全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

ありがとう、棚橋さん!:7.6 G1CLIMAX29 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

ついに始まりましたG1CLIMAX29!初日は朝7時からでした。朝食を食べながらプロレスを観戦するのは初めてでした。僕はそもそも朝型なのでコンディションは万全です。

 

公式戦の感想に入る前に少しだけ触れとかねばならないことがあります。YOSHI-HASHI選手です。どういうつもりで試合してるのでしょうか。何事もなかったように普通に試合してました。

 

YOSHI-HASHI選手ファンは、この有様でも受け入れられるんですか?もうそこにYOSHI-HASHI選手がいれば良いんでしょうかね?

 

今回はさすがに何かあるだろうと期待していた自分がアホでした。もう一切期待はしません。お疲れ様でした。

ウィル・オスプレイ vs ランス・アーチャー

この日のベストバウトは、僅差でこの試合だったと思っています。アーチャー選手のG1に懸ける気持ちがビンビンに伝わってくる試合でした。地元開催ということもあったでしょうし、『NEW JAPAN CUP』のリベンジでもあるので燃えていたでしょう。

 

でも、それ以上にG1最初の試合ということで、これぞ世界一過酷なトーナメントG1CLIMAXである!というのを世界に見せつけてやろうという意気込みを感じました。

ランス・アーチャーのEBDクロー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

そして、それが見事に成功したと思います。

 

この大会に行こうかと悩んで、結局やめた人がいたとしたら、今頃猛烈に後悔しているはずです。そう思わせる威力がこの試合にはありました。

 

オスプレイ選手が今後もヘビー級の選手と戦っていくとしたら、ストームブレイカーがフィニッシュとするのはキツいです。前回はコーナーを利用して何とか持ち上げて決めましたが、今回は決めることが出来ませんでした。持ち上げはしたのですが、落とす時に着地されてしまいました。

 

ヘビー級用の新たなフィニッシュがあると、もっと試合に幅が出てきて、面白くできるはずです。関節技のフィニッシュが良いんじゃないでしょうか。丸め込んで勝つという方法もありますが、それでは倒したという感じにはなりません。是非とも関節技のフィニッシャーを考案して欲しいです。

EVIL vs バッドラック・ファレ

完敗でしたねEVIL選手。イスでのホームランも逆にやられてしまって、あんまり良いところを出せないままに終わってしまった印象です。

バッドラック・ファレのイスホームラン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

いくら正面突破がEVIL選手の売りだとしても、ファレ選手のように規格外の大きさの選手に対しては、違う戦い方をしないと、たとえ勝ったとしても説得力を出すのが難しいでしょう。

 

スコーピオン・デスロックを出したかったですね。バンシー・マズルでも良いですが、デカい相手は転がしてサブミッションを極めないと勝てそうな気がしません。もうちょっと臨機応変な対応を観たかったです。

 

かたやファレ選手は勝つには勝ったんですが、何となく意欲を感じませんでした。G1エントリーされたので試合はキチンとしますけど、これをきっかけにステップアップしたいとかベルトに挑戦したいとか、そういう意欲、いや野心かな?そういうものが感じられないのはちょっと残念でした。

 

それは去年からそうだったわけですが、これで終わるのはもったいない気がします。G1の間に、個人的な野望に目覚めて欲しいです。そうすると、一試合一試合が同じ結果であったとしても熱くなるように思います。

SANADA vs ザック・セイバーJr.

これまた名勝負です。令和の名勝負数え歌と認定しても良いんじゃないでしょうか。オスプレイ vs アーチャーとは全然違うプロレスでしたが、甲乙つけ難い面白さでした。

 

そして、このような一見地味なテクニックの攻防でアメリカの人達が湧いていたのが、なんだか我が事のように嬉しかったです。

 

このような技と技、技術と技術の攻防はもしかしたらアメリカの人達にはウケないんじゃないかと思っていたのですが、新日本プロレスにわざわざお金を払って観に来るような人は、ちゃんとわかっているんですね。失礼しました。

 

この価値観がドンドン広がっていけば、世界一のプロレス団体になるのも、そう遠くないかも知れないと思わせてくれました。

SANADAのロープ・パラダイス

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

予想はSANADA選手の負けにしてましたが、この試合の少し前にイギリスでこの2人がタイトルマッチをやっていて、そこでザック選手が勝っているということをすっかり忘れていたので、それを思い出せばSANADA選手の勝ちにしていました。マヌケな予想になってしまいました。

 

これで対戦成績はイーブン。また新たなライバルストーリーが始まり、さらに高度な切り返し合戦を見せてくれるような気がします。

 

SANADA選手がブリティッシュヘビーのチャンピオンになるところも観てみたいです。

飯伏幸太 vs KENTA

思ったほどスウィングしない試合でした。一言でいえばつまらん試合でした。

 

