全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

ケガしないってのもスターの条件かな:7.18 G1 CLIMAX 29 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

まずは昨日新日本プロレスワールドの実況について書いておきます。

 

実況が藤沢俊一郎さんで

tomodachi-web.com

解説が元井美貴さんでしたが、

joseiana.com

実にしんどかったです。

 

まず実況の藤沢さんは、チョイチョイ言葉が出てこなくなるという「実況の人としてそれはアカンがな」という場面がありました。

 

状況を言葉にすることに関しては観たらわかるし、まぁええか、とはなっても、技名が出てこないというのはプロレス実況としてはアウトです。

 

ランス・アーチャー選手のキン肉バスター、EVIL選手のマジックキラーがスッと出てきませんでした。それと、どうでもいいことかも知れませんが、ザック・セイバーJr.選手やSANADA選手のエルボーは、アッパーエルボーとは呼ばずに、エルボースマッシュと言って欲しかったです。ヨーロピアン・アッパーカットはまあ良いけど。

 

また元井さんはデータをバンバン披露するんですが、それは普通実況の人がやることで、聞かれてもないのにデータを披露するので実況の人が喋ることがなくなるという場面がありました。

 

ゲストで実況席に座るのは何の問題もないのですが、解説として喋るのは完全に間違ってます。だって解説は出来ないわけですから。

こういうことです。試合のジャマになっていたので、新日本プロレスワールドを作っている皆さん、実況の人選を再考して下さい。

KENTA vs ランス・アーチャー

結論から書きますと、この試合はあんまり面白くなかったですね。KENTA選手が嫌いというのと、アーチャー選手が大好きというのもあるんでしょうが、もう少し盛り上げようがあったんじゃないかと、思ってしまいました。

KENTAのローキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

デカい選手に対して、小さい選手が足を攻撃するのは定石です。普通のことです。アントニオ猪木さんの時代からやってきたこと(きっとその前もそうだったはずですが、観てないんで・・・)です。

 

なのに、この時点で「KENTA、蹴りばっか使ってんじゃねぇ!」と怒りが湧いてきました。自分でも実に理不尽な物言いだな〜とは思うのですが、思っちゃったものは仕方がありません。

ランス・アーチャーの断崖式チョークスラム

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この辺りでは、ここからアーチャーの殺人ショーが始まるな、とウキウキしておりました。ポンポン投げて、最後はガッチリクローで掴んで、短時間決着だ!なんて思ってました。

 

ところが

KENTAのgame over

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

GAME OVERでゲームオーバー。こんだけしっかり極まったら、さすがにアーチャー選手も逃げられません。この技が極まったときは「アーチャー、ガンバレ!ちょっと足伸ばしたらロープにすぐ届くで!」なんて1ミリも思わず、こりゃアカン、となってしまいました。

 

石森太二選手も同系のイエス・ロックを使用しますが、GAME OVERほどの絶望感はありません。イエス・ロックはフィニッシュ技なのかも知れないけど、もうひと山、来るに違いないという希望はわずかにあるという感じですが、GAME OVERには絶望しかないのです。

 

KENTAのプロレスを見せに来ただけなので、それは達成しているので、それで良いんでしょうね。

EVIL vs SANADA

公式戦の2試合目ということで、なんとなしに控えめな攻防で終わらせたという印象でした。2人の全力の一騎打ちはやっぱりメインにしてあげないと観られないのかも知れません。 

EVILのパラダイス・ロック

SANADAのイービル

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

掟破りの攻防は面白かったですね。SANADA選手のイービル(技名)には「うお」と声が出ました。

 

また、パラダイス・ロックはいろんな選手がSANADA選手と戦うと、狙いに行くのですが、掛け方がわからないことが多いです。ところがEVIL選手はタッグで何回もSANADA選手が掛けてるところを近くで見ているからか、スッと掛けましたね。学習能力が高いですね。

 

SANADA選手のインタビューで、今年はEVIL選手のほうが余裕がないという話をしていましたが、SANADA選手は負けてあげる余裕があるということでしたね。EVIL選手が勝てて本当に良かったです。

 

