元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
まだ日曜日の試合も観てないのに、本日29日火曜日も試合があります。ライブ配信でないだけでこんなに混乱するとは思いませんでした。正直なところ、リアルタイムでは誰が優勝しそうで、誰がそろそろ脱落なんてことも理解していません。
ということで純粋に試合だけを楽しみました。
予想はどうなったかとともに、さっそく振り返ってみます。
タイガーマスク vs フリップ・ゴードン
絶好調のタイガー選手にとうとう土がつきました。ここまでタイガー選手に関する予想は全部はずしているのですが、ゴードン選手に負けるというのもはずしてました。タイガー選手は、僕の予想ではゴードン選手にだけ勝つでしたから、僕の予想が全部はずれるとタイガー選手が優勝することになります。
それもまた、おもしろいかもしれません。
さて試合です。ゴードン選手は派手さのピークが入場時のバク宙しながらのパンツ脱ぎで、そこからどんどん地味になっていくのがちょいと残念な気がします。フィニッシャーが【フォーフリッピースプラッシュ】と言うそうですが、これがスワンダイブ式のファイヤーバードスプラッシュといった技なんですが、ロープの上に正座の形で乗ってからのファイヤーバードスプラッシュなんです。
低いけど速いというところなんですが、飛び技がこれしかないというのなら良いと思うのですが、その場飛びのシューティングスタープレスやタイガー選手にかわされてしまいましたが、コーナー最上段からひねって落ちる技を仕掛けてまして、それらのほうが派手です。
おそらく【フォーフリッピースプラッシュ】はオリジナルだからフィニッシュに使いたいというのはよく分かるのですが、それなら出し方をもう少し考えたほうが良いんじゃないかと思った次第です。まだキャリア浅いし、これからどんどん良くなるはずですので、精進して欲しいです。あ、上から目線ですみません。
かたやタイガー選手は、以前から気になっていた技の雑さがなくなっています。タイガードライバーも以前は途中でクラッチが外れちゃったって感じの落とし方に見えて、ヒヤヒヤさせられたものでしたが、ここのところはキチンとクラッチしてます。こんなホメ方、ベテランにするのは失礼なのですが、正直なところ、そう感じてしまいました。ごめんなさい。
※空中姿勢も素晴らしい
タイガー選手の技についてはまだ3つあります。まずケブラドーラ・コン・ヒーロです。風車式バックブリーカーですね。元々はクルッと回してヒザに叩きつける技だと思うのですが、今回のカメラ位置がちょうど真横だったので、タイガー選手のヒザが全然立ってないのがよく見えてしまいました。だから、ティルトスラムみたいになってましたね。これは雑です。
それからツームストン・パイルドライバーからのダイビング・ヘッドバッドの流れは久しぶりに見てワクワクしてしまいました。初代タイガーのお弟子さんなんだな〜と嬉しくなりました。決まればもっと良かったんですが・・・。
最後にソバットですね。かつて宮戸優光選手が使用していた低いソバットを多用しておられます。でもね、タイガーと言えばローリング・ソバットです。名作ゲーム『APPOOOH』において、タイガーマスクがモデルになっているTIGERMANというキャラクターの必殺技はローリング・ソバットでした。
実際の初代タイガーマスク選手は必殺技としては使用していなかったのですが、ゲームを作っている人が必殺技にしてしまおうと思うほどのインパクトがあった技なのです。
だから、低いソバットではなく飛んで欲しいわけです。いかなる状況でソバットを使うにしてもジャンプして相手のアゴとかノドとかに炸裂させてほしいのです。
ということで、今後もタイガー選手の活躍に期待しています。
ACH vs YOH
う〜ん、やっぱりACH選手はしんどいですね。こんなコンディションの選手に負けなきゃいけないYOH選手がちょっと気の毒になってしまいました。
