元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです!
リモート応援システム、なんか面白いですね。ワールドで観てる分には歓声なのか、ブーイングなのかよくわからない感じでしたが、会場では良い感じだったのかな?たとえ今はそうじゃなかったとしても、どんどん良くなっていくものなんじゃないかという気がします、プロレスのあったシステムに改良も進んでくれると思います。
あれってスマホをいじらなきゃいけないんでしょ?手拍子が減ったりしないのかな?お客さんのほうも手拍子のしどころとスマホのいじりどころの見極めが出来るようになるともっとメリハリの効いた応援になるんじゃないでしょうか。
YOSHI-HASHIに余裕を感じた
まずは第1試合の永田裕志&辻陽太&上村優也 vs 後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIです。
とにかくヤングライオンの2人が本当に素晴らしい。それしかほぼ頭に残っていません。
ただ、そのヤングライオンの2人の素晴らしさを引き出したのは紛れもなくYOSHI-HASHI選手でした。
終盤のヤングライオンの怒涛の畳み掛けにこれまでなら、YOSHI-HASHI選手が負けちゃうんじゃないの?という気持ちになっていたと思います。でも、この試合ではそんな負けそうな感じは微塵も感じませんでした。
特に上村選手の逆エビはリング中央でしたから大ピンチに思えても不思議ではないんですが、こりゃ問題なくロープに逃げるだろなと思えました。
ここを凌ぐと、技4つで上村選手に勝ってしまいます。YOSHI-HASHI選手からは余裕が消えませんでした。ベルトを巻いたことで貫禄まで出てきたような気がしました。覚醒したかも。
今後のYOSHI-HASHI選手に注目したくなりました。
棚橋の動きが軽い
続きまして第2試合、棚橋弘至&飯伏幸太&天山広吉&マスター・ワト vs タイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信&DOUKIです。
ここから飯伏選手がリーダーになってエースになって活躍しないとダメだろうと思っていたのですが、この試合の棚橋選手の動きがずいぶん軽やかでした。ビックリ。本当にビックリしました。
足の運びが近年でもっとスムーズだったんじゃないですかね。
最後も棚橋選手がとったわけですが、 これだけ動けたら何の文句もありません。これだけ動かれたら飯伏選手も主役やチームリーダーを持っていかれても仕方がないって感じになるんじゃないでしょうか。
この調子だと飯伏選手が目立つのはなかなか難しいかも知れません。
ただ、この試合では棚橋選手に対する足の攻撃がほぼありませんでしたから、動きが鈍くなるようなことはありませんでしたが、それをされたらどうなるか。
結局、棚橋選手に注目が集まっちゃうんです。だからこそ、エースってことですかね。
これぞKOPWだ
ついに始まりました『KOPW2020』です。まずは必殺技禁止マッチ。小島聡 vs エル・デスペラードです。
試合はデスペラード選手によってコントロールされていましたね。
小島選手は最後までどこか窮屈な感じで戦う羽目になっていました。これまでいかにラリアットに頼って試合をしてきたかがわかります。この右腕で飯を食ってきたなんて発言がありましたが、まさにその通りであることがよ〜くわかりました。
この試合は予想通り小島選手が反則負けしてしまいました。
デスペラード選手が勝つならこれだろうと思っていたのですが、問題はどうやって小島選手にラリアットを打たせるかというところです。
デスペラード選手が普段あんまり見せないラリアットを小島選手に発射して挑発します。
ラリアットで倒れるわけには行かない小島選手は仁王立ちで受けます。デスペラード選手は調子に乗って2発目を打ち込むもやはり仁王立ち。ならばと3発目を狙いにデスペラード選手が走るともう許さんとばかりに小島選手がラリアットを振り抜いてしまいました。
なるほど、なるほど、こういう風にラリアットを打たせましたか。素晴らしいです。
これぞKOPWの面白さが詰まっていた試合なんじゃないでしょうか。
いつもと違うルールにより勝敗の行方がわかりにくくなり、必ずしも身体が大きいほうが勝ってしまうわけではない、というのがたぶんKOPWの面白さだと思います。
KOPWの最初の試合がこの試合で良かったです。KOPWへの興味がグッと湧いたんじゃないでしょうか。
見事な体重移動
