全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

想像を超えていく戦い:DOMINION 6.9 In OSAKA-JO HALL 観戦記3

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

DOMINION観戦記はまだまだ続きます。どうかお付き合い下さい。今回取り上げますのはIWGPジュニアヘビー級選手権試合でございます。

ドラゴン・リー vs ウィル・オスプレイ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

名勝負でした。オスプレイ選手もベストバウトマシーンですね。 

www.loca-neo.com

ここに髙橋ヒロム選手の出現を期待していたので、出てこなかったことは多少ガッカリしていたとは思います。でも、ヒロム選手が出てくるだろうから、リー選手が勝ったほうがしっくり来ると予想していたところ、オスプレイ選手が勝ちまして、リー選手よりオスプレイ選手のほうが好きなので、そっちの喜びが勝ってしまい、ガッカリが吹き飛びました。

新日愛溢れた2人の清々しいタイトルマッチ

握手から始まり、

ドラゴン・リー vs ウィル・オスプレイ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

最後は2人ともマットに頭をつけて礼をして、称え合って終わるという、

ドラゴン・リー vs ウィル・オスプレイ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

まるで新日の道場で若き日から共に切磋琢磨してきた同士が、ついにタイトルマッチの晴れの舞台で、激突したような、そんな清々しさがありました。

 

2人から表面だけの新日愛ではなく、魂の部分でも新日本プロレスを愛してくれているんだろうな〜と思えて嬉しくなりました。リー選手が好きになれないなんて書いてきましたが、この試合で好きに傾きました。今までごめんなさい。

ミラノコール

この試合において忘れちゃいけないのが、解説のミラノコレクションA.T.さんです。

この見事なリー選手のトペ・スイシーダにミラノさんが巻き込まれてしまったのです。

 

このところ、試合に巻き込まれることの多いミラノさんですが、次からも期待してしまいます。特にジュニアの試合では、このトペ・スイシーダのようなリングから場外に向かって飛んでくる技が頻繁に出ますから、解説席が巻き込まれることはザラにあるでしょう。

 

それでも机の上がグチャグチャになったりする程度で、選手の技を一緒にもらうということはあんまりありません。元プロレスラーであるミラノさんだからこそできる体を張った芸です。本来ヤングライオンがやる仕事を、プロレス愛が強い過ぎて、身を挺してレスラーを守ったとも言えます。

 

このミラノさんの行動に大阪城ホールのお客さんは感動して、ミラノコールでミラノさんを讃えました。

このシーンがこの試合のアクセントになって名勝負を生み出したのです。

 

今後も事あるごとに巻き込まれて下さい。

想像を軽々と超えていく戦い

もちろん体を張ったのはミラノさんだけではございません。試合をしている2人だって当然体を張って我々を楽しませてくれたのですが、体だけでなく頭もフル回転させて、我々をたっぷり驚かせてくれました。

 

長らくプロレスを観ていますと、この選手のこの体制はこの動きに連動してこの技につながる、なんてことが予想できるようになってきます。お約束のムーブですから、大抵は予想通りに選手は動いてくれます。

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昨日の観戦記の中で、このお約束を必ず実行するのが内藤哲也選手で、だから嫌いだなんて書いてきましたが、お約束を待っている自分もいますので、取りようによっては、単なる内藤選手への言いがかりともとれる言い草です。

 

僕のわがままなところなんですが、お約束を連発されると飽きが来て、もうちょっとひねれよ、と思うし、お約束を何もないと、物足りなくなってしまうのです。その辺のさじ加減が内藤選手の考えるベストな出し加減と僕の好きな出され加減が違うんで、内藤選手が苦手となるんです。

 

で、この試合ではそのお約束の出現の程度がちょうど良かったということです。それゆえに僕はこの試合を名勝負と呼んでしまいます。

 

しかも、お約束にはない流れになるムーブも飛び出すわけです。僕の凝り固まった想像を軽々超えていくムーブが飛び出すのですから、楽しくなってしまいます。

ja.wikipedia.org

驚きは瞬間的な状態であり、すぐに喜び悲しみ恐れといった感情に変化する。危険に結びつかない驚きは楽しみであり、遊びの大きな要素のひとつである。びっくり箱は名前までそのままである。また、恐怖や怒りに転化しない驚きは好奇心を引き起こす。教育の現場における理科の実験には時にそのような効果が求められる。いわゆる理科離れに対して起こった科学実験のブームには特にそのような面があり、米村でんじろう実験などにそれが見られる。

この試合ではまさに驚き→楽しみになっていました。

 

たとえばこちらのムーブ。

ウィル・オスプレイのティヘラを着地

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

エプロンにいるオスプレイ選手にフランケンシュタイナーかティヘラか、でリー選手が場外に投げました。リング上ではちょいちょいオスプレイ選手が見せるムーブですが、これをエプロンから場外という段差のあるところでも決めてみせたのです。

 

そして、このリー選手の得意技でもある相手をコーナーに逆さ吊りにしておいてからのフットスタンプ。

ドラゴン・リーのフットスタンプ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

実はこの前に通常のリング方向にオスプレイ選手をぶら下げて放つのを狙ったんですが、阻止されたので、もうこの日はこの技は出ないかもな〜と思っていたのですが、今度は何と場外方向にオスプレイ選手をぶら下げて放ちました。

 

内藤選手の批判ばっかりで申し訳ないですが、こういう時に、もう1回全く同じことをやるのが内藤選手なんです。リー選手はアレンジを加えてきて、驚かせてくれました。
 

さらにこの2人は、技の返し方に今まで見たことがある返し方に加えて、今まで見たことがない返し方を混ぜていたり、同じ技を出すにしても、いつもと違うタイミングで出してきたりします。

 

散々プロレスを観てきて、大体のムーブが頭に入ってきて、試合を凝視しなくても大体の展開は読めてしまうようになってしまった気になっている、ナメたプロレスファンである僕の頭をガツン!とぶん殴るような試合展開でした。

 

そして最後は日本の龍(鷹木信悟選手)を退治したトップロープからのオスカッターからのストームブレイカーというオスプレイ選手の最上級の技で勝負は決しました。

ウィル・オスプレイのスーパーオスカッター→ストームブレイカー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

リー選手に対する最大の賛辞でしょう。

 

オスプレイ選手も(この日G1に出場したいといった選手が何人かいました)G1に出場したいとおっしゃっております。

ジュニアのベルトを持った状態で『G1 CLIMAX』に出場したいんだ。ジュニアにはその価値がないのか? それを考えてみて欲しい。ジュニアのチャンピオンが『G1 CLIMAX』に挑戦する。あえて俺をその中に入れろ、と俺は主張する。このトロフィーを持って、『SUPER Jr.』の優勝のトロフィーを『G1』のトロフィーに変えてみせる!

もうこれだけの試合をやっていただきましたので、これくらいは言っても全然OKです。実際、観たいですし。でも、そうなると昨年出たのに今年出られないという人が出てくるということで、どうなるのやら。

 

それではまた。

ありがとう!


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