CHAOSというヒールユニットに籍を置いているわけですから、あんなに大きなテーピングをしているACH選手の左肩を一切狙わないというのはかなり不自然なわけですが、ひとたび肩を狙ってしまうと、おそらく全然試合にならないんでしょう。テーピングに気がついてない感じで試合してました。
そんな状況下でYOH選手は本当によくやったと思います。
※素晴らしいトラースキック
でも、結局あんまり持ち味が出せないままに終わっちゃいました。これからACH選手と当たる人はみんなこんな感じになってしまうのかな?残っているのはタイガー選手と石森太二選手とBUSHI選手か。みんな肩狙うか。
ちなみにこの試合の予想は当たりました。
石森太二 vs 金丸義信
NOAHのことはあんまり知らないんですが、聞くところによると石森選手は金丸選手に勝ったことがないそうですね。そろそろ勝ってもおかしくないタイミングで激突したということになるのでしょうが、石森選手がヒール化したことで勝ちにくくなってしまったような印象です。
何しろ、ヒールの立ち振舞としては金丸選手のほうが何枚もうわ手。現在必死にヒールになりきろうとしている石森選手に、ヒールってのはそうじゃないんだよ、こういう風に技をだして、こういう風に見栄を切って、こういう風に動くんだよと石森選手にレクチャーするような試合に見えました。
コメントもダメでした。
石森「(※インタビュースペースに座り込んで)チキショー! ああ! 金丸! デビューして16年、17年目になるけど、1回もあいつに勝ったことないよ。チクショー! なんだよ、ホントに。(ウィスキーが)目に染みるなあ……。お前なんか、酒飲んで寝てろ!」
今は目の前のリーグ戦をきちんと消化することでいっぱいいっぱいでしょう。このリーグ戦が終わったら、しっかりヒールとしてのあり方を見つめ直して、良いヒールになってほしいものです。
ちなみにこの試合は予想がハズレてしまいました。
ウィル・オスプレイ vs BUSHI
僕の予想に反して、BUSHI選手がオスプレイ選手に勝ちまして、これで大阪城ホールの次のタイトルマッチ、挑戦者はBUSHI選手で決まり!って感じにはなりましたが、どうにもBUSHI選手の体のキレが悪いような気がして心配です。
試合も序盤BUSHI選手から仕掛けて、悪い事やってというヒールらしい戦いを見せたのですが、それタイガーマスク戦でやってたパターンよね?と思ってしまいました。調子のいい時のBUSHI選手なら、こんなスタートを2回連続でやるってことはないと思ってしまいました。
しかもBUSHI選手の持ち技で一番キレの良いトペ・スイシーダは繰り出せませんでした。アレを観るだけでBUSHI選手の試合を観たな〜という感じになるんですが、残念です。
それとセカンドロープからミサイルキックをやったあとにウインド・ミル?で起き上がります。アレのキレも悪かったように思いました。疲れが出てきてるのかな?
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは制御が不能なだけでヒールユニットというわけではないけども、ヒール感を漂わせているので、試合の中に反則を織り交ぜるのは致し方ないことなのですが、BUSHI選手の場合はむしろ、こういうシングルのリーグ戦においては反則をしなくてもキチンと魅せることができる技量を持っているところをお客さんに見せてつけて欲しいところなんですが、やっぱり体調が悪いのかな?心配です。
※この技の決まり具合は素晴らしいです。
かたやオスプレイ選手は、首がやっぱり良くないようですが、ACH選手とは違って痛がりはしますけど、テンポを悪くすることなく試合を進めていたのは、IWGPジュニアチャンピオンとしてのプライドでしょうか。素晴らしいです。
前回Aブロックの感想を書いたときは、Aブロックは盛り下がって見えたのですが、
今回もBブロックに比べると盛り下がって見えました。なんとなく、みんなテンションが下がっているような気がします。もう少しリーグ戦は続きますが、ケガのないようにプレイして欲しいです。
それではまた。
ありがとう!