全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

6.14 GHCヘビー級選手権試合 潮崎豪 vs 齋藤彰俊 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

今回はNOAHのGHCヘビー級選手権試合である潮崎豪 vs 齋藤彰俊の観戦記です。

潮崎豪 vs 齋藤彰俊

出典:プロレスリングNOAH公式ウェブサイト

NOAHの創始者である三沢光晴さんの命日が6月13日でしたので、天国の三沢さんに捧げる試合だったのだと思います。

 

残念ながらボクには三沢さんへの思い入れがないので、特に6月13日が来ても特別何も感じないのですが、この両者は三沢さんの最後の試合にリングにいた選手ですから、胸に去来するものがあるんでしょうね。

 

それは伝わってきました。齋藤選手が試合後にマイクで潮崎選手にありがとうと何度も言って感謝を伝えてましたが、齋藤選手はこの10年近くしんどかったんだろうな〜と思えました。

 

そういう感傷的な部分は抜きにして試合を振り返っていきます。

山田邦子と小橋建太

この試合の解説が山田邦子さんと小橋建太さんでした。

 

このところレギュラーのようにNOAHのABEMAでの中継に邦子さん登場するんですが、実に素晴らしいゲストっぷりを見せています。我らが新日本プロレスの中継でもプロレス経験者でもなんでもない解説者として元井美貴さんが出ておられますが、圧倒的に邦子さんのほうが仕事してます。

 

単純にボクが元井さんが苦手なわけですが、最近は喋りだす前に名前を見ただけでちょっとガッカリするくらいになってしまいました。なんでワールドはこの人を重宝がるんだろう?全く腑に落ちません。

 

それに比べて邦子さんは、実際のあのレスラーの皆さんと交流しておられるだけに、プロレス以外での選手の裏話がボンボン出てきます。芸人さんですから笑い話が多いので、シリアスな試合展開のときには似つかわしくない場合もありますが、全然許される範囲内だと思います。

プロレスの技術解説が出来ないわけですから、ただファンよりもプロレスラーを至近距離で見られる、話せる環境にあるわけですから、その特権を生かした話を放り込んでもらわないと、わざわざ中継で喋ってもらう意味がないのです。

 

また選手のデータについては実況の人が持っているでしょうから、実況の人が持ってるデータとかぶってることはいらんのです。そこへ行くと邦子さんは実況の人が持ってないデータしか出しませんから、実に貴重です。聞いてて楽しいです。

 

NOAHの中継は邦子さんをブッキング出来てることはかなり大きいです。ファン拡大にもつながっているでしょう。

 

かたや技術解説に呼ばれているであろう小橋建太さんが邦子さんの素晴らしさに相反してヒドいです。

 

何を言ってるのかわからないことが多いです。本来話し上手ではないんでしょうし、現役時代もマイクやバックステージコメントで気の利いたことを別に話さねくても良い団体だったので、お喋りが上手いわけがないんですが、それにしたってひどかったです。

 

それでも熱狂的な小橋ファンにとってはたまらないんですかね?ボクは現役当時から大嫌いだったので、苦痛でした。

ほぼ腕の打撃がのみ

さて試合についてですが、そんなに面白い試合ではなかったと思います。ボクが新日ファンだからというのもあるでしょうね。好みの問題です。昔から全日が大好きだったファンの人にはいい試合に見えるんじゃないかと思いました。

 

テンポがゆったりしてて、昔ながらの全日スタイルだな〜と思いました。細かいテクニックの攻防はほぼなく、当たって叩いて投げて終わりという感じでした。

 

その試合を構築しているのが、かつて新日でも活躍した齋藤選手であるというのが面白いですね。

 

齋藤選手といえばボクはどうしても誠心会館のメンバーとして新日に乗り込んできたときのクソ生意気な若造の空手家、齋藤彰俊を思い出してしまいます。

 

今やその面影は全く無く、完全にプロレスラーです。

 

そりゃそうです、NOAHでプロレスラーとして活きた時間のほうが新日で活躍した時間よりも遥かに長いでしょうからね。どこを切り取ってもNOAHのプロレスラーという感じがします。

