全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

テクよりもパワーが勝った日:5.18 BEST OF THE SUPER JR. 26 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

昨日のAブロック公式戦は地味な印象でした。まだ公式戦は3戦目なのですが、大体の試合のパターンはこの2日で出ちゃったのかな?という感じがしまして、悪いわけではなかったのですが、あんまり僕自身盛り上がれませんでした。

 

メインも良かったんですが、第2試合の邪道 vs 外道が楽しかったです。それでは公式戦、振り返っていきましょう。

パワー>テクニックという試合

SHO vs TAKAみちのく

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

そもそもMASAみちのくという選手がいまして、その後その選手がザ・グレート・サスケという名前に変わって、その後MASAみちのくのリングネームを引き継ぐ形でデビューしたのがTAKAみちのく選手でした。最初から、ずいぶんと気の毒な名前をつけられてしまったな〜と思ったものです。

 

そんな変な名前の選手が今もなお活躍しているとは思いもしませんでした。今になって冷静にTAKAみちのくってリングネーム、変だな〜と思いながら観ていました。

 

SHO選手も柔術を習っているということで、この試合はテクニックとテクニックの勝負になればいいなと思っていたのですが、もちろんそういうシーンも有りましたが、結局のところSHO選手がパワーでTAKA選手を押し切ったという試合でした。

TAKAみちのくの複合関節技

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

様々な体勢からすぐにジャスト・フェイスロックに持ち込めるTAKA選手ですが、このシリーズでは相手がロープに逃げようと伸ばした手をも一緒にクラッチしてしまうディックキラーという技を繰り出しいました。逃げようとした部分を決めてしまうのは、さながらザック・セイバーJr.選手的で楽しいです。

 

で、今回はさらにもう一本の腕も絡め取って極めるという荒業を見せました。それが上の写真の技です。こういう展開する関節技が好きです。

 

これに対してSHO選手も腕ひしぎ十字固めとか繰り出しますが極めきれませんでした。

 

TAKA選手に負けじと相手がロープに逃げたら、逃げた腕やら足やらも取って複合的に極めたり、極める場所を変えたりしてのコッテリとしたサブミッション対決を所望していたのですが、

SHOのラリアット

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

どっか〜んとラリアットで動き止めてのショックアローで終いでした。ケガした右腕をぶん回すことなく勝って欲しかったです。

指>ヒザという試合

タイガーマスク vs マーティー・スカル

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

メインでヒザを巡る攻防をすることになっていたので、タイガー選手のヒザを狙っての攻防は御法度だったのか、スカル選手はタイガー選手のヒザを一切狙いませんでした。

 

スカル選手が得意とする(多分)指への攻撃を中心とした試合になり、結局割と普通のスカル選手の試合になりました。

マーティー・スカルの指攻撃

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

実はスカル選手ならどういうヒザ攻撃を見せてくれるのか楽しみにしていたので、ちょっと残念でした。これまでと違ったのは、やんわりとブロディ・キング選手が介入したところでした。

 

タイガー選手はヒザに負担かけないようにと、入場の時のコーナーに登るのをやめました。それなのに、雪崩式の攻撃もするし、

タイガーマスクの雪崩式ダブルアーム・スープレックス

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ツームストン・パイルドライバーは、ほぼ毎試合使います。タイガーマスクというキャラクターのアイデンティティであるコーナー最上段に登ってのポーズを捨てることよりも、ヒザに負担を掛けない試合の組み立てができるように考えたほうが良いんじゃないかと思います。

やっとヒザを狙わないヤツが出てきたかと思ったら、今度は指かよ……。指って、反則じゃないの? どうなんですか?

