしてしまいます。岩谷なんかに負けるなぁ!と思ってしまいます。

 

終盤の岩谷選手の怒涛の畳み掛けもキチンと受けきり、ムーンサルト・プレスをかわすとシャイニング・ケンカキック、へそで投げるバックドロップ、滞空時間の長いファルコンアローからの肩への攻撃を挟んで、グロリアス・ドライバー2連発という見事に畳み掛けで岩谷選手を下しました。

ジュリアのグロリアス・ドライバー

出典:スターダム公式サイト

普通、グロリアス・ドライバーは膝を付く形で着地します。ツームストンパイルドライバーみたいなフォームですが、1発目はそれで落として、そのまま立ち上がって、2発目は開脚して決めました。

 

一撃必殺の技をわざわざ違うフォームで連発したところに岩谷選手に敬意を評したように思いましたし、開幕戦に特別な技を持ってきたところにジュリア選手の意気込みが感じられます

 

ただG1で考えますと、開幕戦に本命の選手が負けるとその選手が優勝しがちなので、ジュリア選手はこの試合に勝っちゃったことで優勝を逃しちゃったかもしれません。

 

シンデレラ・トーナメントでも優勝したことですから、5☆STARでも優勝して欲しいところですが、そうは行きませんかね。

 

努力がリング上に見えたので、今後もジュリア選手に肩入れして応援していこうと思いました。

 

初めての5☆STARは面白かったです。

 

それではまた。

ありがとう!


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