全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

内藤哲也はもう主役にはならない:7.28 G1 CLIMAX 29 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

前から僕はアンチ内藤だと書いてきましたが、この日の結末はちょっと意外というか、そうか新日本プロレス的には内藤哲也選手はそういう扱いなのかとガッカリしちゃいました。

 

それでは振り返ってまいりましょう。

後藤洋央紀 vs 矢野通

この試合で後藤選手は本間朋晃選手や高橋裕二郎選手、YOSHI-HASHI選手と完全に同じカテゴリーの選手になったんです。つまり今年が最後のG1でしょうね。

 

この日のフィニッシュは後藤式でした。

後藤洋央紀の後藤式

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この技を矢野選手相手に繰り出して勝ってしまうセンスにまず疑問を感じました。もっと以前にこれを繰り出してでも勝たなきゃいけない場面があったでしょうに。

 

最後丸め込むなら、もう少し色々展開があっても良かったと思うんですが、

後藤洋央紀 vs 矢野通

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

試合時間はわずか1分42秒。矢野選手の面白さも大して出ないまま終わらせるなんて全然ダメなのに、

後藤洋央紀のざんまいポーズ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ざんまいポーズでご満悦。笑えることなんか何一つないのに、この笑顔。ここまでダメになっちゃうとは思いませんでした。

 

あとはジョン・モクスリー戦をどうするかが最後のチャンスでしょうかね。

ジュース・ロビンソン vs 石井智宏

名勝負製造機の石井選手にも苦手な相手があったんですね。ジュース選手を前に、変な間が空いて止まってしまう石井選手が何度も観られました。石井選手にはやりにくい相手に見えました。

 

同じく、ジュース選手も石井選手に合わせようとして間が空いてしまいました。お互い、なんか違うって感じながら試合をしてたように見えました。

 

ジュース選手はまだシリアスモードになりきってなくって「もう1回!」とかキャノンボールに行く前に手をクルクルしたりとかやってますが、シリアスモードで行くなら、それもやめたほうが良いと思います。やるなら、以前の明るいジュース選手に戻って欲しいですし、アホなコメントも残して欲しいです。

 

シリアスモードで良いのは、技の一つ一つを以前より丁寧に繰り出しているように見えるところです。

ジュース・ロビンソンのフルネルソン・バスター

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こちらはフルネルソン・バスターですけども、見事ですね。高さ、フォーム、説得力、どれも満点なんじゃないでしょうか。

 

ただプロレス頭では石井選手のほうがずっと上でした。身体の頑丈さとかパワーとか折れない心とか石井選手の魅力はいっぱいあるんですけど、これだけでは名勝負製造機にはならないのです。1番はプロレス頭の柔軟さですね。

 

何年も同じスタイルで、誰を相手にしても同じ戦い方しかしないわけですから、石井選手の試合にはそろそろ飽きが来てもおかしくないのに、いつもいつもワクワクさせてくれるのは、石井選手は試合に必ず驚きを用意してくれているからです。

 

この試合では

石井智宏のニードロップ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

このニードロップです。石井選手のニードロップなんて初めて観たんじゃないでしょうか。ご覧の通り、見事なフォームで炸裂しました。モクスリー戦での場外へのボディプレスにもビックリしましたが、同じような衝撃でした。

石井智宏のタイガー・スープレックス

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この日はジュース選手のフィニッシャーであるパルプ・フリクションを何度もかわしましたが、その中で飛び出したのがこのタイガー・スープレックスでした。石井選手のタイガー・スープレックスも観た記憶がないです。ま、記憶には自信ありませんが。

 

体力的にはジュース選手が圧倒していたと思いますが、こういうことをサラリとやってしまわれると、ちょっとまだジュース選手は石井選手には勝てませんね。

 

近い将来ジュース選手はUSヘビーを巻くでしょうけども、その時までは石井選手の良いところをしっかり盗んで良い選手になって欲しいです。

ジェフ・コブ vs タイチ

金丸義信選手のセコンドが気になって、あんまり試合に集中できませんでしたね。

 

先日、解説席に座った金丸選手が、もっとリング上もリング外も含めて広く使って試合したほうが良いというようなことを仰ってました。

 

そんなことを仰るということは、金丸選手の関わる試合は広く使っているに違いない、ということはこの試合でも絶対なんかしてると、気になってしまいました。結局特に何もなかったわけですが、ドキドキしました。

