全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

退化してるYOSHI-HASHIさん@7.27 G1 CLIMAX 28 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

この日の試合はなんと言ってもYOSHI-HASHI選手ですね。ま、あとで試合の感想は書きますが、やっぱりキツいですね。努力してるんだから良いじゃないか、プロレスラーになってるだけでもリスペクトだよってな評価をしてる人もたくさんいて、YOSHI-HASHI選手をディスるようなやつにはプロレスを観る資格はないってなことを言い出す人まで出る始末です。

 

ファンの対立を煽りまくっているYOSHI-HASHI選手の存在は、やっぱりG1に出場するにふさわしくなかったのかも知れないと考えてしまいます。

 

ただYOSHI-HASHI選手を擁護する人の頑張っている人を、努力している人をけなすのはいかがなものか、という意見には賛成できません。プロレスはお金を払って観てるんですよ。チケットを買ったわけではないのでわずか月999円ですがね。

https://njpwworld.com

たとえば服屋さんで服を買って、着てみてたら縫製が甘くてあっちこっち解れてるとか、腕や足を通す穴がないとか、襟がちゃんとついてないとか、そういう商品に不備があったら、さすがに文句言うでしょ?一生懸命作ってくれたんだから、黙って着ようよとはならないでしょ?

 

ラーメン屋さんに行って、チャーシュー麺をオーダーしたら、調理器具の火力のコントロールが甘くて、火の通ってない生々しいチャーシューがドンと麺の上に乗っていたら、また衛生管理が甘くて、ゴキブリなどの虫がスープに浮かんでたら、クレーム入れなかったとしても、それ以上は食べないでしょ?だって体壊すかも知れないんだから。でもラーメン屋さんは必死にラーメンを作ってくれたら食べるってなります?

 

ま、作ってくれた人への思い入れが強かったら、着たり食べたりするって人もいなくはないんだろうけど、少なくとも僕はムリです。

 

いわばYOSHI-HASHI選手への批判はそういうものです。もう一生懸命やってるからOKというレベルじゃないんですよ。プロだから、結果も出してないのにホメちゃいけないんです。ちなみに結果というのはプロレスですから勝ち負けのことじゃないです。試合の内容のことです。もちろんプロレスは一人で出来ませんから、内容がイマイチな責任の半分は対戦相手にもありますがね・・・。

 

あんなに周りの人に取り立てられているということは、よほど良い人なんだとは思います。でも、退場するときのファンサービスの適当さ(如意棒をひょいとつきだすだけ)を目にすると、それすら疑問に思います。

 

ダメなところはダメだとしっかり理解してもらうほうが、僕は良いと思いますし、応援してる方も批判を見るとカチンと来るのはわかりますけども、誹謗中傷でなければこれからのYOSHI-HASHI選手のためにも噛み付くようなことはしないであげてほしいと思う次第です。

 

さて前置きが長くなってしまいましたが、試合の感想です。

マイケル・エルガン vs 鈴木みのる

なんとなく噛み合わない試合でした。盛り上がりそうで盛り上がらない、もう少し踏み込めば面白くなりそうなのに、その手前で終わってしまう寸止めの連続のような試合でした。お互いにお互いをどう扱ったら良いのかわからないのかも知れません。

 

とくにエルガン選手がサブミッションに対してどう反応すればおもしろいのかという答えが見つからないままリングに上っちゃったのかもしれません。また、エルガン選手の首周りが分厚いためなのか、みのる選手のエルボーにいつもの迫力が感じられなかったのも残念でした。

マイケル・エルガンのタイガードライバー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この画像はエルガン選手のタイガードライバーなんですが、途中でスッポ抜けてしまいました。基本的にどんな技もキチンとクラッチしてキチンと決めるタイプだったので、このシーンは珍しいな〜と思いましたが、こういうところにも焦りと言うか戸惑いと言うか、ちょっと他の選手と戦うときより緊張しているところが出ちゃったのかも知れないと思ってしまいました。

EVIL vs ハングマン・ペイジ

この日のベストバウトです。日本でこの2人が絡んでるのを観た記憶が無いのですが、EVIL選手が修業時代にアメリカで戦ったことがあるのかも知れません。それくらいお互いのことをよく研究しているように見えました。

ハングマン・ペイジのジャーマン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この画像は、コーナーへの素晴らしい串刺しドロップキックのあとのジャーマンだったと思いますが、コンパクトにしっかりブリッジを効かせていたのが印象的でした。パワーがある選手の中には、ブリッジをあまりしないまま力任せに投げる人がいます。僕はそういう人があまり好きではありません。だから、こういうちゃんと技を使うペイジ選手は好きです。

 

何回も観たくなる好カードでした。いつかIWGPヘビーを懸けて戦う日が来るかも知れません。

ジェイ・ホワイト vs バッドラック・ファレ

やっぱりG1ではちゃんと試合を観たい派なんで、かつてのジョー樋口さんみたいな状態にレッドシューズ海野さんがなったら「ああ、もう終わりか〜」となってしまいます。

タマ・トンガのガンスタン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

本日もタイミングドンピシャで炸裂したガンスタンを観る度に、普通の試合でこれがビシッと決まってタマ選手がドンドン勝ち進んで行ってたら、Bブロックはさらなる盛り上がりを見せていただろうな〜と遠い目で観てました。