EVIL選手は次はKENTA選手ですね。そろそろボコにして欲しいです。

オカダ・カズチカ vs バッドラック・ファレ

G1でこういう試合をするのはやめてほしいです。

バッドラック・ファレとBULLET CLUBの場外戦

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

入場前のオカダ選手を襲うというあんまりない形でスタートした試合ですが、この試合ではいつもの邪道さんだけではなく、チェーズ・オーエンズ選手までも出てきてまして、随所に試合に介入するスタイルでした。
 

乱入が、介入がダメというのではなく、全然面白くないのがダメなんです。

 

ファレ選手を一人で暴れさせたら、なんかマズいことでもあるんですかね?それともチャンピオンのオカダ選手を必要以上に大きく見せようとしているのでしょうか。

 

この日、BULLET CLUBが3人がかりで攻撃しているのに、同じCHAOSのYOSHI-HASHIさんはサムライ実況席から微動だにしませんでした。

 

サムライTVで観てないので、このときYOSHI-HASHIさんが何を言っていたのかはわかりませんが、YOSHI-HASHIさんが出なかったおかげで、オカダ選手は1人で3人を蹴散らしました。これも盛り上がらなかった理由です。

 

YOSHI-HASHIさん、信頼回復の絶好のチャンスだったのに。

 

そして最後はジェリコ・キラー。

オカダ・カズチカのジェリコ・キラー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

オカダ選手のこの勝ち方ってプロレスファンに認知されているんでしょうか。

 

ファレ選手に勝つにはちょうどいい技なのかも知れませんが、僕としましては、我らがレインメーカーには、相手がたとえ規格外にデカいファレ選手であっても、しっかりレインメーカーを炸裂させて勝って欲しいです。

棚橋弘至 vs ザック・セイバーJr.

この試合の直後に僕はこうつぶやきました。

予想では、問題なくザック選手が勝つと思っていましたし、棚橋選手が負けることも、そんな悲観的なイメージではなく、当たり前に負けてしまうと想像していました。 

 

ところがところが、三角絞めを切り替えしての押さえ込みで棚橋選手が勝ちました。ザック選手のことが好きで応援していたのですが、棚橋選手のその見事な勝ちっぷりに思わず「やったー!」と言葉が出てしまいました。

 

ついに棚橋選手が「見えない力によってなぜか勝てた」ではなく、しっかりテクニックでザック選手を圧倒した勝ち方は、大変嬉しかったのです。

 

でも、その直後にザック選手がこれで3連敗となり、優勝するためにはもう負けられないところにまで追い込まれたことが悲しくなってきました。

 

扱いが悪くなると外国人選手は他所に行ってしまいます。ザック選手はまだまだ新日本プロレスで活躍してほしい選手ですので、それなりの扱いにしてあげて欲しいのに、先シリーズのYOSHI-HASHIさんのお守り、今シリーズは開幕3連敗。そりゃないんじゃないの?って気持ちになりました。

 

ここから連勝で盛り返すことを期待します。

 

それにしても、この試合の棚橋選手もよく動けていましたね。ハイフライフロー狙いでコーナーに上る時に、なかなか立てないように見えました。ああ、そうそう、棚橋選手ってヒザがアカンかったんやな、と思ったくらいで、他は全盛期を思わせる動きだったと思います。

 

何よりグラウンド技術でザック選手を上回って見せて、いつものように極まらないことにザック選手をイライラさせたのは良かったです。しかもグラウンドの攻防の時、棚橋選手は余裕の笑顔が見えました。そして笑顔からのアキレス固め。昔、こんなシーンをアントニオ猪木 vs 藤原喜明で観たような気がします。

棚橋弘至 vs ザック・セイバーJr.