 

かたやコブ選手ですが、ここまでのG1では1番良い感じだったのではないでしょうか。サイド・スープレックスの連発や

ジェフ・コブのドリル・ア・ホール・パイルドライバー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

早くて高いパイルドライバー、そしてタイチ選手のお株を奪う

ジェフ・コブのトラースキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

トラースキックとタイチ選手相手なのでリミッターをはずしましたという感じでした。

 

フィニッシュ前に上半身をむき出しにしたのも、これからフィニッシュですからしっかり観てくださいね、というアピールになっていて良いと思うので、勝負どころでは必ずやって欲しいです。

 

とはいえ、それもこれもタイチ選手が引き出したのでしょうけど、これを自分でやれるようになると、コブ選手はもっと上で闘えるようになるはずです。

鷹木信悟 vs ジェイ・ホワイト

金丸選手とは逆に、外道さんはこの試合に必要なキャストなのかな?と、思わせました。ここ最近の外道さんは、邪道さんと違わなくなってきまして、ヒジョーに残念です。

 

リング上の2人だけのちゃんとした一騎打ちが観たかったです。

 

外道さんが絡むたびに何となく流れが止められたようで、ジェイ選手なら鷹木選手の勢いを自身で止めることも、いなすことも出来るのに、させないというのはちょっと過保護過ぎです。

 

仲間の外道さんに美味しい場面を持っていかれた形のジェイ選手ですが、ここに来て新技を披露します。

ジェイ・ホワイトのクロスアーム式ブラディ・サンデー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

BULLET CLUBのリーダーはみんなブラディ・サンデーを使ってきましたが、ジェイ選手はそこにひと工夫加えて、この場面で使ってきました。ここにジェイ選手のBULLET CLUB愛が見えました。

内藤哲也 vs ジョン・モクスリー

花道疾走キックとかやってましたけど、内藤選手の闘い方の幅ってこんなに狭かったのかな?と思いました。あえて幅を小さくしてきたのかも知れませんが、おかげでモクスリー 選手の闘いの幅の広さを証明してしまったように思います。

 

内藤選手には、新日本プロレスの選手としての意地を見せてもらいたかったです。WWEでトップを取ったんでしょうけど、新日はそう甘くないですよというところを見せてくれると信じてましたが、結果の負けもさることながら、内容でもそういう意地は見えてきませんでした。

 

ツバを吐くこと、服をゆっくり脱ぐこと、ダラダラ歩いてくること、それくらいしか出来ませんでした。いや、させてもらえなかったのかも知れません。

 

しかもUSのほうが格付けではインターコンチより上となってしまいました。内藤選手がチャンピオンだから、価値が下がったということになってしまいます。

 

来年のドームで、オカダ選手とのダブルタイトルマッチがあるんじゃないかとちょっとだけ思っていたのですが、内藤選手がドームのメインに上がるのも、IWGPヘビーを巻くのは難しくなりました。

 

新日本プロレスは内藤選手を主役にはしないということなんだと思いました。ドームまでにはインターコンチのベルトも失うでしょう。残念ながら彼が憧れた武藤敬司選手や棚橋弘至選手のようにはなれそうもないです。

 

アンチだけど、これは残念。僕はいずれ内藤選手は本隊のエースになるんだろうなぁとなんとなく思っていました。でも、飯伏幸太選手が入団して、モクスリー 選手に負けて、完全にそれは無くなったように思います。

 

かたやモクスリー選手は、試合を重ねるごとにその存在感を、WWEの元スーパースターの凄みを増して行ってます。こんなにやれるなら、他のWWEの選手の中にもこのレベルがゴロゴロいるんじゃない?とWWEが気になってきます。

 

最初は内藤選手におちょくられて負けちゃうんだろうと思っていたのですが、最終的にはいずれの面においても内藤選手を上回ってしまいました。

 

スナップメア・ドライバーからのダーティー・ディーズからの

ジョン・モクスリーのデスライダー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

デスライダーと頭部への攻撃を集中させた畳み掛けは完璧でした。内藤選手が勝てそうな感じはほぼありませんでした。

 

こんなに差があるとは。いろいろショックでした。

 

さすがに全勝ってことはないとは思うので、勝つとするなら矢野選手とジェイ選手とジュース選手でしょうか。ジェイ選手にはなんとか内容で勝って欲しいです。最後の砦です。

 

それではまた。

ありがとう!


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