 

CHAOSのみなさんが、ジェイ選手を救出に来ないという話は何もジェイ選手だからってわけでもないような記憶があります。以前にも誰だったかが、他のユニットの選手によってたかってやられた時、CHAOSのみなさんはなかなか出てきませんでしたように思います。

こういうDVDが出てるし、石井選手のブログなどCHAOSのみなさんが仲良くやってる姿をよく目にするので、ユニットの結束が強い感じがするかも知れませんが、自分の揉めごとは自分で解決する規則というユニットなので、ジェイ選手がちょこっとやられたくらいでは出てこないのは当然なんじゃないかと思いながら観てました。

 

これがユニット再編のフリになっているのかも知れませんけどね。

棚橋弘至 vs 真壁刀義

動けなくなった者同士なので、そんなに動けないことが気にならないのは良かったです。序盤のグラウンドでの攻防は、解説の金沢さんは「これが新日本プロレス」というようなことをおっしゃってましたが、僕にはどっちかという昔の全日本プロレス的な序盤の攻防に見えました。

 

新日本プロレスのグラウンドの攻防は、スキあらば極めてやるという緊張感があって、全日本プロレスのそれは相手のスタミナを少しずつ削って、大技への以降をスムーズにするための下準備というイメージです。もちろん必ずしもそうだったわけではないですけど。

 

今や新日派、全日派なんて言葉はなくなってしまいましたが、リング上も別々だったものが見事に融合されて提供してもらっているんだな〜とありがたくなりました。

真壁刀義のラリアット

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

真壁選手のロープワークが重たくて、ショルダータックルやラリアットといった技にも迫力が出なくなりました。今の体重を支えて動ける足腰ではないのかも知れません。エルガン選手を見習って、絞ったほうが良いんじゃないでしょうか。同じ年なんで痩せるのは大変なのはよくわかります。でも、絞ってシャープになった真壁選手が観たいです。

オカダ・カズチカ vs YOSHI-HASHI

試合前は、棚橋vs真壁をメインにして「愛してま〜す」で〆ても良かったんじゃないかと思ったのですが、結果的にオカダ選手のマイクがおもしろかったので、これはこれで良かったかなと思います。

 

二人がドームで戦ったのが6年前だそうで、僕はその試合の時はプロレスファンに戻ってなかったのでリアルタイムでは観てません。オカダ選手のファンになってから観たんですが、あんまり覚えてなかったのでもう一度見直しました。

 

2012年1月4日の東京ドームの試合ですが、このYOSHI-HASHI選手はすごく良いんです。ふてぶてしいし、身体も今より大きいのにスピードはあるし、目つきもするどい。技においても、まっすぐに飛んでいくトペスイシーダや今とは落とし方が違うバンカーバスターと良い技を見せています。

 

むしろオカダ選手は試合には勝ったものの、ちょっとモタモタしています。この試合だけ観れば、この先期待できるのはYOSHI-HASHI選手のほうだろうな〜と思わせます。

 

なのに、6年後の今回の試合ではオカダ選手の質がものすごく上がったのだと思っていたのですが、YOSHI-HASHI選手が緩やかに質を下げていることで、二人の差がちょっとやそっとでは縮まらないほどものすごく大きな差になっていました。6年でYOSHI-HASHI選手は退化しました。

 

ケガしてるのもあるんだと思います。今のYOSHI-HASHI選手はその実力を全然出せてないです。しばらく休んでもう一度海外遠征とか行ったほうが良いと思います。

YOSHI-HASHIのバタフライロック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

試合もオカダ選手は6年前を思い起こさせるような初期型レインメーカーだったり、いつもは自分の腿の上に落とすリバースネックブリーカーを、凱旋試合と同じようにシュバインのような形で尻もちをついて繰り出しました。

 

あの試合の続きをしようぜ、というメッセージなのかも知れません。しかしそのメッセージにYOSHI-HASHI選手は全然付き合わず、いつまで経ってもヘタクソなままのバタフライロックを繰り出したりしてました。やるせない。

 

途中、フィッシャーマンの形で持ち上げて、ブレーンバスターかジャックハマーみたいな感じで落とす新技なのかな?も繰り出してましたけど、技の組み立て方がヘタクソでせっかくの技が死んでました。リングに上っちゃうと何にも考えられなくなってしまうタイプなのかな。

 

凱旋したばかりのYOSHI-HASHI選手は新日本プロレスに見捨てられたと言って、見返してやると奮起していたそうですが、今は新日本プロレスに手厚く保護されてます。やっぱりYOSHI-HASHI選手は見捨てられてこそ魅力が出て、実力が発揮できるんじゃないでしょうか。

 

ダメな自分と重ねて傷をなめ合うような応援ではなく、もっと厳しい態度で応援したほうがYOSHI-HASHI選手は輝きます。でも、誹謗中傷はダメですよ。

 

これだけしょっぱい試合を量産しながらも話題になっているというのは才能です。それをもっと試合で活かして欲しいです。

 

それではまた。

ありがとう!