続いてピンフォール2カウントマッチである矢野通 vs BUSHIです。
BUSHI選手のオーバーマスクが仮面ライダーアマゾンでしたね。
こっちよりむしろ『仮面ライダーアマゾンズ』に出てきたアマゾンかな?BUSHI選手のオーバーマスクに初めてトキメキました。
矢野ワールドでしたね。入場からせわしなく。この試合が通常よりもカウント数が少ない状態で決着がついてしまうことをアピールしまくっていた矢野選手。この感じでBUSHI選手が自分のペースに持っていくのは難しいだろうな〜と思ったのですが、ボクが思っていたよりもBUSHI選手はしっくりきた闘いを見せていました。
場外で矢野選手の足をテーピングでぐるぐる巻きしたときは、これじゃあキックアウトしづらいわな、と。やはり予想通りBUSHI選手が勝つのねと思っていたら、
見事な体重移動で矢野選手が勝ってしまいました。
こんな姿なのに、BUSHI選手の上にしっかり体重を乗せて動けなくしてしまったのは、さすがアマチュア・レスリングの猛者といったところでしょうか。
この試合もまたKOPWの魅力を存分に見せていました。
間の悪いSHO
次は唯一ファン投票のなかったSHO vs SANADAです。ギブアップのみで決着がつくというルールです。
冒頭にリモート応援システムは良いじゃないかと書いたわけですが、この試合の序盤のようなグラウンド中心の攻防のときにはちょっと静かにしてほしいな〜と思いました。
序盤こそ良い感じだったんですが、時間が経つごとにどんどんSHO選手が変な間を取り始めました。なので試合のテンポが悪くなってきて、もっといい試合になるだろうと思っていたのですが、そこまでのことはなかったです。
NEW JAPAN CUPではスカルエンドに固執しすぎたとSANADA選手もおっしゃっていたそうですが、まさにそれが原因であんまり面白くならなかったように思います。この試合ではスカルエンドを全く狙わずに勝ってしまうという修正を加えてきました。
SANADA選手の闘い方としては、ボクはこの試合のほうが好みでした。
でも、とにかくちょっとSHO選手の間が悪かったのが残念でした。不幸なことがあったそうで精神的にキツかったのかも知れませんね。
これから裕二郎さん、どうするの?
メインはハンディキャップ・マッチのオカダ・カズチカ vs 高橋裕二郎&邪道&外道です。
つまんなかったです。もう少しどうにかやりようはなかったものか、と。
オカダ選手を持ってしてもこんな感じになってしまうんだから、ハンディキャップ・マッチは面白くするのは相当難しいのかも知れませんね。
問題はハンディキャップ・マッチであることが活きてなかったからでしょう。特に邪道選手。セコンドとして出てくるのと何か違いました?
場外で竹刀持って待ってるなんてことは絶対したらダメだったんじゃないですかね?
さらに裕二郎選手もあんまりコンディションが良くないんでしょうか。
スーパーパワーボムがちゃんと出来ません。この写真の状態からグワンと持ち上げなきゃいけないと思うんですが、このまま落ちちゃいました。
G.O.D.のスーパーパワーボムのほうが本当にスーパーでしたね。これは酷い。
唯一の救いは外道選手の
スーパーフライが見られたことです。こちらは本当に「スーパー」でした。
この試合は裕二郎選手が邪道&外道を手足のように使って、オカダ選手をきりきり舞いさせて、最後はガッツリとピンプジュース決めたら終わりってところまで追い込まにゃいかんのじゃないですか?
結局、オカダ選手はほとんどピンチらしいピンチに陥りませんでした。
裕二郎選手とオカダ選手の一連のストーリーは裕二郎選手の格上げが最大の目的でしたが、直接は負けてないものの、これは格下げになるでしょう。
多くのファンが裕二郎選手の大活躍を期待していたでしょうが、これはかなりガッカリさせる内容だったのではないでしょうか。
今後、裕二郎選手がどういう動きをするのかはわかりませんが、もしも腰が深刻な状態なら無理せずキチンと治療してからリングに上がってほしいです。
さて、今週は週刊プロレスを近くのコンビニで発売日に買って読みました。
何しろ『KOPWの真相』なんですから。結局大した話はなく、そこも大いにガッカリしてしまいました。
IWGPがしっかり正座して観てるようなフォーマルな闘いとするならば、KOPWは寝転がってスマホいじりながら観るようなカジュアルな闘いということなのかも知れませんね。
メインの感じが丁度いいタイトルなんでしょう。
とはいえ、トータル的には面白かったです。今後の展開も期待しています。
それではまた。
ありがとう!