これはタイガー選手のバックステージコメントですが、やっと狙わないやつが出てきたって、狙わないやつが出てくることを期待してたのか?と驚きました。アホ過ぎです。

 

ここから巻き返すというようなこともおっしゃってますが、この内容でそんな事が起きたらBEST OF THE SUPER JR.26(以下BOSJ)が盛り下がるのでやめて欲しいです。

 

そういえば、スカル選手がブラック・プレイグに入る前のエルボーがなかなか強烈でした。何気にスカル選手のエルボーはアッパーエルボーもそうですが、しっかり体重が乗ってて、好きです。

 

この試合では、本当はクロスフェース・チキンウイングで終わらせるつもりだったのを、タイガー選手が抵抗したので、ガツンとアゴに本気のエルボーを叩き込んで、チャチャッと終わらせたという印象でした。

 

やっぱりタイガー選手はもうBOSJで勝負できる選手ではないんじゃないでしょうか。

パワー>テクニックという試合2

ティタン vs 石森太二

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

石森選手の試合は盛り上げきれないまま終わってしまうという試合が多いような気がします。一人で試合を作るわけではないので、石森選手に一人の責任ではないのですが、やはり前チャンピオンですから、試合を引っ張って行って面白くしてほしいものです。

 

マスク剥ぎというのを試合のアクセントとして使いましたが、ティタンの選手の中身が誰であっても別にどうでも良いことなので、精神的な揺さぶりをかけるとか、ヒール感の演出とか、そういうことなんでしょうけども、それよりルチャのテクニックに対抗する石森選手というのを観たかったです。ヒールユニットにいるからってムリしてヒール感は出さなくて良いんです。

 

ルーツにルチャがある石森選手ですが、普段の試合にはルチャ感はあんまり出てないと思うので、それを生粋のルチャドールに対して発揮して欲しかったです。マスク剥ぎなんていらんのです。いっそマスクに手をかけるなら、クルッと回して前後ろ逆にしたりして、視界を奪ってムチャクチャにするくらいのことはして欲しいです。

 

紐が緩んでいつもと視界が違って技が出しにくい程度のことは、僕らはミラノコレクションA.T.さんの解説があるからわかりますが、解説なしで観てるお客様にはわかりません。

 

それに、マスク剥ぎは鈴木軍もするのでカブってます。それも良くないです。

 

ティタン選手の動きは良いと思いますが、顔がほとんど見えないマスクということもあって、どういう感情なのかがわかりにくいのが問題です。だから、ただ技を出し合っているだけに見えてしまいます。僕のルチャが苦手な部分が色濃く出るタイプのルチャドールです。だから僕自身、あんまり盛り上がり切らないんです。

 

この辺が同じルチャドールでも感情が見えるドラゴン・リー選手とは違うところです。

ティタンのインモルタル

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

すごい技だな〜と思ったインモルタルが前回の鷹木信悟戦に続いて、フォールに入るときに後転されて逃れられました。返すとしたらそれしかないということで、そうなってしまうのかも知れませんが、これが続くと、観てる側としてはどうせまた返されるだろうなと思ってしまうので、フォールではなく、ギブアップを狙うことに重点を置いて欲しいです。

 

そのインモルタルを返して、ジャンピング・ニーと

石森太二のラリアット

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ラリアットで動きを止めてのブラディークロスでフィニッシュでした。テクニックで対抗するのではなく、パワーで押し切った試合でした。ブラディークロスの前にサイファウタキも盛り込んでもらったほうが好きです。

パワー>テクニックという試合3

ドラゴン・リー vs ジョナサン・グレシャム

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

初めにお互いの負傷箇所は狙わないで試合しましょうと決めてから、試合をスタートさせたんでしょうか。リー選手はグレシャム選手の指を狙わなかったし、グレシャム選手はリー選手の右肘を狙いませんでした。

 

どうにも指が痛くて本領を発揮できていないと言っていたグレシャム選手ですが、この試合ではかなり本領は発揮できていたんじゃないでしょうか。これまでで1番トリッキーでした。でも、結果がついてきてないので結構落ち込んでいる様子。

俺がここ、ニュージャパンにいることは場違いなのかな? 正直な思いだ。できるなら、そうは言いたくないんだけど。でも、そう思ってしまう。

試合後にこんなことを語ってしまったグレシャム選手。めげずにまだまだ見せていないテクニックもあるでしょうから、このシリーズで存分に見せて欲しいです。

 