 

それはファイトスタイルにも出てまして、得意技こそスイクルデスというジャンピング・ハイキックで蹴りになっていますが、攻撃のほとんどは腕による打撃でした。

 

しかもどれも強烈。手刀では潮崎選手の腕がちぎれそうでしたし、エルボーでは潮崎選手の首が飛んでいきそうでした。

 

蹴りを全面に押し出した闘いっぷりを想像していたので、良い意味で期待を裏切られました。

 

下半身が空手着みたいなのを履いてて、どんな足をしているのかわかりませんが、上半身はゴツいのがひと目で分かりますから、こっちのほうが観る側的にはしっくり来ますね。

 

ジャーマン・スープレックスも飛び出しましたが、こちらはある意味NOAH的というのかキチンとブリッジしない形で出してまして、個人的にはイマイチでした。

 

でも、バックドロップは齋藤の名に恥じない切れ味でした。

齋藤彰俊のバックドロップ

出典:週刊プロレス

いつからリングでこの技が出せるようになったのかは知りませんが、長らく出すのを躊躇ったでしょう。そう思うと、ここまでのバックドロップが出来るんだから、もう安心です。前に進めるんじゃないでしょうか。

三沢と小橋を足して2で割った感じ

NOAHでデビューした選手なので、潮崎選手のことはあんまり知りません。ただ、男前やし、体もそこそこデカいからきっとNOAHのエースになるんだろうな〜と思っていたのに、全日に行っちゃったりして、また帰ってきて、なんだか落ち着かない選手だな〜という印象でした。

 

全日系の選手はコロコロ移籍しないものだというイメージがあるので、出戻りの選手がチャンピオンになることにちょっと驚きもありました。

 

でも、試合を観るとやっぱり自分の原点はNOAHであること、今後NOAHを盛り上げていくという使命を背負っていく覚悟が見えたように思います。

 

ず〜っと前に観たときよりも遥かにカッコよく逞しくなっていました。これなら「I am  NOAH」と言っちゃっても違和感ないんじゃないですかね。NOAHファンからは支持を得てるのかはわかりませんが。

 

ただ、試合はもうひとつでした。

 

この試合が三沢光晴メモリアルという意味もあるんでしょうけども、だからこそあえて潮崎豪のプロレスをもっと押し出したほうが良かったように思います。

 

会社自体も変わったし、リングもロゴも変わりました。いつまでも過去を引きずらなくても良いんじゃないかと思いますし、ここから潮崎選手自身も前へと進んで欲しいです。

 

闘いっぷりは三沢さんと小橋さんを足して2で割ったような感じでした。どっちもオリジナルよりもスケールがちっちゃくなっちゃってましたね。

 

マシンガン逆水平チョップは小橋さんのフォームに似てましたが、スピードは足らず(ま、散々齋藤選手に腕攻めを食らっていたので仕方がない部分もありますが)フィニッシュも三沢さんのローリングエルボーからの

潮崎豪のローリングエルボー

出典:週刊プロレス

三沢さんのエメラルド・フロウジョンからの

潮崎豪のエメラルド・フロウジョン

出典:週刊プロレス

小橋さんの豪腕ラリアット

潮崎豪の豪腕ラリアット

出典:週刊プロレス

という先輩の技のオンパレードで終いでした。

※確かラリアットは潮崎選手もフィニッシュに使ってたんでしたかね?だったら小橋さんの技というのは間違いかも知れませんね。

 

NOAHファン的にはこれでありなのかも知れませんが、ボクは最後は潮崎選手自身の技で締めてもらいたかったですね。いつまでも過去の栄光にすがるなよと思ってしまいました。

 

とはいえ、相手の攻撃を受けに受けて、試合を成立させるというのは王道スタイルだと思います。ほぼ攻撃していたのは齋藤選手でしたし。

 

清宮海斗選手にその座を明け渡すのはまだ早いと思いますので、ここから王道の防衛ロードを作り上げて欲しいです。

 

この試合は好みではありませんでしたが、今後どんどん試合が良くなっていく(ボクが好きになる)ような予感がしました。

 

それではまた。

ありがとう!


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