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

これはバックスライドの攻防なんですが、今までありそうでなかった攻防でした。おもしろかったですね。こういうことをパッとやれるのが棚橋選手の懐の深さを感じます。

 

楽しそうにグラウンドを展開し、ちょっとコミカルな攻防を見せた後で、

棚橋弘至の逆ドラゴン・スクリュー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

メチャメチャ危険(たぶん)な逆回転のドラゴン・スクリューを使います。明るい棚橋選手と怖い棚橋選手のコントラストが素晴らしかったので、ここまでやられたら、もうザック選手は勝てません。

 

良い試合でした。

 

最後にザック選手のバックステージコメントです。

何なんだ、何なんだ、何なんだーっ!(※と叫びながらインタビュールームに現れ、ベンチに座ると脱いでいた片方のシューズを床に何度もたたきつけながら)もう本当に納得いかない! レフェリーが全然カウントしないじゃないか! これは言葉の壁なのか? でも「ワン・ツー・スリー」(※と、またシューズをたたきつけながら)なんてどこの国でも一緒だろう! 何なんだ、やってられない! ヒザ、首、体中が痛んでる。『G1 CLIMAX』をアメリカで開幕させるなんてところから、そもそも間違ってたんだ! 初戦の負けが全ての元凶だ! そしてオカダについては二度としゃべりたくない! アイツとはロンドンで戦って、必ずベルトを奪ってやるんだ! みんな俺が決勝戦に行けないと思ってるんだろう? でも俺は敗退することはない! 史上初めて、開幕3連敗から決勝に勝ち進んでやるからな! ここからは負けは絶対にあり得ない! ずっと内藤のことが一番嫌いだと思っていたが、今はオカダ、“カズチャン”のことが一番嫌いかもしれない。なぜならアイツは俺のベルトを持っているからだ! クソ!(※と、顔を上げた勢いで壁に後頭部を打ちつけてしまう)いてぇ! クソ、何だこの壁は! クソーッ!(※と、インタビューバックを剥がしてしまうが、その勢いで倒れ、インタビューバックの布にくるまってジタバタするが、やっと起き上がると)ここからは負けないからな!

なぜか棚橋選手の名前は出てこないのです。やっぱりザック選手のコメントは最高です。

飯伏幸太 vs ウィル・オスプレイ

ケガ人同士のメイン。オスプレイ選手が大事を取って札幌大会を欠場しまして、ちょっと休んで戻ってこられるんだから、たいしたことないんだろうと思っていたら、 ガッツリ肩から首からテーピングが施されていたので、これはなかなかの大怪我じゃないかと、心配になりました。

 

しかも相手の飯伏選手の技は、首にダメージを与えそうなのが多いでしょ?仮にオスプレイ選手が勝ったとしても、明日からさらにしんどくなるな〜と思ったので、ちょっとでもマズいな、と思ったら無理せず丸め込みでサラッと終わらせても良いよ、と思いながら観てました。

 

それがハードヒット、ハードヒットの連続。普通の人なら3回くらい死んでそうな攻防でした。

オスプレイ選手も一度死んだようです。

旋回してのライガーボムですね。

飯伏幸太のみちのくドライバー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

みちのくドライバーも出ました。投げ技もエグかったんですが、打撃もどれもこれもエグかったです。

ウィル・オスプレイのヒドゥン・ブレイド

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

僕的にはこの正面からヒドゥン・ブレイドが観ててキツかったです。観てるだけなのに痛いです。

 

命を削り合うような熱戦でしたが、ケガを抱えていると頭のどこかに、それが心配になってしまうので、この凄まじい攻防を素直に受け取れない自分がいます。

 

大事に至らないようにプロレスラーは日々トレーニングを積んでいるということはわかっていますが、プロレスラー側からは心配ご無用と言われても、心配になってしまうのです。

 

この2人がメインですごい試合をしても、ケガをしてるのが分かる状態で試合をしている以上はオカダ選手には勝てないな〜と思ってしまいます。

 

2つ前の試合でファレ選手とあんな試合をしてしまいましたが、オカダ選手はどこかを負傷してテーピングをしたまま出てくることは、そんなにありません。ケガで欠場というのも記憶にありません。

 

オカダ選手のレベルの違いはケガをしないことなのかな〜と思いました。無事これ名馬という言葉がありますが、

waterman.hatenablog.jp

ケガをしないことがスターの条件なのかもしれません。

 

飯伏選手にはオカダ選手と対戦するまでにできるだけ、ベストのコンディションに戻して欲しいです。

 

それではまた。

ありがとう!


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