飯伏選手はほとんど何も出来ませんでしたから、もちろんそれも良くなかったんですが、KENTA選手の何が良くなかったのか、逆にどこか良いところがあったのか、もまたさっぱりわからないという不思議な試合でした。

 

お互い打撃を得意とする選手ということで、打撃を中心とした意地の張り合い(ライガーさんがよく解説で言うやつ)を期待していたのですが、かなり一方的に飯伏選手がボコボコ蹴られていました。ここまで打撃で飯伏選手が押されるなんて思いもよりませんでした。

こういうことなのかも知れないな〜と。

 

試合を観直しながら書いているのですが、そう思います。テンポと間のとり方が全然噛み合ってなかったんでしょうかね。

 

飯伏選手のプランチャをKENTA選手が蹴りで撃墜したシーンで、飯伏選手は足首をケガしたような感じで、それが心配です。今後に影響しなかったら良いんですが・・・。

 

飯伏選手には何が何でも勝ってもらいたかったのですが、負けてしまいました。しかも、フィニッシュも随分の当たりの浅いgo2sleepでした。

 

アメリカではフィニッシャーを出しゃあカッコがつくのかも知れませんが、日本のプロレスではあの決まり具合では物足りません。負ける飯伏選手のことを考えると、途中の頭部への打撃の決まり具合よりもフィニッシャーの決まり具合のほうに気を使って欲しいです。

 

最後も、頭部に蹴りを食らって動けない感じの飯伏選手を無理やり引き起こして、ハグしてましたが、外敵なんですよね、KENTA選手って。もしかしたらもう新日の選手なのかも知れませんが、今のところ立場は外敵なんです。外敵が対戦相手の健闘を讃えるんて、やっちゃいけないと思います。飯伏選手に対して、ちょっと失礼な気がしました。

飯伏幸太の健闘讃えるKENTA

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

まだ1試合だけなので、何とも言えないんですが、現状ではG1後はもう結構です、お疲れ様でしたって感じです。

オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至

棚橋選手は本当に素晴らしかったです。近年では最も動けていたんじゃないですかね。メインにふさわしい試合に仕上がっていました。

 

メインとして成立するかどうかは棚橋選手次第でした。初のアメリカでのG1ですし、復帰してから、これまでの試合のミスも反省したんでしょうね、やっぱり期待に応えてくれる選手なんだな〜と嬉しくなりました。

 

オカダ戦だけがしっかりこなせたら、後はもういいと言う感じに見えました。その覚悟が場外へのハイフライフローでしょうし、リング内でも2発放ったハイフライフローでしょう。

棚橋弘至のハイフライフロー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

また、ロープワークもここのところのモタモタ感はなく、スリング・ブレイドも2回かな?キチンと決めていました。

 

そして、棚橋選手の今やれる最高の技の数々をしっかり受け止めたオカダ選手に、底知れぬ強さを感じました。

 

特に場外へのハイフライフローなんて、受けるオカダ選手のほうがヒヤヒヤしたんじゃないでしょうか。この一発で棚橋選手が全く動けなくなる可能性もあったわけですから。

 

最高の試合をするためには、棚橋選手がケガしないように受ける必要があります。さすがチャンピオンです。

 

最後はきりもみ式のツームストン・パイルドライバーからのレインメーカーで終わりましたが、その前のレインメーカーを首固めで切り替えしたところに、今後の棚橋選手の戦い方が見えたような気がします。

 

これからは無理してハイフライフローを出さずに相手の力を利用して勝つという老獪さを売りにしてほしいと思います。あまり使わなければ、スリング・ブレイドのキレも落とさずに済むことが今回の試合でわかりましたし、ブリッジもキレイに決められることもわかりました。ハイフライフローを繰り出すことで他の技が死んでしまうくらいなら、使用頻度をグッと下げて、他の技の精度を保って欲しいです。

 

今回のオカダ選手のコスチュームは、カラーリングがこれまでと違いました。

オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

手首のテープもパンツも白と赤を基調にしていました。これは棚橋選手のイメージカラーです。どうして、この試合にこの色合のコスチュームを選んだのでしょう。

 

僕はエースの役割を引き継ぐという決意の表れではないかと思っております。もう安心してエースと立場を任せてくださいと、試合を通して棚橋選手に伝えているように思いました。

 

これまで新日本プロレスのため、いや日本プロレス界のために戦ってきた棚橋選手ですが、これからはオカダ選手がすべてを引き継ぎ、棚橋選手は自分のためにプロレスをやって欲しいというメッセージだと思います。

 

この試合のような、全盛期の棚橋選手のような試合展開はこれでおしまいにして欲しいです。

 

久しぶりに棚橋選手に良い試合を見せてもらいました。ありがとうございます。

 

それではまた。

ありがとう!


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