ただ、相手がそこそこやれる選手でないと、いい感じの攻防が見せられないし、飛び技はやってますけど、まだ前回来たときみたいに派手なシューティング・スター・プレスは出してませんから、場違いとかいう前にどんな試合をすればお客さんが湧くのかをもう少し考えたほうが良いでしょう。

 

僕はグラウンドでクルクル回るような展開好きですけど、ザック・セイバーJr.選手の試合でもそんなサブミッションは総合でやれ、と批判するファンがいるくらいですから、受け付けないファンもたくさんいます。だから、そういうファンをどうやって納得させられるかを考えて欲しいです。そしたら、勝ち星も増えるんじゃないでしょうか。

 

最終的にはこの試合もまた、リー選手のパワーで押し切った感じでした。

ドラゴン・リーのニー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

パワーvsテクニックの試合が続いてますが、2試合はパワーの勝ちでした。最高のテクニシャンであるであろうグレシャム選手に一矢報いて欲しかったのですが、現チャンピオンに勝てるほどの評価は得てなかったようです。残念でした。

パワー>テクニックという試合4

鷹木信悟 vs 金丸義信

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この試合もまたパワーvsテクニックの試合でしたが、テクニックの意味合いが若干違います。さすがメインと言った内容でした。ヨソから来た選手にメインを獲られるのは新日生え抜きの選手は悔しいでしょう。でも、これが現実です。今日のカードでメインにふさわしいのはこのカード以外にないので、仕方がないですね。

 

タイガーマスク戦でもヒザ中心の試合をした金丸選手。この試合もまた、ヒザ中心の試合をするわけですが、前回とはちょっぴり違うヒザへの攻撃方法に、日頃から試合では頭を使えと言っている金丸選手の面目躍如の内容だったのではないかと思います。

金丸義信の机へのニークラッシャー

金丸義信のヒザ固め

金丸義信の四の字固め

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

机を叩き割ったニークラッシャーから始まりまして、ヒザの裏に足を当てて引っ張る名前のわからない技、そしてタイガー戦でも炸裂したフィギュア・フォー・レッグロック。パワフルにガンガン動き回る試合をする鷹木選手が全然動けませんでした。

 

実にわかりやすい構図。どっちを応援したら楽しいのかひと目で分かる攻防。勧善懲悪。こういうの大好物です。

 

解説席にいたタイチ選手が試合に加入し、更に大ピンチに陥りまして、ついに鷹木選手が負けてしまうんじゃないかとハラハラしていたら、ウイスキーミストをイスで防いでからの、掟破りの逆ウイスキーミスト炸裂。

鷹木信悟のウイスキーミスト

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

全く薄めていない(鷹木信悟談)ウイスキーミストの威力を金丸選手自身が身をもって体験してしまい大逆転。一転して金丸選手の大ピンチにまたしてもタイチ選手が介入しようとしますが、

タイチの介入を阻止するヤングライオン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

これをヤングライオン勢が全力で阻止しました。まるで鷹木選手が新日本隊のメンバーであるかのようなファインプレイでした。

 

最後はヒザも腕も痛めている人とは思えない動きのパンピング・ボンバーからのラスト・オブ・ザ・ドラゴンでフィニッシュでした。勧善懲悪のプロレスらしい良い試合でした。

 

テクニックよりもパワーが上という試合が続き、若干飽き気味でメインを迎えましたが、タイチ選手も含めて役者が揃うと、やっぱりしっかりした試合が成立するものです。

 

鷹木選手は、どうもこのまま最終戦のvs石森太二まで全勝で行きそうな感じですね。全勝を止める可能性があるのはリー選手くらいでしょうかね。ちなみにその試合は5月23日に行われます。どうなるでしょうか。

 

鷹木選手はおしゃべりも上手ですから、最後を安心して任せられますし、今後もメインを張ることが増えるでしょうね。僕としては鷹木選手をまるまると太らせてからSHO選手が倒すという展開を希望します。

 

今回も楽しかったです。

 

それではまた。

ありがとう!


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